4年前からお風呂場で植物を育てています。バスルームをより清潔に保つために、すべての鉢植えをボール型のガラスの器を使ったハイドロカルチャーに変えました。水やりなどの手入れもしやすくなりました。
すべての植木鉢をハイドロカルチャーに変更
以前浴室の観葉植物について書きました。浴槽にアクリル板を設置し、たくさんの鉢植えを並べていました。ただやはりどうしても水やりの際に土が流出してしまうため、すべての鉢をハイドロカルチャー(水栽培)に変更することにしました。

【1】観葉植物を選ぶ
ここは蒸気邸の温室。様々な種類の観葉植物を育てています。これまで浴室で育てていた植物に加えて温室の中からハイドロカルチャーに向きそうな植物を選びました。浴室は温室ほどは日光が入らないので、ある程度耐陰性と耐寒性があるものが良いかもしれません。
【2】古い根や余分な根をカットする
鉢から根を抜いて、土を落としたら根をよく洗います。伸びすぎた根や傷んだ根がある場合は、ハサミでカットします。
【3】根を水洗いする
バケツに水をはって根をゆするようにして洗うと、土を落としやすいです。茎の間に詰まった土もこの時一緒に落とします。大きすぎる株はノコギリやハサミ、カッターで株分けします。
【4】材料を揃える
ハイドロカルチャーの材料を揃えました。新しい鉢として透明な球体のガラス容器を数種類入手しました。このように鉢の形や材質を同じものでそろえると統一感が出ますね。
【5】ミリオンAと活性炭を入れる
ハイドロカルチャーは水が腐りやすいので根腐れ防止としてミリオンA(珪酸塩白土)と活性炭を適量底に入れます。
【6】ハイドロボールを洗う
ハイドロカルチャーでは土のかわりにハイドロボール(ハイドロコーン)という保水性のある人工の土(焼土)を使います。ハイドロボールは多孔質で水を蓄えることができるため、水栽培で大変重宝します。焼土の粉がついているため、使う前には必ずよく水洗いします。
【7】植物を植えて水やりする
観葉植物を形よくハイドロボールで植えます。水は鉢の下5分の1になるぐらい入れます。根腐れを防ぐために水が完全になくなって1日2日経ってから、容器の5分の1ぐらいのところまで水を入れます。次に水を入れるのも水がなくなってからです。
【8】完成!
すべての植物を植え替えました。全部で12鉢作りました。葉がぎっしりと密集してジャングル状態ですね。お風呂場にずらっと並ぶと壮観ですよ。
【9】ハイドロカルチャーの手入れ
たまにハイドロカルチャー用の肥料を適量与えます。手入れとしては枯れた葉があったら切り取ることと、水がなくなった鉢に水やりすることの2つぐらいです。
1、2年毎に植え替えが必要
ハイドロカルチャーに限らず、普通の鉢植えでも観葉植物は1、2年毎の植え替えが必要になります。根がギュウギュウに鉢や器の中に詰まってしまったら植え替え時です。その時に普通の土に植えて一度休ませるのもいいかもしれません。違う植物を植えると気分転換にもなりますね。(2019年11月16日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
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