「ステーショナリートレイ」机の上の文具

ステーショナリー(文房具)という言葉。その昔文具を売る商人がお店である持ち場(STATION)を持っていたからとも、持ち場に立っていたから(STARE)とも言われています。
ステーショナリートレイ

でも英語のスペルを間違えて覚えている人も多いみたい。STATIONERYが正しく、STATIONARYは「止まっている・静止した」という別の意味になります。どっちも「立つ」という意味のラテン語STAREから派生しています。

英語圏の人でも結構間違えているので、日本人だけがそれほど恥じ入る必要はないのかも。

机まわりのモノは使用頻度順に並べる

写真は自作の文具トレイです。万年筆、ボールペン、スタンプ、ブロッターを置いておく台です。リズ・ダベンポート氏の『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』という本には、効率的なデスクの整理法が載っていて、特に「机周りの道具を使用頻度順に並べる」方法が役立ちました。

この法則でデスクが機能的に!

ステーショナリートレイ
それは

(1)毎日使うものは手を動かすだけで届く位置に置く(それ以外は置かない)
(2)毎週使うものは腕を伸ばせば届く範囲に置く(引き出し・棚など)。
(3)毎月使うものはそばに置かない(部屋の中に置いておけば良い)

という整理法。おかげで私のパソコンデスクはシステマチックにコックピット化し、仕事をするのに最適な状態になりました。

せっかくだから見た目にもこだわりたい

ステーショナリートレイ
万年筆やボールペンが卓上のペントレイに置いてあれば、ロスタイムもストレスもなくさっと書き物ができます。でもただトレイの上に乗せておくだけだと、バラバラな印象で美しくない。せっかくこだわりの文具を選んだのですから、実用的なだけでなく美術品のように見た目も麗しく飾りたいです。もちろんアンティーク風にね。

【1】材料

ステーショナリートレイ
これはネットで購入した木製のお盆です。582円。これを土台にステーショナリートレイをつくっていくことにします。

【2】ベルベットシートを接着

ステーショナリートレイ
内側に「ヴィクトリアンな机 ベルベット生地の仕切り」で使用した赤いベルベットシートを貼ります。接着剤のついているシール式なので手軽です。

「ヴィクトリアンな机」ベルベット生地の仕切り
一年に150時間──平均的なビジネスマンが探しものをするためだけに1年間に浪費している時間です。1日8時間労働と考えると1年で約1ヶ月分もモノを探しているとはなんたる無駄!

【3】スチレンボードをカット

ステーショナリートレイ
同じく「ヴィクトリアンな机 ベルベット生地の仕切り」で使ったスチレンボードを、トレイの内側ぴったりの大きさでカット。写真は赤い紙が貼ってあるスチレンボードです。乗せたい文房具を並べて、モノがぴったり収まるように切り取り線を引いておきます。

【4】文房具の形にくり抜く

ステーショナリートレイ
切り取り線の通りにカッターで切り抜きます。一応ちゃんとモノが入るかどうか確認します。

【5】側面にベルベットシートを接着

ステーショナリートレイ
切り抜いた側面にベルベットシートを貼ります。隙間が開いているとカッコ悪いので、このへん丁寧に作業します。

【6】表面にベルベットシートを接着

ステーショナリートレイ
上の面にもベルベットシートを接着して、トレイにパコっとはめます。

赤いベルベットはアンティークな味わい

ステーショナリートレイ
発泡スチロールのボードなのにまるで木で作ったかのようにしっかりしています。つやつやの赤いベルベットは木ととても相性が良いですね。

【7】四隅を金具で飾る

ステーショナリートレイ
もうちょっとアンティーク風にするために工夫してみます。これは日本の木製家具・小物などに使われる飾りの「唐草飾り三つ折(小)」です。東急ハンズで購入。2個入です。うっかり値段控えておくのを忘れました。数百円だった気が……。これをトレイの四隅に付属の釘で打ち付けます。

【8】完成

ステーショナリートレイ
はい出来上がり。モノがあるべき場所にピタッと収まっているのを見るのは実に気持ちが良いです。よく読者の方からアスペルガー症候群っぽいと指摘されるのですが当たってます。「物が整然と並んでいることに非常にこだわる」特徴を持つ人が多いんですよね。

個人的にはシェイクスピアの「A rose by any other name would smell as sweet」を支持。正直、病名なんざどうでもいい。

スタンプについて補足

ステーショナリートレイ
並んでいるモノですがボールペンは「簡単羽根ペン&ペン立て レトロなインク瓶鉛筆削り」、万年筆とブロッターは「万年筆とブロッター レトロ文房具」を参考にしてください。それと写真は日付スタンプです。携帯シールでデコってます。手紙、書類、名刺、本──など紙のものに日付を入れてからScanSnapしてデジタル化しています。保存の際タイトルに日付を入れておくと検索も楽です。

ボールペンで作る簡単羽根ペンとインク瓶型鉛筆削りを使ったペン立て
市販のボールペンを使って簡単な羽ペンを作りました。インク瓶型の鉛筆削りをペン立てにしてペンを立ててみると、クラシカルな羽ペンに見えます。一手間の工夫でネオヴィクトリアンに。
「万年筆とブロッター」レトロ文房具
時計、ライター、万年筆──これ一昔前によく言われた「男の三種の神器」なんですって。スチームパンク時代にぴったりの筆記具・万年筆とブロッターについてご紹介いたします。

STATIONERYをSTATIONに

ステーショナリートレイ
私の書斎の机周りもかなりスチームパンキッシュになってきました。満足満足。冒頭のSTATIONERY(文房具)のSTATIONですが、「駅・停留所」という意味の他にも、「定位置、部署」という意味もあるんですよ。あなたの「文房具」を「定位置」に置いてみるのも、洒落がきいていてよろしいかと。


蒸気夫人

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