天井照明は白熱球か蛍光灯かLEDかだけでなく、電球の数、傘の形状、位置によって部屋の雰囲気ががらりと変わります。天井照明と照明を飾るシーリングメダリオンについてご紹介します。
あまり重要視されていない日本の照明
日本の住宅において照明器具の重要性があまり意識されていません。部屋中を眩しいぐらいい照らす強力な照明があればそれで良いとばかりに、無機質な蛍光灯がぶら下がっているだけの部屋も多いように思います。それはあまりにもったいなく残念に感じています。日本の照明については以下の記事をご覧ください。
電気工事開始
壁紙も貼られ備え付けの家具も設置されて、やっと電気工事が始まりました。コンセントやスイッチパネルと一緒に、天井と壁の照明器具の取り付けが行われました。リビングの照明は楽天のmu-ra online storeというお店で購入しました。
アンティークな照明器具を購入
mu-ra online storeにはアンティークテイストの照明器具がたくさん揃っています。リビングには8灯シャンデリアのFrancoisフランソワを2つ、窓際に王冠型の1灯シャンデリア、ダイニング上に2灯シャンデリアのOlga オルガという照明を購入しました。
シーリングメダリオン設置
天井照明を取り付ける場所にはシーリングメダリオンをつけました。シーリングメダリオンはシーリングセンター、シーリングローズとも呼ばれます。シーリングメダリオンは照明を引き立てるためにつける天井装飾材です。灯りに照らされた彫刻の陰影が天井を美しく彩るため、シャンデリアと共に取り付けられることが多いようです。
現代では軽いウレタン素材が主流
昔は漆喰や石膏で作られた大変重いものでしたが、現在では発泡ウレタン素材に塗装したものが流通しています。万が一落っこちても軽いので安心です。お値段は3000円ぐらいから数万円まで。これは装飾建材のみはしショップで購入したシーリングメダリオンで、直径660ミリ。価格は6300円でした。
石膏のようなマットホワイトで塗装
これまでの記事で何度も登場している家具のアーティストリーさんで、他の家具と一緒に塗装してもらいました。石膏のように見えるマットなホワイト。近くで眺めてもとても発泡ウレタン素材とは思えず、重厚な彫刻の施された石膏製に見えますよ。
1灯の照明にもぜひおすすめしたい
シーリングメダリオンはないと困るようなものではありません。でもシャンデリアなどデコラティブな照明の場合は、何もないと天井が少々殺風景に見えてしまうこともあります。多灯のものだけでなく1灯の照明器具でも雰囲気が随分変わりますので、シーリングメダリオンはぜひお勧めしたい装飾です。
シーリングメダリオンの大きさのバランス
シャンデリアの光が上に抜けるタイプのデザイン(傘が上向きになっているなど)の方が陰影がくっきりとして美しくみえます。シャンデリアよりも大きいメダリオンは派手でゴージャス。でもちょっとうるさく見えることも。逆にシャンデリアより小さいメダリオンは天井が広く見えますが、淋しい印象になったり。デザインや大きさのバランスが大切です。
食事を美味しく見せる照明
これはダイニングテーブルの真上に設置した2灯のシャンデリア。食事時に並べたお皿の真上に灯るので、食べ物がツヤツヤと光って美味しそうに見えます。蛍光灯よりは白熱灯の方が赤の色を鮮やかに見せ、立体感を強調する性質があるので食欲を駆り立てますよ。
高額な電気代の解決法
ただし我が家はリビングだけでも40wの白熱灯電球が全部で23個もあるのです。これは相当な電気代になってしまいます。電気代の請求書を見るのが怖い……。そこで2ヶ月前に我が家のほとんど全ての電球をLED電球に変更しました。次回は電気代の変化やLED電球の明るさについても書きます。【蒸気夫人(マダムスチーム)】