スチームパンクなお部屋好きににご紹介したいThe Steampunk Home。美しいスチームパンクインテリアの写真満載で、つい時間を忘れそうですよ。
スチームパンク部屋の画像満載
テキサス州オースティンに住む、ソフトウェアデザイナ・Sara Brumfieldさんが運営しています。スチームパンクな部屋、家具、ガジェットの写真がたくさん載っています。新しい記事が載るたびに「こんなアイデアがあったのか!」と発見があります。
こんなインテリア雑誌がほしい
アンティークスタイルの部屋づくりを頑張っていらっしゃる方にとって、この豊富な画像は大いに参考になるはずです。なるほどと思うヒントが載っているので私も時々参照させていただいています。「The Steampunk Home」みたいなインテリア雑誌があるといいのになあ!
スチームパンクとは?
冒頭にブログの説明文が書かれています。単に「レトロなモノ」ではなく、そこに「未来」が内包されているかどうか。びしっと芯の通った、Saraさんのスチームパンクへの思いが語られていますね。私も同感です。
I believe that Steampunk is more than just brass and watchparts. It’s finding a way to combine the past and the future in an aesthetic pleasing yet still punkish way. It’s living a life that looks old-fashioned, yet speaks to the future. It’s taking the detritus of our modern technological society and remaking it into useful things. Join me as I search for items for my house that combine the scientific romanticism of the Victorians with our real present and imagined future.
私はスチームパンクとは単なる「真鍮や歯車」ではないと思います。過去と未来とを、芸術的に、しかもパンキッシュに結びつける方法を模索することです。古めかしく見える生活を送りつつ、未来について語ること、技術が進歩した現代社会の残骸をすくいとり、実用的なものへとつくり直すことなのです。ヴィクトリア朝の科学的ロマンチシズムと現実、想像の未来が融合した、私の家のためのアイテム探しに、あなたもぜひ参加しませんか。
同世代の同姓スチームパンカーに共感
こちらの記事を見ると、Saraさんは幼い娘さんがいらっしゃる30代の女性のようです。一日中モニタとにらめっこのお仕事をされていて、ご自宅をスチームパンクなアイテムで飾ったり、リメイクやDIYで工夫されているところにも共感しています。またSaraさんはこんな風にも語っています。
You get to pretend for a bit that you’re in the 1920s or 1880s or whatever, and it can be so relaxing because, basically, you know how it turns out. So you’re free to just enjoy it and let loose.
1920年代とか1880年代とか、まあそのあたりにあなたが存在しているとちょっと空想してみてください、とてもくつろいだ気分になるはずですよ、なぜかというと、基本的に、(未来の)結果を知っているからです。だからあなたは自由に楽しめるし、好きなように心を開放できるんです。
私もこのブログでは「懐かしい未来」という言葉を良く使っているのですが、Saraさんのブログは「Yesterday’s Tomorrows」という言葉がぴったりかもしれませんね。バックナンバーを遡って見ていると、Saraさんのおっしゃるようにゆったりとくつろいだ気持ちになってきます。ぜひぜひ「The Steampunk Home」をご覧になってくださいね。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- The Steampunk Home
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