ベッドの足元にある帯状の布・ベッドランナー。別名ベッドスロー、ベッドライナー。ベッドの汚れを防ぐためのものです。ホテルで良く見ますね。このベッドライナーを作ってみました。
ベッドランナーとは何か?
ベッドランナーとは、土足でベッドに寝っ転がったりする習慣のある欧米で使われるもので、これをかけてあるとベッドカバーが汚れません。また海外では寒い時にベッドランナーを羽織ったり、毛布替わりに使うこともあるそうです。
日本の住宅では土足で生活することはあまりないので、あくまでベッドを美しく引き立てる飾りの用途で使われています。
アラベスク模様の生地で手作り
テーブルランナーをベッドランナーに使ったり、レース編みやニットを足元に置いたりと様々な形態のものがあるようです。前回、本棚の壁紙に赤いアラベスク模様の布を多めに買ったので、おそろいでベッドライナーを作ることにしてみました。共布で作ると統一感が出ますよ。

ベッドランナーの大きさは適当に
ベッドランナーの大きさには決まりがないので、幅は50センチほど、長さはベッドの両端に垂れるぐらいにしました。アラベスク生地の他にワインレッドのスウェード生地を購入。ベッドランナーの裏側と端に使います。
テーブルランナーと作り方は同じ
長方形で直線縫いをするだけだからカットも縫うのも簡単です。作り方はテーブルランナーと同じです。詳細や型紙はこの記事には載せませんが「テーブルランナー 作り方」などで検索すると記事が見つかりますので参考にしてください。
クイーン、キングサイズはちょっと大変?
まち針さえうってしまえばあとは一直線に縫うだけです。私のベッドはシングルサイズなので良いですが、キングサイズ、クイーンサイズのベッドランナーは布が長くなって大変ですね。端っこに同じ赤色のタッセルをつけて終了。2時間ぐらいでできました。
接着芯を貼るとピンとします
布にハリをもたせたいときは布の裏側に接着芯を貼ると良いですよ。接着芯はいろいろな厚みのものが販売されているので、お好きなものをどうぞ。
寝具と色のコントラストを楽しむ
ベッドランなーの色は、ベッドスプレッド(ベッドカバー)と別の色を選ぶとコントラストが美しいです。私の春・夏用の寝具はホワイトで統一しているので、赤のベッドライナーが良く映えますね。ベッドを引き締める差し色としてベッドランナーをDIYしてみましょう。
追記:2016年02月03日
その後クイーンサイズのベッドに変えた際に、孔雀をモチーフにしたデザインに寝室を模様替えをしました。ピーコックグリーンと孔雀模様の布でベッドランナーを作りました。ベッドランナーはあまり市販されていないので自分で作るのが良いかと思います。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
