貝殻の植木鉢と多肉植物の寄せ植え【不思議の国のアリスシリーズ4】

海辺でニセウミガメとグリフォンの話を聞いているアリスのシーン。海をイメージしてヤコウガイの貝殻を植木鉢に多肉植物の寄植えを作りました。多肉植物の育て方も合わせてどうぞ。
★★★

“Once,”said the Mock Turtle at last, with a deep sigh, “I was a real Turtle.”

These words were followed by a very long silence, broken only by an occasional exclamation of “Hjckrrh!” from the Gryphon, and the constant heavy sobbing of the Mock Turtle.

「昔は」ため息とともにニセウミガメは重い口を開きました。「僕だって本物のウミガメだったんだ」

そして長い沈黙が続きました。時折沈黙をやぶるのはグリフォンの「ヒュイックルル」という叫び声と、ニセウミガメがひっきりなしにすすり泣く暗い声だけでした。

Alice’s Adventures in Wonderland 『不思議の国のアリス』

ニセウミガメってなあに?

アリスは女王にいいつけられて、グリフォンと一緒にニセウミガメに話を聞くことになります。ニセウミガメ(Mock Turtle)とは「ニセウミガメのスープ(Mock Turtle Soup)」のもじりで、本物のウミガメの代わりに子牛の頭を使って作られたスープのことです。

でももし本当にニセウミガメという生物が存在していたら、挿絵のように子牛と亀のハイブリッド型をしているのかもしれませんね?

グリフォンとニセウミガメのフィギュア

★★★
使用したのはフルタの食玩「人形の国のアリス」シリーズの、ニセウミガメ、グリフォン、話を聞くアリスの3体です。ニセウミガメの甲羅は一枚一枚が違う色をしていて彩色が凝っています。まるで踊っているかのようなグリフォンも挿絵そのままの姿。海洋堂は素晴らしいですね。

【1】材料をそろえる

★★★
材料はこちら。多肉植物各種、サボテン・多肉植物用の土、貝殻、フィギュア、乾燥ヒトデ(本物です)、ステンレス釘、園芸用ネット、小石などです。

【2】ヤコウガイを植木鉢に

★★★
これは、珍スポット旅行で与那国島を訪れた時に購入したヤコウガイ(名前をツイッターで教えてもらいました)。地元の漁師さんが副業として貝殻を採って販売しているのです。結構大きいので植木鉢にちょうど良いですね。海辺で話しているアリスたちにピッタリのイメージです。

【3】底に穴をあけて、脚を作る

★★★
水はけを良くするために底にドリルで穴を3つあけました。また木のつまみを貝の内側からネジ止めして脚にしました。ホットボンドも使ってしっかり安定させます。貝殻と似たような緑色で彩色。底にフェルトを貼りました。

【4】天然コルクを海岸の岩に見立てる

★★★
これは天然コルク。東急ハンズで30cm×20cmぐらいのものが300円で販売されていました。これを適当な大きさにカットします。柔らかいのでカッターで簡単に切ることができます。

【5】天然コルクにアクリル絵の具で彩色

★★★
黒っぽい灰色のアクリル絵の具でコルクの表面を彩色。乾いた刷毛に白っぽい灰色のアクリル絵の具をつけてさっとなでるようにします(ドライブラシ法)。するとこんな風に海の岩っぽくなるんですよ。

【6】様々なジオラマに使える天然コルク

★★★
ジオラマ作りをする人には良く知られているのですが、実は天然コルクは大変重宝する素材です。塗装次第で砂の惑星の山脈にも、化石の森にも、もちろん巨木の樹皮にもなります。想像力を働かせれば様々な使い道があるんですね。

【7】底に小石を入れる

★★★
水はけを良くするために底に小石を入れます。外から見えないので特別きれいな石でなくとも、拾った石でも良いですし園芸用の鉢底石でも構いません。

【8】園芸ネットをカットして入れる

★★★
園芸ネットを切って小石の上にかぶさるように入れます。園芸ネットはホームセンター、100円ショップなどで手に入ります。

【9】多肉植物を選ぶ

★★★
ホームセンターで多肉植物を各種購入しました。寄せ植えになっているものが400円弱で、ユーフォルビアの峨嵋山が200円ぐらいでした。ぷにぷにしていて可愛いですね。

【10】土を落として貝殻の植木鉢に植え替える

★★★
根を切らないように気をつけて多肉植物の元の土をよく落とします。サボテンや多肉植物用の土を使って貝殻の植木鉢にバランス良く植え付けます。

【11】コルクの岩とフィギュアを固定

★★★
コルクで作った岩とフィギュアを貝殻に接着します。隙間があいてしまったので、ホットボンドで海っぽい白い石をくっつけて隙間を埋めました。最後に土を覆うように細かい真っ白な石(化粧砂)を表面に撒きます。

【12】いろんな種類の石をネットで購入しました

★★★
なおテラリウムなどの園芸用に使っている石について。これらの小石や砂利はネットで購入しました。GreenArts Onlineというお店では、100種類以上の砂利の中から6種類(各1〜3キロ)600円で購入できますよ。

【13】多肉の国のアリス完成!

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完成! 海岸でニセウミガメとグリフォンの話を聞く、多肉の国のアリスです。

多肉植物の育て方

★★★
一概に多肉植物と言っても様々な種類がありますので、厳密にはそれぞれ育て方も違います。ただだいたいの多肉植物は乾燥した環境で育つので、日光が十分当たり、風の吹く場所に置くのがおすすめです。

日本の夏は高温多湿なため直射日光は避けて雨がかからない涼しい場所へ。氷点下になる場合は冬は屋内管理が良いでしょう。土が乾燥したら下から水が流れるほどたっぷりと。真夏と真冬は水を少なめにします。

テラリウムに多肉植物は入れないようにしましょう

★★★
よく誤解されているのですが、多肉植物はテラリウムのような密閉空間で育てるのには向いていません。ガラス瓶に閉じ込めたらいずれ腐ってしまうのでかわいそうです。

もしどうしても多肉を蓋付きガラスの中に入れたい場合は人工多肉にしましょう。間近で見ても区別がつかないほど最近の造花は良く出来ていますよ。

2ヶ月後の多肉植物

★★★
多肉植物の寄せ植えを作ったのは2016年の11月でした。この写真は2ヶ月後の本日2017年01月13日の様子です。枯れずにちゃんと成長していますよ。天気の良い日は日光浴させています。

残念。紅葉から緑に戻ってしまいました

★★★
変わったのは赤っぽかった色が緑色になったことです。秋だったから紅葉していたのでしょうね。実は屋外育ちの多肉植物は真っ赤に紅葉するものもあるのです。室内の暖かい場所で育てているので緑色に戻ってしまったのでしょう。しまった、甘やかしすぎてしまったかしら。

蒸気夫人
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※情報修正2017年01月

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