良い香りをかぐと、疲れがすーっと消えていくような気持ちになることがあります。香りには人を癒やす力がありますね。寝室やクローゼット、机用に、お気に入りの香りを詰め込んだサシェ(香り袋・匂い袋)を作ってみました。
サシェとはフランス語で良い香りがする小袋のこと
サシェはフランス語で、「ポプリなど良い香りがする乾燥した草花を詰める小袋のこと」です。紐で部屋に吊るしたり、こんな風にベッドに置いたりします。様々な素材、形がありますが、今回は四角い袋型と、球形のサシェを作ってみました。
【1】布を切って縫い合わせる
サシェの作り方ですが、大きさや形に決まりはありませんので、適当に袋状に縫うだけ。簡単ですね。手縫いでもミシン縫いでもどちらでも構いません。手芸や洋裁の余り布の有効利用にもなりますね。
【2】ポプリをお茶出しパックに詰める
布を縫った袋に直接ポプリを入れても良いのですが、私はお茶出しパック(不織布でできたティーバッグ)を使っています。中にお茶の葉やかつおだしなどを入れて使うものです。スーパーや100円ショップなどで手に入ります。この中にポプリを入れると粉がこぼれ落ちないので便利です。
【3】リボンで口をとめる
袋の口のところをリボンで結んで出来上がり。ちなみに私が好きなのはウィローブルックのポプリシリーズ。ローズ、リリー・オブ・ザ・バレー、マグノリアが好きですね。パッケージも可愛らしいのでプレゼントにもおすすめです。
【4】お部屋に吊るしたり、引き出しやかばんの中に
出来上がったサシェはリボンで壁やクローゼットに吊るしたり、机の引き出しに忍ばせたりしています。かばんに入れてもいいですね。フワッと良い香りが漂うと、心がホッとするような気がします。
【5】布を切る
もう一種類作ってみましょう。こちらは球形のサシェ。写真のような形で布を6枚切り出します。全部同じ色や素材の布にしても良いですし、バラバラでも面白いです。今回は2種類の布を使いました。
【6】縫い合わせる
中表で異素材の布を縫い合わせます。3組のペアが出来上がりました。
【7】さらに縫い合わせる
この3組をつなぎ合わせてボールの形にしますが一か所だけ綿やポプリを詰める口を開けておきます。
【8】ポプリと綿を詰める
お茶出しパックに入れたポプリを綿で包んで、ボールの中に詰めます。詰め口は手縫いで縫い合わせます。
【9】リボンで飾る
最後にリボンを飾って出来上がりです。
香りが薄れたらポプリを詰め直します
数ヶ月ほどは香りがしますが、だんだん薄れていきます。そうなったらまた縫い口を開けて新しいポプリを詰め替えます。お部屋のインテリア・芳香剤としても役立つサシェ。ぜひあなたのお好きな香りを楽しんでみてくださいね。(2020年05月30日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
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- 裁縫道具一式