同じグログランリボンを材料に、帽子の帯、蝶ネクタイ、ロゼットを作りました。小物を揃えるとファッションに統一感が出ますね。誰でも簡単に作れるロゼットメーカーもご紹介します。
夏のファッションをどうするか問題
スチームパンカーの皆様、夏のファッションはどうしていらっしゃいますか? ヴィクトリア時代の服装は女性も男性も黒が基調色となっていますし、高温多湿の日本の夏ではロングドレスもロングジャケットも着用は難しいですよね。そんな場合はジャズエイジの1930年代の服装はいかがでしょう? この時代ですとスチームパンクではなくディーゼルパンクですが、日本の暑い夏を切り抜ける手段の一つとしてご提案いたします。
この時代の分かりやすい映像資料としてはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『華麗なるギャツビー』(2013)をオススメします。F・スコット・フィッツジェラルドが1925年に発表した小説『グレート・ギャツビー(The Great Gatsby)』の映画化です。こんなパーティー開いてみたいなあ!

夏用のストロー中折れ帽の帯
さて。これは私の旦那様の夏用のストローハットです。真っ白の中折れ帽でさわやかなイメージです。これはこれでおしゃれですが、リボンが黒くて夏には少々重い印象。そこで爽やかな水色のリボンに付け替えることにしました。
【1】帯を取り外す
縫い付けられていた帯を取り外しました。交換するのは下のグログランリボン。30mm幅を4メートル購入しました。水色、紺色、ベージュのストライプでレトロなイメージ。
【2】リボンを縫う
もともとついていたリボンと同じ長さで作れば良いので簡単ですね。カットして縫い付けるだけ。面倒な人はグルーガンなどで接着してもOK。
【3】完成!
はい! 完成。ものの30分ほどでできあがりました。
【1】ロゼットメーカー
次はロゼット。こんなロゼットーメーカーが手芸用品のクロバーから発売されています。誰でも簡単、きれいにロゼットを作ることができるんですよ。ラージとスモールがあって、直径4.5cm〜9cmまでのロゼットを作ることができます。詳しい紹介記事は以下をどうぞ。

ロゼットメーカーを使わずにロゼットを作る方法はこちらを参考にしてください。

【2】リボンを挟み込む
ラージの方を使ってグログランリボンを挟み込んでくだけ。正確に等間隔で折り込んでいくことができますね。
【3】端の始末をする
ぐるりと一周してリボンをカット。端は接着剤を使うか、縫い止めておきます。
【4】しっぽと裏側の処理
お好きな長さでしっぽを作って接着。キットに付属のブローチピン、シールをつけて完成。キットを使わない方はフェルトを丸くカットして裏側に貼り付けてください。ロゼット完成です。
【1】リボンをつなぎ合わせる
最後に蝶ネクタイを作ります。3cm幅のグログランリボンをつなぎ合わせて6cm幅にします。中央のつなぎ目は別のリボンを縫い付けて隠しました。
【2】輪にして中央を縫う
リボンを輪にして長いもの、短いものを2つ作ります。中央を縫います。
【3】ベルト部分を作る
首周りのベルトはリボンを半分に折って縫います。縫い目が中央にくるようにしてアイロンがけをしました。
【4】金具をつける
それぞれのパーツをつなぎ合わせて、蝶ネクタイ用のフックを縫い付けて完成!
小物がすべて完成しました
4メートルのリボンで、ハットの帯、ロゼット大、小、蝶ネクタイができました。長さはギリギリでしたね。もうちょっと長めに買えばよかったかな。
グレート・ギャツビーごっこにどうぞ
実はこれらのハット、蝶ネクタイ、ロゼットは私の旦那様用のプレゼントとして作ったものです。1930年代のジャズエイジファッションにぴったりの小物ですよ。スチームパンク時代とは少しずれますが、グレート・ギャツビーごっこにいかが?【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- ハット
- グログランリボン
- ロゼットメーカー
- フェルト
- ブローチピン
- 蝶ネクタイ用のフック
- 裁縫道具一式
- グルーガン