「スチームパンクウェブカメラ千里眼」Webcam改造法

蒸気社の新製品「スチームパンクウェブカメラ-千里眼-」。フレキシブルアームで自在に高さが調節できます。2段階の明るさ調節ライトはお肌を美しく見せる、女性には嬉しい設計。
Steampunk Webcam

このブログの読者にはお馴染みの蒸気社。蒸気社とはスチームパンクガジェットを発売しているという設定で考えた、架空の会社です。これまで記事にした、スチームパンクマウス「金鼠」やスチームパンクiPhone電話機「家電通話」が蒸気社の製品です。こういうテイストが好きな人は意外に多いので、本当に発売してくれるといいのになあ。

有りモノをレトロに改造

家電通話
私の工作の手法は、有りものの製品を木と真鍮で出来たようなガジェットに改造するというものです。ネジ一本から作るフルスクラッチよりは手間がかからず美しい仕上がりになるので、手作業が好きな方ならちょっとやってみるかという気になるのではないでしょうか。

土台は拡大鏡とウェブカメラ

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ベースとなったものは、LEDライトつきの拡大鏡とレトロなウェブカメラです。ライトの方は電池かUSBケーブル接続のどちらかが使えます。全てのライトがつくモード、半分のライトがつくモード、無灯の3種類をスイッチ切り替えできます。

アンティークウェブカメラ

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ウェブカメラは以前「アンティークWebカメラ レトロ可愛いガジェット」という記事で紹介しました。中国のサイトで購入したものです。拡大鏡は780円、ウェブカメラは750円ほど。失敗しても痛くないお値段です。

「アンティークWebカメラ」レトロ可愛いガジェット
購入したアンティークWebカメラ(ウェブカメラ)です。時計を模したレトロな外観。おもちゃっぽくてスペックは今ひとつでしたが、真鍮製でイメージ的にはネオヴィクトリアン。

LEDライトつきの拡大鏡

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LEDライトつきの拡大鏡には18粒のライトが円状に配置されていて、中央部分は3倍のレンズが設置されています。フレキシブルアームなので角度を自由に調節できるのも良いですね。

組み合わせて便利ガジェットに

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ウェブカメラはデザインは気に入っていたのですが、ウェブカメラとしては背が低すぎて顔が上手く映りません。いつも台の上にのせる必要があり、位置の調節が面倒で困っていたのですが、背の高いLEDライトつき拡大鏡が見つかったので組み合わせることにしました。

【1】分解する

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では早速作ることにしましょう。まずは分解。精密ドライバで丁寧にバラしていきます。ネジなど細かいパーツをなくさないように保管します。中を見てみたら配線のハンダ付けがかなりいいかげん。すぐに取れてしまったので自分でつけなおしました。まあ安いから仕方ないよね。

【2】土台に木目シートを貼る

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土台に木目のカッティングシートを張ります。曲面はドライヤーで伸ばしながらシワがよらないようにはりつけます。

【3】スイッチ部分を金色に

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スイッチのある部分はメタリックゴールドのカッティングシートを貼って金属風にしました。スイッチにはスチームパンクマウスで使ったボタンの余りをつけることにしました。ルーターで溝を彫って、ボタンの足を差し込むようにして接着剤で固定。

【4】カシメを接着

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ルーターのドリルでカシメをつける穴をあけていきます。いきなりドリルを使うのではなく定規で等間隔になるように印をつけた方が良いです。穴にカシメの足を差し込んで接着剤で固定します。ビス止めしたようなレトロな感じになりますよ。

【5】木の飾り台で土台作り

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元々のライト付き拡大鏡は土台が不安定でグラグラしてました。そこで木の飾り台に固定して安定させることに。拡大鏡の土台の大きさに飾り台を切り抜き、コードが通る穴をあけます。木部用の着色剤(ステイン)でダークブラウン色に塗ります。上部にはカッティングシートを貼り、金色の飾りシールをつけます。

【6】アームを金色に着色

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アーム部分をゴールドに着色します。サンドペーパーやメタルプライマーで下地処理をして、ゴールドのスプレーを吹きます。しっかり一晩乾燥させました。

【7】鍵穴と鍵をつける

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クラシカルな鍵穴のシールと鍵パーツを見つけたのでデザインに取り入れることにしました。実際には電池とUSBケーブルを使用するのですが、ねじ回し式の機械みたいに見えるかなと思って。シールは接着剤で貼った後にコテで土台にしっかりなじませます。鍵パーツは裏側から穴をあけてネジで固定。

【8】ウェブカメラを接着

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ウェブカメラを本体に取り付けます。周りに接着剤をたっぷり塗って貼り付けます。

【9】アーム部分にハンダ付け

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コードはそのままでいいかと思っていましたが、アームに沿わせた方が美しいと考えなおしました。ゴールドのリングパーツの輪を切断し、コードを通してハンダでアームに接着。ハンダを多めにつけたのでボコボコした肋骨のようなイメージになりました。もう一度ゴールドのスプレーを吹いて、コードやハンダ部分も金色にしました。

【10】ライト周りをカシメで装飾

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上のライトの部分にもカッティングシートを貼りましたが、シワが寄ってどうにも見栄えが悪い。そこで2ミリ厚のゴム板をベルトのように巻いて隠すことにしました。ついでにこちらも一定間隔で穴をあけてカシメを飾りにつけました。

ちょっと金色が違っちゃったけど

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全体はこんな感じ。元のウェブカメラは真鍮色だったので金色に塗らなかったのですが、若干スプレーの金色とは色が違っています。まあこれも味ってことでいっか。

【11】土台の裏にフェルト接着

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本体を土台に固定し接着。裏側には傷予防のフェルトを貼りました。電池の交換は底から簡単に行えます。

【13】名前と会社名を金文字で入れる

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最後の仕上げに製品名「千里眼」と「蒸気社謹製」の金文字を入れました。金文字はこれまで何度も記事にしたスタンピングリーフを使いました。私多分、日本で一番スタンピングリーフを愛している女だと思います。本当に工作好きにとってはありがたい商品です。千里の遠くからも相手を見ることができるという、蒸気社謹製ウェブカメラの完成です。

完成品:アームとライト部分

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アームの様子とライトの変化をご覧ください。自分の顔の位置に自由に高さを調節出来ます。ハンダもしっかりついているのでアームを曲げても全く支障はありません。ウェブカメラとしてだけでなく、ミニデスクライトとしても使うことができます。

ウェブカメラの画像(ライト別)

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ウェブカメラの画像をスクリーンショットで撮影してみました。夜だと部屋が明るくても若干顔に影ができます(ライトなし)。ライト全部をつけるとレフ板が当たっているようにお肌が白く見えますがちょっとまぶしい。ライト半分点灯だとちょうど良いぐらいの肌色になります。女性にとってはなかなか実用的でしょう?

作ったはいいけど使えない

Steampunk Webcam
普段は私のライティングビューロー(書斎机)にこんなふうに設置しています。我ながら満足の出来栄え。問題はですね、せっかくウェブカメラ作ったのに、スカイプなどする親しい友だちがいないってことですね。ぼっちの私には無用の長物だったかなあ……。

材料・道具
蒸気夫人
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