クリスさんの型紙で作る、スチームパンクなトップハット

Steampunk Tophat
お洋服に合わせた布でスチームパンクなトップハットを作ってみませんか? クリス・ヒューバートさんの型紙を使えば、お好きな布でサイズぴったりのトップハットを作ることができますよ。

天才発明家・クリスさんの型紙

Steampunk Tophat前回のスティームパンクロボティックメカニカルアームでご紹介した、天才発明家・クリスさんのオリジナル型紙。彼のサイトには様々なガジェットを簡単に作ることができる素晴らしい型紙がいっぱい! クリスさんの型紙を使って、ツイードのトップハットを作ってみました。好きな布を使えるのが嬉しいですね。

天才クリスさんの「スティームパンクロボティックメカニカルアーム」
スチームパンクなロボティックメカニカルアームの作り方です。自由自在に動きますよ。クリストファー・ヒューバートさんという才能あるスチームパンク発明家の型紙を使って作りました。

クリスさんの動画で見るトップハットの作り方

トップハットの型紙はこちらのページから選んでください。お値段は5ドル99セント。頭の大きさに合わせてS、M、Lサイズが同梱されています。基本の作り方はクリスさんのチャンネルLost Waxの動画でご覧になれますよ。いつもながら最初にお芝居が入るところがユーモラスです。

【1】型紙をプリントアウト

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型紙を購入したら自分のサイズのパターンをプリントアウトします。トップ、ブリム(つば)、サイドクラウンを丁寧に切ります。トップとブリムは複数の紙に印刷されるので、セロテープなどでつなぎ合わせます。

【2】ウレタンボードをカットする

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土台となる材料は、コスプレ衣装によく使われるウレタンボードです。ライオンボード、Cosボード、リアラボードといった名称で販売されています。私は厚さ3mmのものを選びました。

【3】サイドクラウンの型紙について

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サイドクラウンは3種類の型紙があります。それぞれがごっちゃにならないように、ペンで数字や印をつけておくと良いでしょう。3種類で10枚になります。順番に並べるとこんな風に底が波打つ形になります。

【4】布をカットする

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そしてカットしたウレタンボードよりも一回り大きく布をカットします。今回はジャケットやベストに合わせた、ツイード生地を使いました。

【5】布とウレタンボードを貼り合わせる

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カットしたウレタンボードと布を接着します。スプレーのりを使うと簡単かつ綺麗に貼り付けられますよ。

【6】サイドクラウンを縫う

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それぞれのサイドクラウンのパーツを手縫いでつなげていきます。丁寧にチクチク。

【7】縫い目にスエードテープを接着

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そして縫い目を隠すように、スエードテープを接着します。スエードテープには一定間隔に穴をあけてハトメを接着しました。縫い目を隠すと同時に装飾にする一石二鳥のデザインです。

【8】ブリムとトップを縫い付ける

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ブリム(つば)を縫い付けます。ブリムの縁は後で処理しますので切りっぱなしのままです。その後でトップも同じように縫い付けます。

【9】和紙でブリムを補強する

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個人的にトップハットはブリムが固いものが好きなので、和紙で補強しました。木工用ボンドを水に薄めて丁寧に貼っていきます。そしてブリムの縁がくるりと反っている形にするためにで固定して、その上からさらに和紙を貼り重ねます。だいたい5層ぐらい重ねるとかなり固くなりますよ。

【10】ウレタンボードで金属的に見せる

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ブリムの内側は、スチームパンクらしさを出すために、金属板をリベットうちしたようなデザインにしました。1.5ミリのウレタンボードを適当な大きさに切って貼り付け、縁に半球形のネイルシールを接着。ジェッソで下塗りした後に銅色(カッパー・ブロンズ)のスプレーで塗装しました。

【11】内布を縫い付ける

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内側に筒型に縫ったサテンの布を貼り付けます。キラキラしたゴールドのサテンです。ブリムとの接触面にはレザーのスベリをつけました。さあできあがり!

ボタンや金具で自由にデザイン

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練習のために3つほどトップハットを作ってみました。こんな風にコルセット的にリボンを通したり、金具やボタンで装飾するのも良いですね。あなたのセンスで自由に作ってみてくださいな。

共布で小物を作るのもオススメ

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こちらは3つ目のトップハット。ぬいぐるみのようなふわふわしたウールの生地で作りました。装飾も最低限でシンプルに。普段着用です。好きな生地を使えるので、このように共布でネクタイを作るとファッションに統一感が出せますね。こんな便利な型紙を作ってくださったクリスさんに大感謝です。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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材料・道具
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