女性だって大好きなお店・東急ハンズ名古屋店「男の書斎」

私が住む名古屋の街には名古屋店とアネックス店という二つの東急ハンズが存在します。全国でも名古屋店だけにしかないちょっと変わった売り場、その名も「男の書斎」をご紹介します。
男の書斎

工作趣味の味方・東急ハンズ

学生時代に最も好きだったお店が東急ハンズ渋谷店です。最近はバラエティグッズばかりになってしまいましたが、プロ仕様の特殊な工作材料や工具がそろっていて「マニアックなホームセンター」として大変重宝していました。

名古屋店は渋谷店に比べると小さいのですが、いつ訪れても「こんなモノ売ってるんだ!」という驚きに溢れています。それに全国でも名古屋店にしかない「男の書斎」売り場があるのが魅力です。

東急ハンズ名古屋店の「男の書斎」

男の書斎は2006年に誕生しました。そのコンセプトは「大人の男性が自分自身を取り戻すための場所『書斎』。本物を追求する大人の男性を楽しませるモノをセレクト」。アーバンスタイルの部屋だけでなく、クラシカルなヴィクトリアンスタイルに合うグッズがたくさん並んでいるんですよ。

東急ハンズ名古屋店が出している小冊子『HANDS BOX 06号』にはこう書かれています。

極薄の革小物、手づくりのグラス、復刻版のタイプライター、チタン製の将棋駒、ガラス製のジグソーパズル、永久に回り続ける地球儀、フランスの紙製のお香、木彫りのクジラ、英国製のステッキ……。機能性だけでなく、職人のこだわりや大人の遊び心、洒落っ気を加味した商品群

『HANDS BOX 06号』

売り場を見たことがない方にも、なんとなくイメージが伝わるのではないでしょうか。

スタッフの努力によるモノたち

なぜ全国でも名古屋店だけが特殊な売り場を作れたのかというと、こことアネックス店の2店舗だけが、東急ハンズ直営店でなくフランチャイズ店だからなのです。グッズの買い付けは、スタッフが工房を訪ねて歩いて交渉しています。

『HANDS BOX』によると小規模生産で販路を広げることに躊躇したり、気心の知れた相手しか取引しないという職人さんも多かったのですが、粘り強く説得を続けたそうです。その商品に惚れ込んだスタッフの思いが伝わってきますね。

男の書斎へ行く度にスタッフのみなさんの審美眼にうならされます。私のレトロな書斎に置かれているコレクションも男の書斎出身のモノがずいぶんあるのですよ。買わなくても見るだけでも楽しい、東急ハンズ名古屋店渾身の売り場です。

ひとつだけ不満なこと

ただ──ひとつだけ不満に思っていることがあります。「『男の』書斎」っていう名前と、公式サイトに書かれた「大人の男性」という文字。キャッチーで分かりやすい名称だから仕方ないんですが、女性だってこういうの好きな人はいるのに……とひっかかるんですよね。

ついでながら言うと、たまに「本当に自分でやってるんですか? 旦那さんに手伝ってもらってるのでは?」というお便りもいただいたりするんですが、スチーパンク趣味は全部自腹(うちは夫婦別口座・別財布)で、工作も私がやってます。釘を打つのも、のこぎりを引くのも、ハンダ付けするのも、うちではこの手の大工仕事は私の担当。

旦那様の名誉のために言っておきますが、彼は私よりもずっと聡明で大変尊敬できる男性です。私よりも優れた点はたくさんありますが、大工仕事は私の方が得意なのです。

男の書斎に女が行ったっていいじゃない

得意不得意は人それぞれ。趣味や好きなジャンルも人それぞれ。男、女、関係ないですよ。今はそういう時代じゃありません。

あなたはお菓子作りやお料理のブログをやっている男性に「ホントは、自分で作ってなくて、奥さんや彼女が料理してるんでしょ?」なんて言うんですか?

「男の書斎」は30代以上の男性をターゲットにしているそうですが、女性も臆することなく、気楽に立ち寄っていいんじゃないでしょうか。女性のみなさん、ぜひスチームパンクや書斎趣味を一緒にやりませんか?

蒸気夫人

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※情報修正2017年03月

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