アンリ・ルソーにとても惹かれます。子供の絵のように自由でユーモラス。特に熱帯のジャングルを舞台にした南国風景がとても好きです。良い夢が見られるように、寝室にルソーの絵を新たに2点飾ってみました。
アンリ・ルソーの『夢』
以前寝室にルソーの『夢』を額装して飾った記事を書きました。高校生の時にニューヨークの近代美術館でこの絵を見て以来、大きな『夢』を飾りたかったのです。念願叶って満足していましたが、さらに他のルソーも壁にかけたくなりました。
【1】ホームズの名言ステッカーを剥がす
場所はホームズの名言のウォールステッカーを貼っていた壁です。これも気に入ってはいたのですが、1年経ちましたので模様替えすることにしました。きれいにペロリと剥がすことができましたよ。
【2】シルクプリントをカット
AliExpressでシルクプリントされた『蛇使いの女』(1907)を購入しました。大きさは50cm×60cm。お値段1,259円。なかなかきれいな印刷です。キャンバス地の布に印刷されているのでマットな色合いですね。実物は167×189cmあるかなり大きな作品です。
【3】額装
額をかけて完成。実は額が絵に対して小さく、かなりトリミングすることになってしまいました。しまった、もうひと回り小さい絵を買うんだった……。でもまあ良きかな。ジャングルのざわめきが聞こえるような名画ですね。
【4】アンリ・ルソーの『イブ』
もう一枚、ルソーの『イブ』(1904〜1905)を購入しました。お値段860円。A4の大きさのシルクプリントですが、実物は61×46cmの大きさがあります。このとぼけたイブの顔がすごくいいです! ルソーはヘタウマ画の元祖ですね。
【5】額装
こちらの額に入れました。これはいつも額を購入している「自社工房のないとう」のものです。種類が豊富でお値段もお手頃なのでよく利用しています。マット紙カットのサービスもあるのがいいですね。以下のページの商品を購入しました。
【6】完成
この作品は聖書における蛇にそそのかされるイブを描いたものですね。蛇の言うことを鵜呑みにしてしまう純朴さが表れています。ルソーは他にも『エデンの園のイヴ』(1906-1910)という作品も描いています。そちらも同じくジャングルの中のイブがモチーフですが、お花をつんでブーケを手に持つイブとなっています。
寝室のアンリ・ルソー3点
こうして私の寝室には『夢』『蛇使いの女』『イブ』の3点のアンリ・ルソー作品が飾られることになりました。ルソーは風景画もたくさん描いているのですが、どちらかというと私は彼の裸婦像が好きです。ジャングルの夢が見られるかしら。(2020年04月20日・05月12日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】