水やり簡単、移動も楽々! ヴィクトリアンな木製鉢カバーの作り方

ヴィクトリアンな木製鉢カバーを作りました。大きな鉢は水やりや移動が大変ですが、簡単に植物の世話ができるよう工夫しました。見た目良し、機能良しの鉢カバーの作り方ハウツーです。
ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー

ヤシの木の下で眠るのが夢

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
これは私の寝室です。南の島へ旅行に行く度に「毎日ヤシの木の下で眠れたらなあ」と思っていました。それなら寝室に大きなヤシの木を置けばいいのではと思いついて、ブラジルヒメヤシとメキシコケンチャヤシを育てることにしました。

第一の工夫:鉢カバーの中にじょうろを収納

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
これはヤシの木のために作ったヴィクトリアンな鉢カバー。なかなか良いものが見つからなかったので自分で作ってみました。植物を育てるための工夫をいろいろ盛り込みましたよ。

第一の工夫は収納。鉢カバーの扉を開けると中にじょうろを収納できるんです。じょうろの置き場所って意外に困るんですよね。

第二の工夫:水やりが簡単

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
第二の工夫は受け皿。植物の受け皿は水をためっぱなしにすると根腐れしやすくなります。でも大きな鉢の場合は持ち上げて皿の水を捨てるのも一苦労。そこで内部に棚を作りました。植木鉢は鉢カバーの縁にひっかけてあり棚に乗せた皿と離れているので、滴り落ちた水もぱっと捨てられます。

第三の工夫:移動も楽々

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
第三の工夫は移動用キャスター。毎日掃除機をかけているので簡単に移動できるキャスターつきの植木鉢がほしかったんですよね。片手で植木鉢を移動できるので掃除がずっと楽になりました。こういう鉢カバーが最初からお店で売っていたらいいのに……。

でも売ってなければ自分で作ればいいじゃない! というわけで以下作り方です。

【1】木材をカットする

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
メインの材料はMDF板モールです。ダンボールの模型を元に設計図を描いて、ホームセンターで1800×910×10ミリのMDF板を寸法ぴったりにカットしてもらいました。1カット30円でした。大きな木工作の場合はお店で切ってもらうと楽ですね。今回は2つの植木鉢カバー&花台を一度に作ります。

MDFは木材を細かくして煮沸した後に樹脂や接着剤を混ぜて板状に成形したもの。板と違って反りやねじれがなく、物によってばらつきがないので工作に向いてる。若干釘が効きにくいが安いのででよく木工作に使ってます。

【2】モールをつける

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
飾りのためのモールをカットして接着剤で板につけます。接着剤が乾いたら細い釘でモールを固定します。MDFは釘がききにく、割れやすいのであらかじめルーターで下穴をあけたあとに釘を打つと良いですよ。

【3】モールのパテ埋め

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
ノコギリで切ったモールはこのように若干隙間があいてしまうことがあります。その場合は木の粘土を練ったものを隙間につめてサンドペーパーでヤスリがけをすると目立たなくなります。また釘の頭を隠すのにも使えます。

【4】カービング飾りをつける

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
正面の扉にはカービングの木製飾りを取り付けました。AliExpressで購入しました。このような飾りがあるとぐっとエレガントに見えますよ。

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【5】組み立て

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
パーツの組み立てをします。接着剤で仮止めしてからルーターで下穴をあけて釘を打ちます。内部に植木鉢と受け皿の高さに合わせた棚を作りました。この棚は100円ショップで購入したミニ棚受け(ブラケット)で固定しました。

【6】キャスターをつける

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
底にはこのようなキャスターをネジ止めしました。ホームセンターで購入。キャスターは重量制限がありますので、植木鉢の重さに合わせて適切なものを選びます。これもMDF板はネジがききにくく割れやすいので下穴をあけてからネジ止めします。

【7】木部ステイン塗装

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
塗装に移ります。木部用ステインを全体に塗ります。大きい鉢カバーと小さい鉢カバーで別の色を使用しました。

【8】ステインを塗り重ねる

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
ステインを塗り重ねると深い色になりますので自分の好みの濃さで重ね塗りをやめます。これは3回重ね塗りしました。色が微妙に違っているのがお分かりになりますでしょうか。

【9】ウレタンニスを塗る

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
次に水性のウレタンニスでコーティングします。水やりで鉢カバーがびしょびしょに濡れることはありませんが、一応防水のために内部もウレタンニスを塗りました。つやつやした輝きが出ました。

【10】メタルパーツをつける

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
最後にメタルパーツをネジ止めします。扉の部分につまみとフック、扉の部分に蝶番(ちょうつがい)。どれも100円ショップセリアで購入しました。

【11】完成!

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
完成です! 板やモールの寸法は植木鉢の大きさ、好みの高さによって違ってくるのでこの記事では割愛しました。ただあまりに高すぎる鉢カバーだと、上の方に重心(植木鉢の土や水)があって倒れやすくなりますからどうぞご注意を。

土が気になる方はマルチングをどうぞ

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
鉢植えの土がむき出しになっていることが気になる方もいらっしゃるかも。そんな時はマルチング(土の上を覆うこと)するといいですよ。石やバーク(ウッドチップ)がよく使われますが、土が上手く乾かなかったり虫が発生したりであまりお薦めしません。人工用土のセラミスグラニューは清潔で見た目もよく、土の渇きを目で確認できます

セラミスグラニューは顆粒状の粘土で、水の吸収力・保水力に優れています。空気の層を作るので根の発育にも良いと言われています。英国王室のガーデン、植物園でも使われているとか。難点はややお値段が高いこと。

お部屋に大きな鉢植えを飾ってみませんか?

ヤシの木のヴィクトリアン鉢カバー
毎朝目覚めるとすぐ横のヤシの木が目に入ります。爽やかな南国リゾートにいるかのようです。あなたのお部屋に大きな鉢植えを飾ってみませんか? 部屋の中に植物があると気持ちが癒やされます。そしてお気に入りの鉢カバーがあれば植物を育てるのがさらに楽しくなりますよ。

蒸気夫人

関連商品・参考文献

※情報修正2017年12月

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