ノーチラス号ネモ船長のトイレ4「パイプ棚の作り方」

パイプの配管で作られた本棚は壁を利用しているのでスペースの節約になるだけでなく、シャビーなスチームパンクらしさも演出することができます。パイプの本棚の作り方を解説します。
パイプ・配管の本棚

トイレをリフォームした際に、トイレの壁の一面があいていることに気が付きました。せっかくネモ船長・ノーチラス号のトイレを作るのだから、配管を壁に這わせて船の中のようなイメージにしたいと思いました。本のコレクションを飾ることもできて一石二鳥ですしね。

パイプ本棚には人魚本のコレクション

パイプ・配管の本棚
パイプの本棚の現在の様子です。トイレのメインモチーフは人魚。私は世界各国の『人魚姫(アンデルセン)』の絵本を集めているので、大きさ別に本棚に飾っています。今後も毎月1冊ずつ入手していく予定です。

【1】実物大の設計図を作る

パイプ・配管の本棚
ではパイプの本棚の作り方に移りましょう。まずは設計図作りです。棚を取り付けたい壁の大きさと全く同じ大きさの模造紙を用意します。床に置いてどのような配管にするかデザインします。実際に水を通すわけではないので、本の大きさに合わせて自由に形を組み立てます。

【2】塩ビ管を設計図通りに組み立てる

パイプ・配管の本棚
硬質塩化ビニル管、通称「塩ビ管」と、塩ビ管をつなぐためのソケットエルボなどのパーツを用意します。スリースバルブもあると、より配管っぽいイメージになりますね。設計図の通りに塩ビ管をカットし、ソケットやエルボでつなぎます。つなぎ目には、塩ビ用の接着剤を塗ります。

【3】ゴムの板を1センチ幅にカット

パイプ・配管の本棚
厚さ2ミリのゴム板を1センチ幅にカットします。

【4】ゴムに穴を開ける

パイプ・配管の本棚
ゴムは塩ビ管の直径に合わせてカットし、ハトメ抜きという穴を開ける道具でゴムに1センチおきに5ミリの穴をあけます。

【5】塩ビ管にゴムを巻いてハトメを接着

パイプ・配管の本棚
接着剤でソケットやエルボの端にゴムをつけます。穴のあいているところに合わせて、ルーターで塩ビ管に穴をあけます。そこにカシメを差し込んで、接着剤でつけます。配管がリベット打ちされているように見えるかな。

【6】塗装(1)下地剤を吹く

パイプ・配管の本棚
壁に固定するためのオーム型の金具、塩ビ管などを塗装します。最初にプラスチック用のプライマーを吹きます。ピクニック用のシートを広げて使うと良いでしょう。そうそう、配管は全部組み立ててしまうと塗装しにくいので、適度な大きさでつなぐのをやめておくといいですよ。塗装後につなげるほうがずっと楽です。

【7】塗装(2)白マットのスプレーを吹く

パイプ・配管の本棚
次に白色のラッカースプレーを吹きます。壁紙がマットなテクスチャので、マットタイプの塗料を選びました。ゴムやカシメをつけた所も同じ白色になりました。

【8】塗装(3)仕上げのニスを吹く

パイプ・配管の本棚
仕上げにニスを吹きます。塗り終わったところです。スリースバルブは赤と金色がアクセントになると思い、塗装せずにそのまま使うことにしました。

【9】壁に金具で取り付ける

パイプ・配管の本棚
設計図を見ながら配管をオーム型金具でとめていきます。壁は本の重さに堪えられるように、壁紙の下にベニヤ板をはってもらっています。だから直接ネジ止めできるのですが、石膏ボードの場合は石膏ボード用のアンカーなどを打つ必要があります。

取り付け終わり・確認

パイプ・配管の本棚
全てのパイプを壁に固定しました。ぐらついている所がないか確認します。

【10】ネジの頭を塗装、塗りムラなどを補修

パイプ・配管の本棚
最後にネジの頭をアクリル絵の具の白色で塗ります。塗りムラや塗装が剥げているところも、丁寧に補修。これで出来上がりです。

シルバー、ブラウン、ブラックもお勧め

パイプ・配管の本棚
本を横向きに積み重ねる場合はそのままで大丈夫ですが、縦置きしたい場合はブックエンドを使うと本が倒れてきません。今回は壁の色に合わせて真っ白のパイプの本棚にしましたが、鉄でできているかのようなシャビーなシルバーや、赤錆の浮いたブラウン、ブラックなどに塗装するのも面白いですね。

材料・道具
蒸気夫人
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