これまで12作品をご紹介してきた「不思議の国のアリステラリウム」。生き物系は一度作ったらおしまい──とはなりません。日々のお世話、定期的なメンテナンスが必要です。今回はいくつかのテラリウムの仕立直しについての記事です。
2016年年末から作り始めたテラリウムアリスシリーズ
最初にこのテラリウムシリーズに着手したのが2016年の年末でした。もう5年も経ったんですね。テラリウムは日々の水やりや剪定などの世話をしなければなりませんが、時々大規模な仕立直しをしています。今回は2つのテラリウムの作業を行いました。
【1】ガラス容器に水草一番サンドを入れる
まず一つ目が「育てる水草 種から育てるミスト式水草水槽【不思議の国のアリスシリーズ10】」という記事の水草水槽です。水草が徒長してしまってあまり見た目がよくありませんでしたので、思い切ってオールリセットすることにしました。
【2】謎の種を蒔く
水草一番サンドをガラス容器に入れて、Amazonで購入した謎の種をまきます。何度か書いていますが商品名は「小さい葉」「大きい葉」。レビューなど読むとどうもベビーハイグロフィラ、キューバパールグラスらしいのですが良くわかりません。
【3】霧吹きしてラップをかける
サンドにたっぷりと霧吹きをしてラップをかぶせます。はい、できあがり。あとは待つだけ。詳しい作り方や、成長の過程は以下の記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。
1ヶ月半後のテラリウム
1ヶ月半後の様子。地面を緑の草が覆いましたのでアリスと白ウサギ、切り株、キノコのフィギュアを配置しました。遅刻、遅刻〜!と走ってゆく白ウサギを木の陰からこっそり見ているアリスの図です。本物の植物を使ったジオラマですね。
【1】材料を用意する
2つ目は「多肉植物セダムの国のアリスと子鹿【不思議の国のアリスシリーズ2】」を別のテラリウムにリメイクしました。庭に移したセダムは元気に地面を覆っていますよ。
今回は新しいテラリウム用にいくつか観葉植物を購入しました。
【2】植物を植え付ける
こちらも同じように水草一番サンドを使って培養土とし、植物をレイアウトしていきます。位置が決まったら先程の謎の種をまいて霧吹き。最期にフィギュアを配置します。テラリウムの詳しい作り方は以下の記事を参考にしてください。
1週間後の様子
1週間後の様子。もう地面に水草の種の双葉が出始めていますね。1ヶ月後には完全に緑のじゅうたんとして地面を覆ってしまうことでしょう。水やりは朝と晩に霧吹きをしていますよ。
オールリセットは1、2年に1度
テラリウムは樹形が乱れてきたなと感じたら、水槽用のハサミ・ピンセットでカットして整えています。オールリセットは1、2年毎ですね。枯れることはほぼないのですが、植物が育ちすぎてジャングル状態になってしまうことが多いのです。右端の白ウサギのテラリウムはそろそろメンテが必要ですね。
お昼ごはんの憩いのひととき
タイマーで毎日お昼ごろになるとライトがつくようにしています。ちょうどお昼時なのでダイニングテーブルでテラリウムたちを眺めながらご飯をいただきます。とても心癒されるひとときです。アリスフィギュアはまだたくさんあるので、また新しいテラリウムも作りたいな。(2019年03月15日〜2019年11月27日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- ガラス容器
- 水草の種
- 水草一番サンド
- 観葉植物各種
- 霧吹き
- ラップ
- ハサミ・ピンセット
- 園芸用具一式