我が家の書斎の壁です。もともとはシンプルな壁掛け式の電波時計を、文字盤を変えたり、デコったりして歯車型のスチームパンクデザインにしてみました。キラキラと金色に輝いていて目を引きます。
シンプルな壁掛け時計をスチームパンク風に
以前使っていた電波時計が壊れてしまったので新しく買い替えたんですよ。それをスチームパンク屋敷・蒸気邸に合うような歯車型のデザインに作り変えました。と言っても歯車の形にカットされた壁飾りをつけただけ。超簡単です。
前の壁掛け時計のリメイクはこちらの記事です。記事の下の方に書いてあります。もう7年も前なんですね。まあ7年使えたなら御の字かな。
【1】木製の歯車を入手
以前ビカクシダの板付けに使用した、木製の歯車がとても使い勝手が良かったので今回も使うことにしました。直径40cm厚さは10mmのギアで、本来は壁飾りとして使うもののようです。木製だから加工もしやすいですね。
【2】金色に塗装する
まずはラッカースプレーのゴールドを吹いて、金色に塗ります。
【3】アクリル絵の具でザラザラしたテクスチャを再現
表面をザラザラとしたテクスチャにするために、所々金色のアクリル絵の具を筆跡が残るように塗ります。
【4】ルーターで穴をあけてカシメをつける
装飾のために一定間隔にルーターで穴をあけてカシメをつけます。表面の歯車はこれで完成。
【5】土台となる時計を用意する
土台となるCITIZENの壁掛け時計です。電波式なので時間が遅れることもありませんし、電池も数年もつのでたいへん重宝していますよ。我が家の時計はほとんどが電波時計です。この商品自体は廃盤になってしまっているようですが、同じCITIZENにこんな時計もありましたよ。
【6】時計を分解する
ドライバーで分解します。分解してわかったのですが、この時計は針やパネルなどを完全にバラバラにすることができない作りになっていました。そこで分解は最小限にして、文字盤の変更は両側から針を挟み込む形で行うことにしました。
【7】時計の枠を金色に塗装する
時計の枠を先ほどと同じように金色に塗装します。
【8】文字盤のデザインをする
文字盤のデザインをします。今回はmihoのプリント素材様のサイトより、アンティーク風時計文字盤の時計文字盤素材をダウンロードして使わせていただきました。中央にはスチームパンク大百科Sのロゴを入れました。
【9】プリントアウトする
デザインした文字盤を、本体の文字盤と同じ大きさにカラー印刷して切り抜きます。
【10】文字盤を切り抜く
……が、ここで気づいたのですが、この時計には気温・湿度・日付けが表示される窓があり、その分を切り抜いたらロゴマークがほとんど見えなくなってしまいました。あちゃー、しまった。うっかりしてました。まあ、いっか!
【11】組み立て直して完成
あとは元通りに組み立て直し、歯車のパーツを時計の枠に接着したら完成です。
市販の商品に一手間加えてみてくださいな
ウォルト・ディズニーの名言スティッカーの上にかけてみました。直径40cmで結構大きな時計となり見栄えがしますね。市販の時計も一手間加えて工作すると、愛着もわきますし部屋の雰囲気にぴったり合うようになりますよ。(2020年12月03日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
- 壁掛け時計
- 木製の歯車
- 染めQメッキ感覚(ゴールド)
- アクリル絵の具(ゴールド)
- 筆
- ルーター
- カシメ
- 接着剤
- ドライバー
- カッター
- 工作道具一式
- 塗装用具一式