洋雑誌『VICTORIAN HOMES』は、ヴィクトリア朝・エドワード朝のインテリアを愛するファン御用達のインテリア雑誌。クラシカルでエレガントなお部屋作りに役立ちます。
おそらくヘンテコな私の部屋
純日本人である私の部屋は、おそらくイギリス、ドイツ、イタリア、フランスなどのアンティークが入り交じった珍妙なものになっているかもしれません。ちょうど、東洋趣味の西洋人の部屋に、日本、中国、韓国などの物品が一緒くたに置かれているように。まあ、でもいいんです。私はあくまで「日本の」スチームパンクを目指しているのだから。
ヴィクトリア朝インテリアの専門誌
でもやっぱり、ヴィクトリア朝のインテリアの勉強はちゃんとしておきたいもの。私も図書館でよく建築関係の本を借りてきて目を通しているんですが、気軽に読める専門誌があればなあと思ってました。そして見つけたのが、洋雑誌『VICTORIAN HOMES』。
ヴィクトリアンファン御用達
主にヴィクトリア朝・エドワード朝のインテリアを愛するファン御用達のインテリア雑誌。100ページ弱のオールカラー。定価は7ドル99セント(2017年現在)。そう、実はイギリスじゃなくてアメリカの雑誌なのです。歴史の浅いアメリカ人だからこそ、伝統と格式のあるイギリス建築にあこがれがあるんでしょうか。
ヴィクトリアンな生活のために
インテリアだけでなく、ヴィクトリアンな生活全般についての特集も。家具、コレクション、照明、食事などカラー写真を眺めているだけでうっとり。イギリス生活に欠かせない紅茶の特集では、お勧めの茶葉やグッズが紹介されていますよ。
季節感あふれる特集
季節感あふれるインテリアコーディネイト方法も解説。クラシカルなクリスマスツリーの飾り方は、日本国内ではなかなか学べないので貴重な情報ですね。また家をヴィクトリア朝に改造する「大改造!!劇的ビフォーアフター」的連載もありますよ。
有名人のお宅訪問
「有名人のお宅拝見」という特集も。アメリカのラジオ・テレビのコメンテーター、チャールズ・オズグッド氏の邸宅は素晴らしい豪邸ですよ。マホガニーをふんだんに使った家具、ワインセラーに図書室──。なんてうらやましい! 日本の有名俳優が茶室や石庭のあるような純日本建築建てるようなものかしら。
広告もまた楽し
記事だけでなく、ページの端にある建築・インテリア関係の広告も楽しいです。やっぱりアメリカだと専門の職人さんも多いんでしょうね。建材も安く手に入りそうだし。連絡先も書いてありますので、カタログなど送ってもらっても良いかも。
ヴィクトリアンハウス、売ります・買います
そして、なんと土地付きの家の売買ページもあるんです! ワシントンDC空港からクルマで一時間の物件。200坪の土地に1891年に建てられた建物。ベッドルーム5つ、バスルーム6つ。2億1千万円でご提供。またはシカゴから200キロの場所にある、1897年建築のベッドルーム5、バスルーム3つきの3階建てが2700万円というお得物件も。
……うーん、ため息ばかりです。
『VICTORIAN HOMES』購入方法
『VICTORIAN HOMES』はAmazonでも購入できますが1冊1944円します。(※2010年現在)でも公式サイトで申しこめば、4冊1年分が$14.99(約1694円)で購読できます。デジタル版もありますよ。あなたのお部屋をヴィクトリアンにする絶好の参考書です。ぜひお手に取ってくださいね。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
参考文献
- 定価:$7.99 U.S.
- 発行:年4冊(隔月)
- 関連URL:Victorian Homes Magazine – ホーム | Facebook