お風呂の窓が通りに面していると人の目が気になるものですね。そんな時に何度も貼ってはがせるクラシカルなステンドグラス風窓シートはいかがでしょう? 紫外線カットにもなりますよ。
ウィンドウシート(窓用フィルム)とは?
バスルームの窓だけでなく、日差しが強すぎる窓、人目が気になる窓に手軽に貼ることができるウィンドウシート(窓用フィルム)。水で接着するタイプは何度か貼り直しもできますから、賃貸物件でもOK。紫外線カットもしてくれるし、目隠しにもなるし、クラシカルな雰囲気になるという一石三鳥のすぐれものです。
お風呂場の窓(ビフォー)
これがお風呂場の窓のビフォー。夏には我が家ではフウセンカズラ(つる植物)を窓辺に植えて目隠しにしています。窓の外側にも一応アルミ製の目隠しがあるのですが、夜だとお風呂に入っているのが外から見えてしまうので不安でした。
AliExpressで購入
例によって中国の巨大ショッピングサイトAliExpressで購入しました。3000円(送料込み)でした。
表面はステンドグラス風の凹凸
ユリの柄の90×150センチのステンドグラスシートが1枚入っています。素材はポリ塩化ビニルのようです。厚みがあって表面に細かい凹凸があります。
遠目にはぱっと見本物っぽい
でも黒い輪郭の部分は盛り上がっていません。この辺りで本物のステンドグラスではなく、プリントだと分かってしまうのですが、近づいて見なければぱっと見、本物に見えますね。
【1】窓掃除をする
では早速貼ってみましょう。この作業はできれば二人でやった方が上手くいきます。一人でできないことはないのですが、ちょっと大変かも。
最初に窓掃除をします。ホコリや油汚れがあると上手くシートが付きませんので、入念に窓をきれいにしましょう。
【2】水分を取る
水でよく流してから、窓用のスクイーパーで水分を取ります。縁に残った水分はキッチン用のペーパーナプキンで拭き取ります。これは窓の汚れを取るための作業です。布の雑巾は繊維が残りますし、化学雑巾は溶剤がガラスについてしまうので、ペーパーナプキンが最適です。
【3】シートをカットする
シートを窓の大きさよりもやや大きめにカットします。
【4】霧吹きで窓に水をスプレーする
霧吹きでガラスに水がたれるぐらいに、たっぷり水をスプレーします。水は普通の水道水で構いません。
【5】霧吹きでシートに水をスプレーする
つるつるした面を手前に向けて水をたっぷり吹きかけます。間違えてザラザラした方にスプレーしないこと。
【6】スクイーパーなどで水分を取る
シートを窓ガラスに貼り付けます。シートは何度でも張り替えられるので、柄の位置など納得できるまで貼り直しできます。位置が決まったら上からスクイーパーなどで、窓とシートの間の水分をシートの外側に追い出すようにしてこすります。
私が使っているのは障子張りや壁紙貼りなどに使う道具・地ベラ。刃がステンレスでできているので壁紙の周り縁やジョイントをカットするのに便利です。
【7】余分な部分を切り取る
はみ出したシートを地ベラや定規で抑えながらカッターで切ります。そのまま乾燥させて水分が完全に乾けば窓に密着して剥がれなくなります。これで出来上がり。作業時間は30分。簡単ですね。
安心してお風呂に入れます
お風呂場がクラシカルな雰囲気になりました。これで夜も安心してお風呂に入れます。また柄に飽きたら別のデザインも試してみようかな。
追記:2017年07月18日
浴室に観葉植物を置いたのでウィンドウシートを外しました。紫外線をカットしてしまうと植物が良く育たないためです。水でガラスにくっついているだけなので剥がすのも簡単でしたよ。バスルームに植物を置きたい方は完全に紫外線をカットしないタイプの窓用フィルムをお使いくださいね。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

関連商品・参考文献
- ステンドグラスシート(ウィンドウシート、ガラスフィルム、窓用フィルム)
- カッター
- 定規
- 地ベラ
- スプレー
- ペーパーナプキン
- 窓掃除道具