卵型のガラス容器に入ったアリス。緑の草原で子鹿と戯れています。簡単に水草を育てることができる育成キットをネットで購入しました。今回は水作株式会社から発売されているほとりえシリーズの一つをご紹介します。
水作株式会社の「ほとりえシリーズ」
ほとりえシリーズは、アクアリウムの趣味がある方におなじみの水作株式会社から発売されている育成キット商品です。キットに梱包されている土に種をまいて霧吹きで水をあげるだけで、きれいな緑のじゅうたんをつくることができます。アクアリウムの入門としてビギナーにぴったりのキットですね。
【1】ほとりえグリーンエッグキットMを購入
今回購入したのは「ほとりえグリーンエッグキットM」。卵型のガラス容器に、水草の種、ベースソイル(土)、ラヴァストーン(ミニ溶岩石)でレイアウトをします。このガラス容器はかなり厚みがあってずっしりと重みがありました。丈夫で長持ちしそうですよ。ほとりえシリーズには他にもこんな商品があります。
【2】育て方説明書を読む
中に詳しい説明書が入っているので、植物を育てたことがない人でも安心。ただし発芽環境として気温が25度〜35度必要です。なので春から秋にかけてが育成期間として最適です。たとえエアコンで気温を上げても、冬場は気温や湿度、光などの環境がそろわないため発芽が難しいことがあります。どうぞ季節だけご注意を。
【3】キットの内容
キットの内容です。ガラス容器は幅85mm×奥行き85mm×高さ130mm手のひらに乗るぐらいのサイズ。一回り小さいSサイズもありますが、私は見栄えのするMサイズを買いました。今回は以前のテラリウムで使った不思議の国のアリスフィギュアを使いますので、同梱されていたラヴァストーン(ミニ溶岩石)は使いません。
【4】ガラスに土を入れて、水でひたす
作り方は超簡単です。まずは付属の土をガラス容器に入れて、土が水でひたひたになるぐらい水を入れます。ある程度コップなどで水を注いでから土の表面をならし、霧吹きで水を足すと土がきれいに平らになりますよ。
【5】水草の種をまく
水草の種を撒きます。この袋にはかなり大量の種が入っています。全部いっぺんに撒くと水草がぎっしり状態になっていまいます。リセットして2回目の育成をするためにも種の分量は撒きすぎないようにしましょう。
【6】レイアウトする
このキットのラヴァストーン(ミニ溶岩石)のかわりにアリスのフィギュアを置きました。アリスと子鹿が「名無しの森」という不思議な森で出会うシーンを再現したフィギュアです。他にも動物や恐竜のフィギュアを置いても面白いですね。お好きなものを使ってみてくださいな。
【7】ガラスドームをかぶせて放置
あとはドーム型の卵のガラスをかぶせて待つだけ。だいたい3日〜1週間ほどで最初の発芽が始まります。そしてすぐに続々と芽がでて土を緑に覆っていきます。毎日朝起きてチェックするのが楽しみになりますよ。
1週間後の様子
1週間後の様子です。アリスと子鹿の周りに水草が広がってきましたね。地面を完全に覆ってしまうまで半月〜1ヶ月ぐらいでしょうか。明るいカーテン越しの窓辺に置いて、土の表面が常に湿っているように霧吹きで水を与え続けます。卵型のガラスカバーはいつもかけっぱなしの方が土が乾きづらくていいかも。
3ヶ月後の様子
3ヶ月放置していたら、こんな状態になってしまいました。たはは、草原というかもうジャングルですね。このキットには余分な種が沢山ありますので、春になったらまたリセットして作り直そうと思っています。何度も楽しめる素敵なキットだと思いました。(2020年11月08日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- ほとりえグリーンエッグキットM
- 霧吹き