映画『エンジェル・ウォーズ(Sucker Punch)』マダム・ゴルスキーのコルセット

マダム・ゴルスキーのコルセット
大好きな映画『エンジェル・ウォーズ(原題:Sucker Punch)』。もう何度も何度も見ています。映画の登場人物マダム・ゴルスキーのコルセットをリメイクしてみました。

『300』『マン・オブ・スティール』で知られるザック・スナイダー監督作品。5人の少女たちが人類の未知の領域「空想世界」で戦う、バトルアクション超大作。1950年代。精神病院に入れられ、5日後にロボトミーを受けることになったベイビードール(エミリー・ブラウニング)が、同じ精神病患者の仲間とともにファンタジーの世界へと飛び込み、人格破壊の危機を回避するための5つのアイテムを集める。

戦う美少女、ディーゼルパンク、精神病院、売春宿

この作品はラストに関して賛否両論なのでどなたにも薦めることはできないと思いますが、個人としてはとても好きな世界観です。戦う美少女、ディーゼルパンク、50年代の精神病院、売春宿、グランドキャバレー……。私が好きな要素ばかりです。燃え落ちるドイツ軍飛行船なんて、実ににザック・スナイダー監督は分かっている。

マダム・ゴルスキー&ベラ・ゴルスキー博士

ベイビードール、スイートピー、ロケットー、ブロンディ、アンバーの5人の美少女も良いのですが、一番好きなのがベラ・ゴルスキー博士。通称マダム・ゴルスキー。現実世界では精神科医、空想世界では売春宿の振付師・ダンス講師です。演じているカーラ・グギノは1971年生まれの実力派アメリカ人女優。

くびれを作るゴルスキーコルセット

マダム・ゴルスキーのコルセット

エンジェル ウォーズ オフィシャルガイド (ShoPro Books)

マダム・ゴルスキー、本当に素敵。知的で妖艶。50年代のスーツも、キャバレーショーのドレスもどちらもよく似合いますが、コルセットのデザインが実に美しいんです。懐中時計をコルセットリボンにひっかけているところもチャームポイント。リボンの錯覚効果で腰がミツバチのようにくびれて見えるんですよね。

シンプルなコルセットをリメイク

マダム・ゴルスキーのコルセット
というわけで、シンプルなコルセットをマダム・ゴルスキー・コルセットにリメイク。アンダーバスト(オープンバスト)タイプで、サテン地の黒のものを探しました。こちらのコルセットは、タンガ(ショーツ)付きで、1999円。安!

【1】等間隔に穴の印をつける

マダム・ゴルスキーのコルセット
コルセットの前部中央に等間隔で印をつけます。両方の腰のところに同じ数の穴を半円状に印をつけます。

【2】 ポンチで穴あけ、ハトメ打ち

マダム・ゴルスキーのコルセット
ポンチで穴をあけて、ハトメ金具を打ちます。いつもは金色のハトメを使うことが多いのですが、今回はクールなシルバーで統一することにしました。

【3】グレーのリボンに変える

マダム・ゴルスキーのコルセット
これは後ろから見たコルセット。元もとのリボンの色は黒。マダム・ゴルスキーのコルセットも本当は黒リボンなのですが、腰のくびれを目立たせるために、グレーのリボンに取り替えることにしました。

【4】リボンを放射線状に縫い付ける

マダム・ゴルスキーのコルセット
映像をよく確認すると、お腹の前から腰にかけてのリボンは金具のようなもので引き絞っている形なのですが、実際のサイズ調整は背中のリボンですることにして、前の部分のリボンは単なる飾りということにしました。前部から腰にかけて放射線状にリボンを縫い付けていきます。

【5】ミシンで縫う

マダム・ゴルスキーのコルセット
まち針で止めておいて、ミシンで一気に縫います。

【6】端のリボンの始末をして完成

マダム・ゴルスキーのコルセット
腰のハトメに通したリボンもミシンで縫い止め、余分なリボンを切ります。

マダムつながりのコルセット

マダム・ゴルスキーのコルセット
はい! 出来上がり。私もマダム・スチームだから、同じ「マダム」つながりですね。お手持ちのシンプルなコルセットに一手間加えて、個性的なデザインに変えてみるのも楽しいですよ。

【動画】『Love is Drug(恋は麻薬)』

劇中歌である『Love is Drug』。もともとはRoxy Music(ロキシー・ミュージック)という英国ロックグループの曲。1975年のリリースで、全英2位、全米30位の大ヒット。イギリスやアメリカの30代後半から40代の人なら子供の頃に聴いたことがあるはずです。ギャングに売春婦、猥雑で華麗なグランドキャバレーのショーにワクワクが止まらない!【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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