「玉ねぎ染め・紅茶染めの方法」スチームパンクファッションに

スチームパンカーと言っても、ガジェット寄りの人、インテリア寄りの人、ファッション寄りの人──と様々な方がいらっしゃいます。今回はファッション系必見の玉ねぎ染めの方法を解説。
玉ねぎ染め、紅茶染めの方法

スチームパンクファッションでは、よくシャビー(古めかしい)なテイストが好まれますね。やっぱりピカピカ、テカテカの真新しい生地よりは、古ぼけた感じの生地の方がしっくりくるからです。模型工作でもウェザリングと言って、風化した感じに塗装したりしますよね。リアルなスチームパンクガジェットを作る際には欠かせないテクニックです。

古びたアンティークの生地に変身

家電通話
スチームパンクファッションに話を戻しましょう。純白のレースも魅力的ではありますが、眩しいほどの真っ白な色がスチームパンクなお洋服から浮いてしまうこともあります。そんな時にはアンティークな風合い染めるのもひとつの手です。専門的な道具も必要なく、家庭で手軽にできますのでぜひ挑戦してみてくださいね。

玉ねぎ染め、紅茶染め、コーヒー染めでは、絹や羊毛など動物性の繊維や綿などの植物性の繊維はよく染まりますが、ポリエステルはほとんど染まりません。ポリエステル100%だけでなく、ポリエステルが混合されている生地は、染まらなかったりムラになってしまうことが多いので、最初に洗濯表示を確認してくださいね。

珍スポット探訪用のサファリハット

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
今回はスチームパンクファッションではありませんが、こちらのサファリハットを染めてみることにしましょう。この帽子は私のもう一つの趣味である「珍スポット探訪(日本珍スポット100景)」の際に愛用しているものです。リムにワイヤーが入っていて、テンガロン風にもなる2WAY仕様。元々真っ白でしたが数年経って薄汚れてきたので、愛用のジャケットと同じ色薄い茶色にしようと思います。言うまでもないですが、染める前には必ず洗濯をしてくださいね。

薄い黄色の玉ねぎ染め、赤っぽい紅茶染め

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
染めるのもいろいろな方法がありますが、今回は自然な風合いが出る「玉ねぎ染め」と「紅茶染め」にします。玉ねぎで染めると、薄い黄色に染まります。もうちょっと赤っぽい茶色にしたかったので紅茶も加えました。

【1】玉ねぎの皮をむく

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
最初に玉ねぎの皮をむきます。玉ねぎの量は帽子ぐらいの大きさの布地だったら4個分ぐらい。量もむき方も適当で大丈夫です。玉ねぎは後で玉ねぎペーストを作るなり、スープを作るなりします。オニオンリングも美味しそう。

【2】帽子を牛乳液に浸す

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
この帽子は綿100%。植物性の繊維は染まりにくいので、染料がよく入るように水で2倍ぐらいに薄めた牛乳に小一時間ほど浸しておきます。その後よく絞って乾かします。牛乳の他にも大豆の煮汁を薄めたものに浸してもOK。先ほどの玉ねぎ、大豆などを使った夕食の献立を考えながら作業をするのも楽しいですね。

【3】生ゴミネットに皮を入れる

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
排水口に使う生ゴミ用のネットに、玉ねぎの皮を入れて口を縛ります。こうしておくと染料液からさっと取り出せるので楽ですよ。

【4】紅茶パックなどで色の調整

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
今回は薄茶色に染めるために紅茶パックも投入しました。薄い黄色に染めたい人は玉ねぎの皮だけ、赤っぽい茶色に染めたい人は紅茶だけを入れます。他にインスタントコーヒーも使えますよ。コーヒー染めの場合は渋い茶色になります。色合いは染める素材や、液の濃さ、染めの回数によります。思った色にならないこともありますが、それもまた驚きがあって楽しいかと。

【5】帽子を染料液で煮出す

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
玉ねぎの皮と紅茶パックは30分ほど煮出し、菜箸でネットの袋と紅茶パックを取り出します。乾かしておいた帽子をその液の中に浸し、菜箸でかき混ぜながら20分ぐらい煮出します。火の強さはボコボコ沸き立たない程度(90度ぐらい)で。ムラにならないように、全体が浸るようこまめにかき混ぜるのかコツです。その後煮出し液から帽子を取り出します。この時煮出し液は捨てないようにとっておいてください。

【6】焼みょうばん液に浸す

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
ボウルにたっぷり(2リットルぐらい)水を入れ、焼みょうばんを大さじ一杯溶かします。これは一旦染めた色が落ちないようにする、色止めのための媒染液です。

【7】帽子を絞る

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
染めた帽子をシワを作らないように押して水分を絞ります。雑巾を絞るようにギュッとねじって絞るとムラになりやすいので気をつけてください。そして先ほど作った媒染液に帽子を浸します。この時も菜箸でよく動かしながら20分ほど浸し、帽子を取り出します。この媒染液も捨てずにとっておいてください。

【8】色が薄いようならもう一度煮出す

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
水でよく洗って、媒染液をおとします。どうですか? よく染まっていますか? この時の色は乾いた時よりも濃い目に見えるので、もし薄いようならもう一度煮出し液で煮て、媒染液ですすぐという行程を繰り返します。(さっき液を捨てないでと言ったのはそのためです)。自分の思ったような色になったら、水でよく洗い固く絞ります。この時にはギュッと絞って大丈夫です。

【9】完成! きれいな薄茶色に

玉ねぎ染め、紅茶染めの方法
乾かしてみると長年使い込んだような良い色に染まっていました。大変満足です。珍スポット旅行のお供にますます愛着が湧いてきましたよ。今回は帽子でしたが、アンティークなファッションのためにブラウスを染めてみたり、小物のレースを染めてみたりといろいろ応用の効くテクニックです。半日で手軽にできますので、このゴールデンウィークにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

材料・道具
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