エッグアートのように見えますが、実は安眠グッズです。「月明かりの子守唄」という商品名で販売されているライトの一種。寝室の雰囲気に合わせてカスタマイズしてみました。
考え事で全然眠れない!
一時期どうしても眠ることができなくなってしまいました。考え事ばかりしてベッドに入ったはいいけれど全く眠くならないのです。焦れば焦るほど目ははっきりと冴えてしまい、夜がしらじらと明けはじめても体も心も休まらない──そんな日々が続きました。
お手頃値段の安眠グッズ
このままでは体調を崩してしまうと安眠グッズを探しまわり、手に入れたのがこの「月明かりの子守唄」です。お値段は1000円ぐらいでした。安いだけに効果があるのか不安でしたが、物は試しと使ってみることにしました。
【動画】こんな風に明滅します
まずは動画を見てください。これは天井に映して使うライトです。真っ暗でわかりにくいのですが、スイッチを押すと安静時の呼吸と同じ6秒周期で、ライトが明るくなったり暗くなったりするのです。
明かりを見てると眠くなる?
枕元に置いて寝る前にスイッチを入れ、天井を眺めながら明かりに合わせてゆったり呼吸していると、まるで催眠術にかかったかのように眠くなってきてしまうというものです。このライトで眠るのが習慣になれば徐々に不眠状態が解消されていくのが狙いなんでしょうね。
10分刻みで時間設定できる
月明かりの子守唄は卵型をしていて、中にライトと電池が内蔵されています。明かりの明滅時間は10分きざみで最長60分まで設定できます。
卵の上から明かり
ボタンや液晶は卵の底にあります。卵の上部には白色のLEDライトが入っています。
真っ白はどうも目立ちすぎる
作りは非常に単純。中はスカスカだし外見はプラスチックだから、はたしてちゃんと眠れるようになるのか不安……。でもものは試しとやってみました。ただどうも見た目が私の寝室には合いません。真っ白だと目立ちすぎるのです。そこで寝室の基調色である赤色にカスタマイズしてみましょう。
エッグアートを参考にカスタマイズ
ネットでエッグアートのサイトをいくつか見てみました。エッグアートはウズラからダチョウまで様々な大きさの卵を材料に作るので、大きめの卵のデザインが参考になりました。手芸材料の箱をひっくり返してみて、使えそうな端切れやレース、リボン、ビーズを選びます。あとは適当に接着剤でくっつけていくだけ。
赤のちりめんに金のスパンコール
赤い部分はちりめんの布の端切れ。金色のレースやスパンコールでゴージャスにしてみました。これは丈夫なプラスチックですが、本物のエッグアートは割れやすい卵の殻を使うのだから大変でしょうね。
デコ電パーツも利用
100円ショップで手に入れた、デコ電用のパーツも使ってみましょう。最近はこういう材料が安く手に入るようになりましたね。ありがたいことです。
白色LEDを青色に変更
白いLEDなのが気になりました。真っ白な明かりはかえって目が冴えてしまうのじゃないかしら。そこで照明用のカラーフィルタの余りをライト上部に貼り付けてみました。海の中から空を見上げてるみたいで気持ちよさそうです。工作時間は2時間ほどで完成しました。

今は全く使ってません
明かりを見ながらい〜ち、に〜いと呼吸を数えていると、だんだんまぶたが重くなってきました。最初は時間がかかったけど一週間もすると眠れるようになりましたよ。現在はただのオブジェとなっています。でもこの手のグッズは使わなくてすむようになるのが目的だから、それもまた良しです。
追記:2017年06月16日
今現在の寝室です。ライトを青いLEDに変えて、夜は照明をできるだけ暗くするようにしています。おかげで毎日ぐっすり安眠できています。夜に明るすぎる寝室は眠りを妨げるのかもしれませんね。安眠のために上手に灯りを使いたいものです。【蒸気夫人(マダムスチーム)】