ワックスがけの方法についてお勧めのグッズや薬剤をご紹介します。私の書斎は木製の床なので定期的にワックスがけをしています。ピカピカの床になると気分も一新。仕事がはかどります。
流行の木製フローリング
木材のフローリングの床が流行していますね。シンプルなインテリアが好まれる現代では白っぽいフローリングが人気のようですが、私の書斎はヴィクトリア朝をイメージしたブラウン。明るい床に比べるとやや狭く見えるのと愛犬の抜け毛が目立つのが短所ですが、クラシカルな雰囲気で気に入っています。
年に一度のワックスがけ
床を見ると結構傷や汚れが目立ってきました。掃除機は毎日かけていて、スチームモップによる水拭きは週1回行なっているのですが、やはり年に一度は大規模なワックスがけをする必要があります。定期的にワックスがけをすると板の保護になりますし、月日が経つにつれて美しい光沢が出てきますよ。
ワックスがけグッズ
ワックスがけは暖かく天気の良い日を選びましょう。雨の日や気温が5度以下だとワックスが白っぽくなることがあります。写真は私のお勧めのワックスグッズです。右からオール床クリーナー、ワックスはがし専用ブラシ、ワックスかんたんワイパー、ワックス(スーパーグロス)です。
【1】床掃除
最初にやるのが床掃除です。動かせる家具を別の部屋に移動し、掃除機で丁寧にホコリをとります。掃除機で取りきれないホコリは、スチームモップで水拭き。私はシャーク製のスチームモップを使っていますよ。室内犬を飼っている方には特に役に立つと思います。
【2】ワックスはがし
ワックスがけの最も過酷な作業・ワックスはがしに入ります。「ワックスがけ」と言いますが、ワックスをかけるのはわりと楽で、その前の作業の方がずっと大変なのです。
リンレイのオール床クリーナーは、床の様々な汚れを落とすことができるだけでなく、原液で使うとワックスまで剥がすことができるスグレモノ。普段の掃除は30倍ぐらいに薄めて使いますが、今回は古いワックスの剥離をするのでそのまま原液で使用します。
専用ブラシが便利
スポンジなどでもいいのですが、ワックスはがし専用ブラシを使うと上手くいきます。原液を床に伸ばして1、2分放置し、専用ブラシでこすります。
【3】拭き取り
その後キッチンペーパーなどで洗剤を拭き取り、雑巾で水拭きします。雑巾の水拭きは3回ほど繰り返して、完全に洗剤を取り除きます。この作業が最も辛いですが、自分を励ましつつ頑張りましょう。
【4】細かい汚れ落とし
この時もしとれにくいような汚れがあれば、100円ショップで売っているメラミン(「激落ちくん」など)でこすり落としておきます。
【5】ワックスがけ
さていよいよワックスがけ。私が好きなのは同じくリンレイのスーパーグロス。他のワックスに比べて反射光が強く、ピッカピカの床になるんですよ。
ワックスかんたんワイパーがおすすめ
そして必需品がワックスかんたんワイパー。ボトルの中にワックスを入れてスポンジに染み込ませることができるから、手が汚れないのです。これあるとないのでは作業の効率が全然違います。
必ず部屋の奥から塗ること
この効果! ワックスを塗ったところと、塗っていないところの違いがお分かりいただけますでしょうか。この作業は効果が目に見えるので楽しいですね。
そうそう大事な事ですが、必ず部屋の奥から塗りましょう。足場がなくなってしまって、離れ小島でポツーンと乾燥まで待つことになりますからね。
【6】乾燥
30分ほど経つと完全に乾きます(季節や天候にもよります)。乾拭きの必要はありません。最初はまばゆいぐらいにギラギラと輝いていますが、1週間ほど経つと程よいツヤに落ち着きますから安心してください。書斎のワックスがけ作業にかかったのは4時間でした。
重労働だけど満足感いっぱいのワックスがけ
美しい床になって気分一新。書斎での仕事もはかどるような気がします。ワックスがけはかなりの重労働ですが、ビフォー&アフターが劇的なので、一家のお父さん・旦那さん・彼氏さんがやってあげるとお子様、奥様、彼女からの評価がグーンと上がると思いますよ。独り身の方は粛々と自分でやりましょう。【蒸気夫人(マダムスチーム)】