ノーチラス号納戸改造記8:壁・カーテン照明

納戸改造の最終工事は壁の照明とカーテンボックス内の照明。この際大いに参考になったのが『Delicious Lighting』という書籍です。インテリアに凝りたい方は必携の素敵本です。
壁・カーテン照明

明かりの素敵本『Delicious Lighting』

最終工事は「壁の照明とカーテンボックス内の照明」の2箇所。この際、大いに参考になったのが『Delicious Lighting(デリシャス ライティング)』という本です。「マッドサイエンティスト的実験室」、「ノーチラス号納戸改造記(3)クローゼット照明」など何度も登場していますが、大事なことなので二度どころか何度でも言います。ワタクシこの本を、インテリアに凝りたい方は必携であると強くプッシュします。

照明でお部屋が劇的に変わる!マッドサイエンティスト的な明かり
怪しく光る書斎の一角にある洗面台。実験道具や鉱物・標本のコレクションを並べ、緑色の照明を追加してマッドサイエンスな実験室の雰囲気に変えてみました。手作り照明の設置法です。
クローゼットに自動点灯照明をつける:ノーチラス号納戸改造記【3】
クローゼットの扉を開けた時に自動的にライトがつくと便利です。そこで自動点灯するLED照明をとりつけました。辺りが暗くても服を選びやすくなりましたよ。光の色も黄色にしました。

経済成長で失われた文化

壁・カーテン照明
日本の住宅において、照明は長年軽んじられてきました。いえ本当は、昭和の時代に入るまでは、日本の美術はロウソク・障子を通した明かりなど、高度に計算されて創造されてきました。仏像や屏風絵などですね。日本には素晴らしい明かりの文化があったのです。

ですが経済成長とともに、明るけりゃなんでもいいとばかりに、蛍光灯やネオンなど、寒々しかったり、ケバケバしい光が無節操に街に溢れてしまいました。このあたりのことは「日本珍スポット100景」の「陰翳礼讃・闇に浮かぶ血みどろの屏風絵「絵金蔵」【高知】」という記事に書きましたので割愛します。
平成の時代になってようやく間接照明という言葉も一般化し、商業施設だけでなく一般家庭でも光の演出をインテリアに取り入れるようになってきました。しかし、美しくてカッコイイ照明をどう作ったらいいのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

カーテンコールライト

壁・カーテン照明
そこで光のプロである、ライティングデザイナーの東海林弘靖氏の『Delicious Lighting(デリシャス ライティング)』ですよ。どのページもやってみたくなる素晴らしい明かりのアイデアがいっぱい! 今回私が納戸改造に取り入れたのがこちらの「カーテンコールライト」。

壁を覆うカーテンをアートに

壁・カーテン照明
東海林さんもおっしゃっているように、カーテンは部屋の中で大きな面積を占めます。ならばカーテンそのものを、劇場のカーテンコールのように晴れやかなアートにしてしまおうというアイデアです。舞台の緞帳(どんちょう)に華々しく光が当たって、演劇的な効果を生むんですよ。

ファイブエコを再購入

壁・カーテン照明
下から覗いたところです。ここに取り付けたのは「マッドサイエンティスト的実験室」でも使った「ファイブエコ」というスリムタイプの蛍光灯。これ我が家で何本買ったことか。電球色なので黄色い光です。

照明でお部屋が劇的に変わる!マッドサイエンティスト的な明かり
怪しく光る書斎の一角にある洗面台。実験道具や鉱物・標本のコレクションを並べ、緑色の照明を追加してマッドサイエンスな実験室の雰囲気に変えてみました。手作り照明の設置法です。

数千円でカーテンがゴージャスに

壁・カーテン照明
写真だとうまい具合に写らないのですが、突き当たりの真紅のカーテンに天井から光が降り注いでいるようで目を引きます。この納戸の場合、1メートルほどのカーテンですが、壁一面のカーテンがあるお宅なら、本物の劇場みたいにゴージャスな雰囲気になりますよ。取付も簡単だし、本体・ライト合わせて数千円なのでかなりお勧めの商品です。

ライトを自作するときには必ず光源がモノに接触しないように隙間をあけてください。火災の危険がないようカーテンから離して設置してくださいね。カーテン自体にも燃えにくい加工がしてあるとなお良いです。

アンビエントライト

壁・カーテン照明
また、『Delicious Lighting(デリシャス ライティング)』にしばしば登場する「アンビエントライト」も取り入れてみました。アンビエントは「周辺の」「周りの環境」という意味。アンビエントライトはオブジェそのものではなく、天井や壁をライトで照らす手法です。

取り付けまで1年

壁・カーテン照明
これはアンビエント専用の照明器具です。メーカーでもこの長さのものはあまり作っていないので、取り寄せに数ヶ月もかかってしまいました。業者さんに取り付けてもらったのは先月11月のこと。改造開始から1年が経過していました。

妖しく光る船舶窓

壁・カーテン照明
でも待った甲斐があって大満足の照明になりました。この写真は夜の様子です。下から照らされた真鍮の船舶窓が、妖しく光っていますよ。ここは潜水艦の中なのです。

アイアイサー、キャプテン!

壁・カーテン照明
窓を覗くと、南洋の海の底が広がっています。気分はネモ船長ですよ。乗組員のアイアイサー、キャプテン! の声が響いてくるようです(幻聴)。いや、ここは日本だから「ヨーソロー」の方がいいかな。

ノーチラス号納戸完成

壁・カーテン照明
潜水艦・ノーチラス号の廊下風納戸の完成です。HDDのクラッシュにより、昔の納戸の写真がほとんど失われてしまい、比較写真が作れなかったのが残念。現在、クローゼットルーム兼、愛犬シュガーの部屋として使っています。

いつか潜水艦まるごと作りたい

壁・カーテン照明
前にも書いたけど、私はいつかスチームパンクをテーマにした珍スポットを作りたいと思っています。この納戸改造はその予行練習でした。材料の入手先や施工の業者さんの連絡先などが分かったし、大変良い経験になりました。

蒸気夫人

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