日記は夢をかなえるための近道・手書きの日記を書いてみませんか?

日記のすゝめ
日記を書いていますか? 日記は夢を叶えるための近道かもしれませんよ。夢を加速する装置としての日記の勧めです。ナカバヤシから発売されている古い洋書風の日記帳をご紹介します。

デジタル時代でも日記は手書き

私は子供の頃から記録を取るのが大好きです。1日1冊読んでいる本の読書記録は、最初はノートに、次はワープロのフロッピーに、そしてコンピュータのデジタルデータで、ネット時代になってからはブログに変化してきました。ですが日記に関してはずっと手書きを続けています。

日記を書くなら連用日記

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私が使っているのは連用日記と言われる日記帳です。連用日記とは、同じ日付の欄が1ページに3〜10並んでいて、2年目、3年目と書き続けると、昨年の今日、一昨年の今日というように、過去の同じ日の記録が読めるというもの。中を開くとこんな感じになっています。

去年の今日は何してた?

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1年目はあまり面白くありませんが、次の年からは去年のその日に何をしていたかが分かるので楽しいのです。「去年はこんなことに悩んでたんだな」「一昨年はあのレストランで食事したんだっけ」と記憶がよみがえります。

ヴィクトリアンな日記帳

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私の使っている日記帳は、ナカバヤシの三年日記です。以前洋書革装丁風ブックカバーの記事でご紹介しました。重厚なアンティークブックのようでしょう? 合皮ですが美しい型押しが表紙・裏表紙にびっしり施され、ヴィクトリアン趣味にはぴったりの日記です。

まるで魔法書! アンティークな洋書革装丁風のブックカバーをDIY
まるで魔法書のようなブックカバーを作ってみませんか? ボール紙、合皮、配線カバーなどでアンティークな洋書革装丁風のブックカバーを自作するハウツー。読書がより楽しくなりますよ。

超豪華装丁「匠の技」

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来年からはこちらの日記帳を使う予定です。これもナカバヤシから出ている匠の技という日記帳で、5年分の日記がつけられます。熟練の職人技で一冊ずつ丹念に仕上げられた華麗な一冊。こちらも表面には浮き出し文様が施され、金の箔押しが入っています。

残念ながらナカバヤシ・匠の技は廃盤となりました。ナカバヤシに直接問い合わせたところ、再販の予定もないそうです。

ビブリオマニアのあなたにも

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化粧断ちされた小口(こぐち)の金づけをご覧ください。小口の3方に金箔が貼られた三方金の見事なこと。それに繊細なカーブを描く花ぎれ。イチョウの形に整えられたパッキングの美しさ。ビブリオマニアならきっとご満足する日記帳だと思いますよ。

高すぎますか?

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お値段は5,000円です。たかが日記帳に高すぎるって? でも5年間で5,000円ですよ。1年1,000円。日記帳に使われている本作りの技術を考えるとそれほど高いとは思いません。それに日記を書くことで得られる喜びや幸せを考えたら、5,000円など安すぎるほどです。

私が購入した当時は5,000円でしたが、他のネットショップでは8,400円〜10,080円の値がつけられていました。

3分間日記

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3分間日記』『1分間の日記で夢は必ずかなう!』という書籍には大変感銘を受けました。著者はどちらも今村暁(いまむらさとる)さんです。日記はもうずいぶん長く続けているのですが、この本に書かれているようにに記述方法を変えたところ、夢が叶うスピードが劇的に加速したのです。

死ぬまでにしたい1000のこと

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2009年に父が亡くなったことで、残りの人生を悔いのないようにしたいと身にしみて感じました。そこで「死ぬまでにしたい1000のこと」という非公開のブログを作り、自分がやりたいこと、叶えたい夢、欲しいモノを毎日1つずつ写真つきでアップしつづけています。2010年12月21日現在、720個の夢をリストアップしました。するとなんと、1年で50個以上の夢が実現してしまいました。

毎週夢が叶い続ける

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その夢を今年から『3分間日記』に従って手で書き写すようにしたところ、さらに多くの夢が叶ってしまいました。単純計算で毎週1、2個の「やりたかったこと」「欲しかった物」など夢が実現したことになります。

手で書くことの不思議な力

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デジタルデータの記録もやらないよりははるかに良いのですが、手で書くことでより叶いやすくなる気がします。実行力がケタ違いになるというか。一気に実現力が加速したというか。手で書くことは不思議な力があるとしか言いようがないです。

家計簿も手書きで

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それとこちらは私がつけている家計簿。私はお金の流れはすべてNumbers(Mac版のExelみたいな表計算ソフト)で記録しているのですが、引っ越してきてからの3年間、毎日購入したものを家計簿に手で書き写しています。

自分で装丁したもの

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これはもともとブルーの3年連用日記だったのですが、部屋のインテリアに合わなかっため、赤のレザーとスタンピングリーフで自分で装丁し直しました。ずっと使い続けていますが特に背表紙の金色が禿げたりしていません。スタンピングリーフは結構耐久性がありますね。

去年の今日は何を買った?

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こんなふうに、食料品や日用消耗品(トイレットペーパーとか洗剤とか)以外の、その日に買ったものとその値段を記入しています。1万円以上のものはピンクの蛍光ペンで線を引いてます。記録を付けるときに、去年、一昨年に買った中で、壊れたモノ、捨てたモノなど現在存在していないモノを線で消しています。

自戒と金銭対策のツール

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表計算ソフトの方が合計金額などすぐ出せるのになんでわざわざ? と思われるかもしれません。でも手で書くとお金の流れがよりはっきりと分かるんですよ。「これは買って失敗したなあ」「●●円もしたんだ。大事にしなきゃ」と毎日反省できます。おかげで最近は無駄遣いもほとんどありません。紙の家計簿は頭を整理し、自戒と今後の対策として機能しているツールなのです。

魔法使いの手引書?

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今はめっきり手で字を書く機会が減りましたね。でもこのデジタル時代にあえて紙に手で書くのもなかなか良いものです。100円ノートでも良いのですが、どうせなら美しい装丁のアンティークな日記帳、家計簿にしてみませんか? 豪華な革装丁の日記帳は、なんだか魔法使いの手引書のようで、願い事も叶う気がしてくるではありませんか。

追記:ご質問に対して

「今日の100文字」の記事は結構反響があって、メールなどもいただいたのでここで返答いたします。

1000個願い事を書いたらその後どうするの?

2011年の半ばで1000個になりますが、自分の考えが変わったものや、実現した願い事などを更新し続けています。1000個の夢は固定化していないので、書いたら終わりではありません。また毎日1ヶ月分(30個)の願い事を見直して記憶するようにしています。

願い事が1000個叶ってしまったら……死んじゃわないですよね

大丈夫。「宇宙旅行する」「100歳まで生きる」「ささいな事で怒らない」など実現が難しいこと、時間がかかること、常に実行し続けないといけないことも入っているからです。

生き急いでいるのでは?

私は生き急いでも良いと思います。漫然と生きて、死が急に迫ってきたとき後悔するのは絶対に嫌です。馬鹿みたいに全力疾走して前のめりに死ぬのが理想。もちろんどんなに夢を叶えても「まだ死にたくない」とは思うでしょうが、少なくとも「あれもやった」「これもやった」という思い出がある方がいいんじゃないかなあ。

追記:2015年12月31日

日記のすゝめ
この記事を書いてから5年経ちました。その間1日も欠かさず日記を書き続けました。この日記も今年で終了です。来年からはまた別の日記を書き続けたいと思います。

あなたは3%の人ですか?

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自己啓発書によくありますが、実際に行動するのは読んだ人の1〜3%だと言われます。おそらくこんな記事を書いても、日記を書いてみようという奇特な人は2、3人いれば良い方かもしれません。でも日記を続ければきっと得るものがありますよ。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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