あなたはネクタイを何本くらい持っていますか? シャツを着る時はネクタイをつけることが多いので、歯車パーツとカシメを使ってネクタイをリメイクしてみました。ライトなスチームパンクファッションにいかが?
普段用はほぼジッパー式のワンタッチネクタイ
これまでも何度かネクタイ関連の記事を書いてきました。私は20本ほどネクタイを持っているのですが、ほとんどがジッパー式のワンタッチネクタイです。ササッと秒で絞められるので着替えが楽ちんなんですよね。正統派の方からすると邪道かもしれませんが、毎日のことなのでできるだけ手間を省きたいのです。


【1】ベースのネクタイを用意する
男性だとお葬式用に必ず1本は持っている黒ネクタイ。需要が多いからかワンタッチネクタイがお手頃価格で販売されていたので買ってみました。シルク製なのでしなやかで肌触りもいいです。これをベースにリメイクしていきます。
【2】分解する
最初に分解です。布地を切らないように丁寧に糸を切っていきます。大剣(ブレード)も縫い目をほどいて一枚布にします。
【3】カシメを打つ
大剣(ブレード)の部分に、一定間隔でカシメの飾りをつけます。パンチで穴をあけてからカシメ打ちをします。シルクの布は引きつれが出やすいので丁寧に。いつもはゴールドのカシメを使うのですが、今回は黒によく似合うシルバーのカシメにしました。
【4】歯車パーツを縫い付ける
ギアパーツもシルバーにしました。グレーの糸を使って丁寧に縫い止めていきます。
【5】縫い合わせる
最後に元通り縫い合わせて完成です。作業時間は2時間ほどでした。
【6】完成
近くで見るとちょっと糸が目立ってしまいますね。うーむ、接着剤にすれば良かったかしら。まあ、まじまじと近くでネクタイを見る人もいないだろうしいっか。もし気になるようだったら後ほど接着剤で作り直すかもしれません。
黒いシルクのネクタイはベースに最適
スチームパンクというよりはむしろディーゼルパンク寄りの印象になりました。黒のネクタイはお葬式のイメージがあるので使いこなすのが難しいのですが、ワンポイントあるとおしゃれネクタイになりますね。特にシルクは上品な光沢感が出るのでリメイクのベースとして最適だと思います。
応用編:ブラウンのニットタイでスチームパンクに
ブラウンのニットタイも同じように作ってみましたよ。こちらはナロータイで大剣が細かったためカシメなしでギアパーツを縫い付けただけです。スチームパンクファッションがお好きな方はこんなアレンジもいいかもしれませんね。(2020年05月15日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
追記
関連としてワンタッチネクタイを利用した歯車ネクタイの作り方を動画にしました。こちらも合わせてご覧くださいませ。
- ネクタイ
- カシメ
- 歯車パーツ
- 裁縫用具一式