シャーロキアン必見の英国パブ・シャーロック・ホームズ（東京都八王子市）

東京八王子の英国風パブ・シャーロック・ホームズはホームズファン、シャーロキアンが楽しめること請け合いのお店です。中に入ればそこはイギリス！　コレクションの数々も必見です。

グラスとカップをいただきました

グラフィック社の『スチームパンク東方研究所4　理科趣味の部屋』に松崎さんのインタビューが掲載されるのですが、編集部の方が私のことを松崎さんにお話してくださって、その御縁でグラスとカップをいただいたのです。ホームズのマークがカワイイ！

またまたまた出ました『スチームパンク東方研究所4　理科趣味の部屋』

スチームパンク東方研究所シリーズの第4巻『スチームパンク東方研究所4　理科趣味の部屋』が2014年の08月07日に発売されました。今回は理科趣味的なハウツーを執筆しました。

パブは英国の居酒屋

パブというと日本ではいかがわしいお店と勘違いされそうですが、英国のパブは日本で言うなら居酒屋のこと。PubはPublic Houseの略で、イギリスの街にはどこでもパブがあります。イギリスに存在するパブの数は5万軒以上！　ホームズ物語の中でも何度もパブが聞き込みの場所として登場しますよね。

お酒が飲めなくても大丈夫

パブ・シャーロック・ホームズは昼間はランチのお店、夜は気楽な洋風居酒屋＆バーとしてオープンしています。ケーキセットからイギリス名物のフィッシュ・アンド・チップスまでいろいろありますから、お酒が飲めない方でも大丈夫。メニューにはホームズ役で有名なジェレミー・ブレットの写真が載っています。

一歩入るとそこはイギリス！

店内に一歩入るとそこはイギリス！　その完成度の高さに思わず声が出てしまうほどです。暖かい白熱灯でオレンジに照らされていて、古きよき時代の英国パブが見事に再現されています。店員さんもクラシカルなスタイルに身を包んでてきぱきと働いています。

レジまわりもアンティーク

レジもこの通り。マホガニーをふんだんに使ったアンティークな佇まい。トレーやベルも昔ながらのものでこだわりが感じられます。さすがにクレジットカードのパスワード入力装置だけは現代風ですが、これは仕方ないですね。

ホームズゆかりの品々

店内のあちこちに、ホームズゆかりの品々が並べられています。ホームズと言えばやっぱりパイプと鹿撃ち帽ですよね。実際のところホームズは鹿撃ち帽は街中ではかぶらなかったのですが、ホームズのトレードマークとして広く認知されています。

暖炉の上の鹿の頭（ハンティングトロフィー）【暖炉周りの改造（2）】

暖炉の上にある鹿の頭。全体が金色に塗装されています。ところでなぜ鹿の頭なのかお分かりになりましたでしょうか？　実はシャーロック・ホームズに関する一種のシャレなのですよ。

ホームズマークを探せ！

ホームズのマークは前述のカップやグラスだけでなく、店内の色々なグッズに描かれています。お料理が来るまでにそこここにあるホームズマークを探すのも楽しみの一つです。

2階段を見学

残念ながらオーナーの松崎さんはいらっしゃらなかったのですが、店員さんが2階を案内して説明してくださいました。階段も美しい木の階段ですよ。

オーナー自ら買い付けたアンティーク

2階もまた同じように英国のアンティークでいっぱい。照明器具やインテリアはオーナーさんがイギリスで買い付けてきた本物のアンティークなんですって。こちらも薄暗い明かりでシックな雰囲気となっています。

天井のパネルにジェレミー

ふと天井を見上げると、そこには巨大なパネルが。ホームズマニアならもちろん一目でグラナダ版ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』のどの作品かお分かりになりますよね。これは『バスカビル家の犬』のシャーロック・ホームズとサー・ヘンリー・バスカビルです。

シャーロキアンお墨付き？

壁、天井、あらゆるところにホームズグッズが飾られていて、マニアはかなり楽しめるのではないでしょうか。実際日本の有名なシャーロキアンの団体「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」もここで会合を開いたことがあるそうですよ。

テーブルがちょっと小さいような……

フィッシュ・アンド・チップス、サーモンのカルパッチョ、サラダ、チーズパスタなどを注文。どれもすごく美味しかったのですが一つ難を言うなら、机が小さな丸テーブルなので料理が乗り切らず、ゆったり食べるという感じではなかったのが残念。でも立って飲むイギリスパブならこんな感じなのかな。それだけお料理が充実してるってことでしょう。