私の本業は大家さんです。蒸気邸の鍵を管理するためにキーホルダーラックを作ってみました。主な材料は100円ショップの木製トレーや金具、キーホルダーのタグはアイスの棒です。
蒸気邸の鍵ボックス
蒸気邸の鍵。バイオハザードの館並にあります。こちらは以前使っていたキーボックス。いかにも事務用品──といった味気ない風情です。全くエレガントさがありません。そこで鍵を「見せる収納」として壁にディスプレイすることにしました。
【1】材料を集める(主にセリアで購入)
今回使用した材料はこちら。木製トレー(6個)、吊り下げ金具、ミニフックは100円ショップセリアで購入。ステー金具、ベルベットシートは東急ハンズで購入しました。
【2】ステーで木製トレーを固定
ステー金具で木製トレイを横に2つ連結します。
【3】バターミルクペイントで塗装
オールドビレッジのバターミルクペイント(茶色)で塗ります。マットな仕上がりにしたい時に便利な水性塗料です。
【4】バターミルクペイントで塗装
塗るのは周りの縁のみです。連結したトレーを3つ作りました。
【5】ベルベットシートを貼る
グリーンのベルベットシートを貼ります。接着剤つきのシートなのでトレーの大きさに合わせて切って貼るだけ。見つからない場合はフェルトでも代用できます。
【6】ミニフックをつける
ミニフックを等間隔につけます。トレーが薄かったので、ネジ止めではなく接着剤で固定しました。吊り下げるための金具も両端につけます。
【7】トレーの裏にフェルトを接着
壁を保護するためにトレーの裏にフェルトを接着しました。トレーの大きさぴったりにカットして、ラックの完成です。
【8】キーホルダータグを作る
キッチン用品売り場で木製スティックを見つけました。アイスの棒として使われているものです。
【9】ステインで茶色に着色
水性のステイン(木部着色剤)でスティックを茶色に着色します。1度塗りだとムラが目立つので2度塗りします。
【10】先端に穴をあけてハトメを留める
先端にドリルで穴をあけてハトメを留めます。最初から太いドリルを使うのではなく細いドリルから徐々に穴を広げていくとスティックが割れません。
【11】タグを貼ってニスで保護
各部屋の名前を茶色の印刷用紙にプリントして貼りタグにします。上から水性ニスでコーティングします。キーホルダーの鍵を付け替えて出来上がり!
昔のホテルのようなイメージに
壁にかけてみると昔のレトロホテルのようなたたずまいになりました。同じものが整然と揃っているのを見るのは実に気持ちが良いです。ただ左の給湯器が現代的でどうも気になってきました。これもいつか塗装するなりして部屋になじませたいです。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- 木製トレー(6個)
- 吊り下げ金具
- ミニフック
- ステー金具
- ベルベットシート
- オールドビレッジのバターミルクペイント(茶色)
- フェルト
- 木工用ボンド
- 木製スティック(アイスの棒)
- 水性のステイン(木部着色剤:茶色)
- ハトメ(ゴールド)
- 水性ニス
- 印刷用紙(茶色)
- 工作道具一式
- 塗装用具一式