スチームパンクなペンスタンドを作ったら、それに合うようなペンも欲しくなりました。パイロットのお手頃価格な万年筆を塗装しフクロウの羽をつけて、レトロな羽ペン風にしてみました。
ペンスタンドに合うペンが欲しい
ギアいっぱいのスチームパンクなペンスタンドを作りました。となると次にほしくなるのがペン立てにぴったりのペンです。ただ普通のペンを挿しただけではどうもデザインがチグハグだからです。

【1】もとにするペンを選ぶ
こちらが材料。私が愛用している万年筆はすべてパイロット製です。パイロットは国内ナンバーワンのシェアを誇るメーカーです。以前作ったペンスタンドの万年筆もやはりパイロット製でした。今回は1000円以下のデスクペンを元に作ります。

【2】キャップと軸を切断する
では作ってみましょう! 万年筆のキャップと軸が長すぎるので先の部分を切断し、全体的にヤスリがけをして、ミッチャクロンで下地処理をします。
【3】キャップを塗装する
今回はざらざらとしたテクスチャの梨地塗装にすることにしました。ゴールドのラッカースプレーで塗装して、ペンスタンドに接着します。
【4】軸を木目塗装する
軸の部分にマホガニー的な木目塗装をします。最初に黄色のラッカースプレー、次に黒のエナメル塗料で木目を描き、上からマホガニー色のウレタンスプレーを塗り重ねていきます。この方法は以下の記事に詳細を書きました。

【5】軸に金模様を入れる
ペン先をつけて位置決めをします。金色のタトゥーシールを使って金模様を入れます。この方法は以下の記事を参照してください。上から水性ウレタンニスを塗っておくと頻繁に手で触っても模様が剥がれることはありません。

【6】アクセサリーパーツをつける
ペン軸端の部分に、金色の蝶のパーツをつけて飾りにしました。そこにフクロウの羽を適当な長さに切って接着しました。羽は実際に試し書きをして邪魔にならない長さにします。
【7】フクロウの羽をつける
知恵の象徴・フクロウの羽を使うことにしました。色的にもブラウンで家具調度に合っていますしね。羽の長さは22cmにしました。これ以上長いと書いている時に顔に当たってしまうからです。さあこれで完成!
あなたにピッタリの羽ペンを作ってくださいね
筆記用具は毎日頻繁に使うものですから、気に入ったデザインを厳選したいものですね。でもどうしてもぴったりの色や形のペンが見つからない場合は、自分で一手間加えてデコレーションするのも手です。プレゼントなどにも良いかもしれませんね。ぜひ手作りを楽しんでくださいね。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- ペン
- サンドペーパー
- ミッチャクロン(下地材)
- ラッカースプレー(黄色)
- エナメル塗料(黒色)
- ウレタンニススプレー(マホガニー)
- タトゥーシール(金色)
- 水性ニス(透明クリア)
- アクセサリーパーツ(金色)
- フクロウの羽
- 接着剤
- 工作道具一式