端材で作ろう! 歯車モチーフの360度魅せる植木鉢カバー(2)

歯車モチーフの植木鉢カバー
木工作であまった端材で歯車モチーフの植木鉢カバーをもう一度作ってみることにしました。アスプレニウム(オオタニワタリ)を引き立てるよう、4面に歯車を飾って360度魅せる植木鉢カバーになりました。今回はリサイクル工作です。

オオタニワタリ (Asplenium antiquum Makino) はシダ植物門チャセンシダ科に属する日本南部から台湾の森林内の樹木や岩などに着生するシダ植物。単にタニワタリとも言う。本州南岸以南に分布するが、南では近似種が他にもある。

オオタニワタリ – Wikipedia

2017年に作った木製鉢カバー2つ

歯車モチーフの植木鉢カバー
以前作った植木鉢カバーはこちら。シルバーとゴールドで塗装した木製歯車を前面に貼り付けました。普段暖炉の上に置いているので飾りは前面だけで良かったんですね。今度は4面にモチーフを貼ることにします。

端材で作ろう! ゴールド&シルバーの歯車モチーフ鉢カバー
木工作をすると木の端材が溜まってしまうことがありますね。そこで歯車モチーフの鉢カバーを作ってみました。金色と銀色のギアがポイント。温室の棚にサボテンを入れて飾っています。

ちなみに左の植物はミルクブッシュ(ミドリサンゴ)、右の植物はリプサリス(紐サボテン)。どちらも購入したときは片手サイズの小さな苗だったのに、数年でわっさわっさ育ちました。

【1】木材を切って接着剤で組み立てる

歯車モチーフの植木鉢カバー
植木鉢の大きさに合わせて木の端材をのこぎりで切ります。本体はMDFです。MDFは木の粉を樹脂や接着剤で固めた板です。角のモールもカット。木工用ボンドで接着します。コニシの木工用・多用途ボンド(緑のボンド)は木だけでなく、布、革、塩ビや金属などにも使える万能ボンドで超オススメです。

【2】サンダーをかける

歯車モチーフの植木鉢カバー
サンダーで全体にヤスリがけをします。いつもリョービ(RYOBI) ミニサンダーを使っています。小さいので女性の手でも持ちやすく、木工作ぐらいでしたら機能は十分です。音は掃除機ぐらいの音が出ます。

【3】木部着色剤で色を塗る

歯車モチーフの植木鉢カバー
木部着色剤(ステイン)で全体を染めます。好みの濃さになるまで何度か塗り重ねます。いつも和信(ワシン)の木部着色剤を使用しています。水性で塗り重ねも簡単なので重宝しています。

【4】木製歯車をレイアウトする

歯車モチーフの植木鉢カバー
木製の歯車各種をレイアウトします。これらはAliExpressでコツコツ数年かけて集めました。歯車の種類・大きさ別に分類して保管しています。木製の歯車は金属製と違ってカットが簡単なんですよね。

台紙に両面テープをつけて歯車を貼り付け、レイアウトが決まったらミニルーターで切断します。

【5】歯車をアクリル絵の具で塗装する

歯車モチーフの植木鉢カバー
歯車を塗装します。いつもお世話になっているタカラ塗料。色はレディッシュゴールド。アクリル絵の具だから取り扱いが簡単で、発色が良く色あせしにくいので大好きです。

【6】歯車を本体に接着する

歯車モチーフの植木鉢カバー
瞬間接着剤でレイアウト通りに歯車を本体につけます。今回は4面全部に貼るので間違えないように慎重に並べました。

【7】底に保護のレザーリボンを貼る

歯車モチーフの植木鉢カバー
底を保護するためにレザーリボンを接着します。余っていたので使いましたが、保護できるものでしたらフェルトでもゴムでも何でもいいです。

【8】完成!

歯車モチーフの植木鉢カバー
完成! 制作時間は3時間でした。

19世紀末の英国アンティークの花台

歯車モチーフの植木鉢カバー
アスプレニウムも最初は高さ10cmぐらいだったのにぐんぐん育ちました。植木鉢を乗せているのは19世紀末の英国アンティークの花台。100年前のイギリスの人も植物を大事に育てて愛でていたのかしら。想像がふくらみます。(2019年02月24日制作)

【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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材料・道具
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