2012年にNHK取材班が深海のダイオウイカ撮影に成功し、翌年には深海生物の一大ブームが巻き起こりました。愛犬のために犬用おもちゃのぬいぐるみダイオウイカを作ってみました。
犬用ベッドの制作過程の写真がない!
本当はこの写真の犬用ベッドの作り方をやろうと思ったんです。犬用ベッドは結構お値段がするのですが、こちらのヴィクトリアンで豪華なベッドが3000円で作れますよ──という記事。
でも作りながら撮った写真が1枚も残っていなかったんです。引っ越しでバタバタしていたから消しちゃったのかなあ……。
ベッドのあまり布でダイオウイカ
ベッドの余り布で作ったのがこちらのダイオウイカ。去年2013年の夏はダイオウイカブームだったので、こういうの欲しいなと思っていたんですよ。でも当時は流行していたからか意外に高かったり、品切れ起こしてたりで入手できず。
「売ってなければ、作ればいいじゃなーい!」
【動画】シュガーとダイオウイカ
遊んでいるところの動画です。これまでいろんな犬用のぬいぐるみを作ったり購入したりしましたが、このダイオウイカが一番、犬的に好きなようです。振り回すと足がビタンビタン動いたり、噛むとキューキュー音がしたりして面白いのかもしれませんね。
【1】足の布をカット
足の分の布をカット。短い足が8本、長い足が2本です。同じ形のものを2枚ずつ切って中表にしてまち針でとめます。大きさは犬の大きさに合わせて適当で構いません。縫い代は1センチで。
【2】足を縫う
中表にとめた布を縫い合わせます。カーブしているところは、縫い代にはさみで1センチおきに切り込みを入れます。
【3】足をひっくり返す
菜箸を使って足をひっくり返します。
【4】足に綿を詰める
菜箸で手芸用の綿(わた)を足に詰めます。ぎっちり詰めるのではなくて、ゆるめに詰めると足がクニャクニャ動いて良いですよ。
【5】胴体と足を合体させる
胴体の部分の布をカット。10本の足を並べます。並べ方は写真のように、短い足4本、長い足1本、短い足4本、長い足1本の順番で。まち針で胴体の布にとめます。胴体の布は足を並べた長さよりも3センチほど長くします。足を胴体の布に縫い付けます。
【6】頭を縫う
イカの頭の布を2枚カット。イカの角(?)を縫って外表にし、中表にした頭の布ではさみます。角は綿を入れる必要はありません。縫い代1センチで頭を縫います。頭の下の部分は開けておきます。
【7】胴体と頭を合体させる
中表にした胴体と、頭の部分をまち針でとめて、縫い代1センチで縫います。
【8】全体をひっくり返す
足の付け根の部分があいているので、そこからひっくり返します。だいぶイカらしくなってきました。
【9】目玉を縫う
目玉の部分を縫います。長方形と円に切った布で、短い円筒形のものを作ります。
【10】目玉を胴体に縫う
目の部分の中に綿を入れて胴体に縫い付けます。
【11】鳴き笛を仕込む
音が鳴る方が犬が面白がるので、鳴き笛を入れます。鳴き笛というのは押さえると、ピーとかキューとか鳴るぬいぐるみ用の材料です。これを綿にくるんで、糸でぐるぐる巻きにします。犬がくわえやすい位置になるよう、イカの中に綿といっしょに詰めます。
【12】おしりに蓋をする
以下のおしりの部分にふたをします。楕円形に切った布を、かぶせるようにして胴体に手縫いします。
【13】フェルトで目玉をアップリケ
最後に白と黒のフェルトで目玉をアップリケします。うつろな目になるようにするのがコツです。ダイオウイカ、出来上がりました!
いつでも一緒に寝てます
ペットショップのぬいぐるみは、小型犬用ばかりで中・大型犬用の大きなぬいぐるみがなかなかないんですよね。自分の体長よりも大きなダイオウイカは、倒す喜びがあるのかシュガーのお気に入りのようです。いつも抱っこしたり噛んだりして寝てますよ。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- 布
- 綿
- 鳴き笛
- フェルト(黒と白)
- 裁縫道具一式
- ミシン
- 菜箸