潜水艦のロマンたっぷり船舶窓:ノーチラス号納戸改造記【6】

船舶窓
船舶窓の窓の向こうには神秘的な海の風景が広がっています。船舶用の丸窓にはロマンがありますね。潜水艦ノーチラス号の雰囲気を演出する、真鍮の船舶窓を壁にとりつけてみました。

『建物探訪』における船舶窓

『渡辺篤史の建物探訪』を見ていると、玄関やトイレ、お風呂場などに船舶窓を設置しているお宅がしばしば登場します。そのお宅の旦那様の発案であることが多いようです。船舶窓は男のロマンなんでしょうね。渡辺篤史さんも確実に食いつくポイントです。

個人的な見解では、『渡辺篤史の建物探訪』の渡辺篤史氏のお好きなポイントは(1)玄関の大開口、(2)借景、(3)真鍮のマリングッズ(ライト・船舶窓)だと思われる。

真鍮とガラス製の船舶窓

船舶窓
壁に設置する船舶窓はこれです。真鍮とガラスでできていてずっしりとしています。結構なお値段でしたが、奮発して通販で4つ購入しました。

レトロな真鍮ボルト

船舶窓
ただ船舶窓を取り扱っていたお店では取り付けのためのボルトを販売していませんでした。天井ライトを付けてもらった業者さんに相談したところ、レトロな真鍮ボルトを探し出してくださいました。しかもマイナスのボルトです。ネジやボルトは+より−の方が歴史が古いのです。

壁に取り付け

船舶窓
まずは等間隔に窓が位置するように計算して、壁にドリルで穴をあけてます。壁は石膏ボードなので専用のアンカーを打ちます。その後ボルトで仮留め。ここまでは業者さんにお願いしました。

海底の景色を作る

船舶窓
なんで仮留めなのかというと、窓の向こうの景色を作りたかったからです。ネットでフリー素材の海底の写真を入手しました。熱帯魚がサンゴの間を泳ぎ、ウミガメが優雅に舞っている美しい写真です。キンコーズで光沢紙にプリントしました。

プリントした写真を貼り付ける

船舶窓
これを切り抜いて取り外したガラスとパッキンの部分に、後ろからセロテープで貼り付けます。ガラスを通すと海の風景がさらにリアルに見えますね。

最終取り付け

船舶窓
ガラスを真鍮部分の裏側に挟んでボルトでとめます。

この段階までに半年かかりました

船舶窓
これでようやく天井ライトと窓が完成。2009年11月に始まった工事もこの時点で2010年05月です。かなり潜水艦っぽくなりましたが、まだまだ改造工事は続きます。

船舶窓は縦? 横?

船舶窓
ところでこの船舶窓、ネットでは防御のための棒が縦に設置されているものと、横に設置されているもの両方あるようです。お店の人は「縦」とおっしゃっていたのですが、本当は「横」が正解なのかしら? 結局縦方向にしたのですが、いったいどっちなんでしょう?【蒸気夫人(マダムスチーム)】

追記:2013年11月08日

船舶窓
2013年に蒸気邸を改造した際に、納戸の船舶窓を寝室へのドアと、トイレのドアに移動しました。船舶窓のドアへの取り付けは以下の記事をご覧ください。

アンティークな真鍮製の船舶窓をドアに設置【蒸気邸改造記18】
真鍮製のグッズはアンティークな部屋によく似合いますね。スチームパンクなインテリアにも欠かせません。今回のリフォームでドアを作ってもらう際に、真鍮製の船舶窓を設置しました。
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