Amazonの古書で面白いものを購入しました。アシェットコレクションズジャパン株式会社から発売されているシリーズ物の雑誌『甦る古(いにしえ)の時計』です。この本には毎号懐中時計が付録としてついてくるんです。定価1,999円です。
文字盤にライト兄弟型飛行機の絵、裏蓋にも海上を悠々と飛行する戦闘機の姿が毛彫風に入れられている。今回は古風な飛行機が両面に描かれた時計である。
1922年型の懐中時計・アビエーター
第76号の付録は1922年型「アビエーター」です。こんな感じで懐中時計はパッケージに入っていて雑誌ごと販売されています。雑誌よりもこちらの時計メインですね。このお値段ですので、ムーブメントは機械式ではなくて、クォーツです。まあでも、私は外観が良ければ何でもいいので問題ありません。
「甦る古の時計 郷愁の懐中時計コレクション」TVCM
この『古の時計』シリーズは2006年に発売されたものの2018年復刻版となります。Amazonレビューによりますと、全巻揃えると、創刊号799円+119号(2号〜120号)×1,999円=総額238,680円となります。この手の雑誌シリーズは全部集めると結構なお値段になるんですよね。

裏蓋の絵柄
裏蓋は毛彫り風で3艘の船と灯台、飛行機が描かれています。様式から見ると1915年以降のものらしいです。素朴でレトロな絵柄ですね。厚さは1.28mmでした。ポケットに入れるには手頃な大きさ。環(ボウ)はフランス環、竜頭(リューズ・クラウン)はルイ15世型となっています。
文字盤に描かれたライトフライヤー号とは?
文字盤側に描かれているのはライト兄弟が発明したライトフライヤー号です。今から8年前の2013年に木製模型を作りましたね。懐かしい。1903年12月17日に米国人ウィルバー・ライトとオービル・ライトの兄弟によって人類初のエンジン式飛行機が空を飛びました。最初の飛行時間はたった12秒で飛行距離は36メートルでしたが人類にとって大きな飛躍となりました。

懐中時計ラックに飾っています
古書として購入したので電池切れで止まってしまっていましたが、電池を入れ替えたらまた動き出しました。懐中時計ラックに飾っています。スチームパンクのイベントなどに重宝しそうですね。全120号もありますので、あなたの好みの懐中時計が見つかるかもしれませんよ。(2019年02月23日購入)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
