蒸気邸改造計画・プロジェクトSの企画計画ノートです。資料、アイデアメモ、領収書など、リフォーム工事に関連したものはすべて200ページ以上のノートにスクラップしていました。
撤去作業の次は業者さんとの打ち合わせ
3日間に及ぶ撤去作業がようやく終了しました。

この日は業者さんの打ち合わせがありました。建築事務所の所長さん、インテリアデザイナさん、現場監督、家具職人さん、壁紙職人さん、電気関連の職人さん、水回りの職人さんなど十数名の方々がそろって行程の確認をしました。
何十回と行った打ち合わせ
建築事務所の所長さんとインテリアデザイナさんとは、工事が始まるまで何十回も話し合いをしました。家を新築した時にもお世話になった方々なので、今回は前よりもスピーディーに物事が運びました。でも素人の私が言葉だけで希望を伝えるというのはかなり難しいと思いました。
写真などをスクラップしたノート
そこで愛読している雑誌『VICTORIAN HOMES』の写真のカラーコピーや、ネットの画像のプリントアウトをスクラップしてお見せしました。

言葉だけでは上手く伝わらない
一言で「クラシカルスタイル」と言っても、ロココとヴィクトリアンでは色もテイストも全く違います。自分のイメージを明確に伝えるには絵や写真をデザイナさんにお見せするのが一番です。壁紙の色、床材、家具、小物などの写真も大いに参考になると思います。
家を建てると大量の書類が!
家を建てるとものすごい量の書類に目を通さねばなりません。あの資料はどこ? 領収書は? 設計図は? なんて毎回探していては時間の無駄です。書類が届いたら直ちに分類し整理しておくと、打ち合わせの時間も短縮できますよ。
コミック『ケサランパサラン』
漫画家の山岸凉子さんが自宅建築について描いた『ケサランパサラン』という作品があります。
主人公が「建築会社の人はこっちの依頼することひとつもメモってないわ、だから何度言っても直らないのね」と文句を言うシーンがあります。それに対して登場人物の一人が「違う違う、むこうがメモらないからじゃなくてこっちがメモる!」と反論します。
伝えたいことは紙に書くべし
コンセントの位置から建材、壁紙まで、施主が決めなければならないことはそれこそ何百、何千とあるのです。プロとは言え業者さんも人間ですから、思い違いやど忘れは必ずあります。こうして欲しいということはなるべく絵や写真を見せて、言いたいことは全部ノートに箇条書き、それをコピーして配るぐらいのとをした方が良いのではないでしょうか。
企画ノートの勧め
この日だけでなく打ち合わせがある時には、いつもこのノートを持参しました。私が作りたい家はスタンダードな家のデザインとかなりズレており、要求も細かったので口頭でなく紙に書いて伝えるということが絶対に必要でした。
今後家作りをされる方は、ぜひこのような企画・計画ノートを用意することをお勧めしますよ。
関わる業者さんが一堂に会する
撤去の前までも、業者さんと個別の打ち合わせは何度もありました。けれど関わる業者さん全員が揃ったのはこの日が初めてでした。こんなにたくさんの方に仕事をして頂いているのだなあと感動しましたし、心から感謝しました。
これから1ヶ月のリフォーム工事
いよいよ次の日から新しい家作りが始まります。これから1ヶ月続くリフォーム工事。私は毎日欠かさずノートとカメラ(そして差し入れのお菓子と飲み物)を持って工事現場に足を運びました。毎日ワクワクし通しの幸せな1ヶ月でした。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
