「昭和の写真を撮る」&「昭和の写真ジェネレータ(仮)」

昭和の写真
昭和的なレトロ写真を作ってみませんか? 2つのサイトをご紹介します。昭和的ポーズを決めて写真を撮影後、「昭和の写真ジェネレータ」を使えば昔風の写真が簡単に出来上がります。

昭和写真の特徴

最初のサイトは@niftyデイリーポータルZの林雄司氏による「昭和の写真を撮る」という記事です。林氏が挙げる、昭和写真の特徴は以下の4点

■赤が鈍い色に
■全体に青かったり黄色かったり
■フチ+日付がある
■ざらついている

昭和の写真を撮る

ピースでなく、全身でポーズ

昭和の写真
そして林氏はこうもおっしゃっています。

むかしの人はみなポーズを決めているのだ。ポケットに手を突っ込んだり腰に手を当てたり。ピースではなく、全身でポーズ。石原裕次郎の影響だろうか。カメラに正面から向き合っていてカジュアルな表情を撮ろうなんて意識はゼロだ。

昭和の写真を撮る

確かに昭和の写真に写っている人はばっちりポーズを決めていますね。戦後すぐだとカメラ慣れしていないのか、一般人は視点が定まっていなかったり直立不動の堅い姿勢で写っています。それがやがて映画やテレビなどマスメディアの発達にともなって、ごく普通の人もスタア的ポーズでカメラの前に立ったりしたんですね。

林さんが撮影された平成の写真は見事に昭和化していて、昔のアルバムに紛れ込んでいても違和感ゼロ。ポーズもイカした(死語)、グーな感じ(死語)で決まってます。こんなポーズで写真を撮ればあなたも即席昭和人!

sfujiwaraさんの「昭和の写真ジェネレータ(仮)」

昭和の写真
撮影した写真をさらに昭和的にするには? こんなジェネレータがありますよ。sfujiwaraさん(「酒日記 はてな支店」)による「昭和の写真ジェネレータ(仮) 」を使えば、画像をアップするだけで、あっという間に昭和写真に早変わり!

【1】現代(元画像)

昭和の写真
実際に加工してみましょう。これは元の画像です。現代人からするとこの決めすぎポーズはかなり恥ずかしいのですが、北島マヤばりに「私は女優!」と銀幕のスタアになりきりましょう。

【2】昭和40年~50年代

昭和の写真
そしてジェネレータで変換した画像。赤茶けた感じが昭和40年~50年代っぽいですね。昭和の写真ジェネレータ(仮) では、日付の有り無し・白フチの有り無し・絹目仕上げ光沢仕上げを選ぶことができます。

【3】昭和30年代

昭和の写真
これをフォトショップなどの画像加工ソフトなどでモノクロ化したり、ノイズを加えたりするともっと時代を古くできます。昭和30年代風。『それいゆ』のグラビア写真っぽくなりましたでしょうか?

【4】幕末?

昭和の写真
以前「アンティーク写真の作り方1」という記事でご紹介した「幕末古写真ジェネレーター」で変換したら、もーっと古く時代をさかのぼれます。ちょっと服装が合っていませんが……。

アンティーク写真の作り方(1)・幕末古写真ジェネレーター
幕末古写真ジェネレーターは、画像加工ソフトやアプリを使わずにWeb上で簡単に幕末写真風が作れます。お手持ちの写真を古い写真風に簡単にイメージチェンジできますよ。

昭和的モニュメントが一番

昭和の写真
これは昭和40年代の一大イベント・大阪万博の太陽の塔です。昭和の写真ジェネレータで、実に昭和的な写真になりました。

岡本太郎の芸術はバクハツだ!「太陽の塔・万博記念公園」【大阪】
説明の必要がないほど超有名な太陽の塔。大阪府吹田市で開催された、大阪万博のシンボルです。作者は芸術家の岡本太郎氏。がむしゃらなパワーと未来への希望を感じます。

普通のデジカメ写真でも昭和にタイムスリップした感じになりますが、林さんがされているように、昭和的ファッションで、腰に手をあて、足をクロスさせ、ガッチガチのモデル立ちの方がリアルな写真になりますよ。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

関連商品・参考文献

タイトルとURLをコピーしました