東京スチームパンクの拠点! ケニー船長のお店「REVERIE EMPORIUM」

REVERIE EMPORIUM
2019年04月01日に東京都杉並区・高円寺にオープンした「REVERIE EMPORIUM」。店長はご存知、ケニー船長ことKenny Creationさんです。お店にお邪魔してお話をうかがいました。

reverie:révəri 空想、夢想
emporium:empɔ́ːriəm 大規模小売店、商業複合施設、市場、商業の中心地

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心が躍る! 赤の内装

REVERIE EMPORIUM
REVERIE EMPORIUM(レヴェリー エンポリアム)に入って最初に驚かされるのが一面の「」! 壁も天井も真紅なのです。足を踏み入れた時点で心が踊ります。この赤色はケニー船長の髪の毛の色と同じですね。内装はすべてケニー船長自らDIYしたものなんですよ。

船長自らDIYで設計・内装工事

REVERIE EMPORIUM
お店のレイアウトはこんなふうにCADソフトを使って設計されたそうです。スチームガーデンのDJ姿をご覧になった方も多いので、音楽畑の印象が強いと思いますが、実は配電溶接までもこなす根っからのモノづくり職人。そう言えばスチームガーデンのDJマシンブースも彼の作品の一つでしたね。

スチームガーデン8 「明治デモクラシー」in 原宿に参加しました!
2015年02月07日東京ラフォーレ原宿にて日本最大のスチームパンクイベント・スチームガーデン8「明治デモクラシー」が開催されました。たくさんの写真とともにレポートします。

圧巻の壁オブジェ

REVERIE EMPORIUM
この壁一面のお宝をご覧あれ。奥様のdanielleさん(通称ダニさん)によると、捨てられていたものや、古道具屋さんからタダ同然で入手したものばかりなんだそうです。ケニー船長の技術力もさることながら、なかなかの審美眼ですね。

4年前からお店の構想を練っていた

REVERIE EMPORIUM
そもそもこのお店を始めようと思ったのは4年前のこと。ケニー船長は免許もお持ちなので、最初はバーなど飲食店のオープンを考えていたそうです。そして場所をあちこち探しているうち、昨年2018年11月に中央線沿線の高円寺にぴったりの物件を見つけられました。

サブカルチャーの中心地・高円寺にオープン

REVERIE EMPORIUM
なぜ高円寺なのかというと中央線は昔から文化の交流が盛んな地で、特に高円寺はサブカルチャーの中心地となっていたからです。お店の名前「REVERIE EMPORIUM」のemporiumは「商業の中心地、市場」という意味がありますから、高円寺のお店はまさにreverie(空想)emporium(市場)なんですね。

プロダクトアート中心の商品

REVERIE EMPORIUM
ケニー船長のお話では、芸術的なクリエイティブアートではなく商品としてのプロダクトアートを中心に作家さんの作品を探されたそうです。そして品物を購入した方々がそれらのプロダクトアートを身につけることによってスチームパンク世界へ勇気を出して飛び込めるよう、お店としては「背中を押す役割」を担いたいとおっしゃっていました。

新人の作家さんも積極的に後押し

REVERIE EMPORIUM
また新人の作家の方々も積極的に発掘し、スチームパンカーにご紹介していきたいというお考えもあります。スチームパンクビギナーの方と、作家さんの橋渡しもできたらとおっしゃっていましたよ。スチームパンクという言葉もかなり日本で浸透してきましたが、ショップをきっかけにどんどんスチームパンク人口が増えたら嬉しいですね。

ケニー船長のお店が登竜門

REVERIE EMPORIUM
店内の商品は既にスチームパンク界で名が知られた有名作家さんから、新人作家さんまでバラエティに富んでいます。ベテラン作家さんはあちこちのイベントに出店されていますが、新人作家さんはなかなか出店まで手が回らないことも多いようです。新人の方々がケニー船長のお店に作品を置いてもらうことを目標にモノづくりに励まれたら嬉しいですね。

スチームパンクの発信地としてのお店

REVERIE EMPORIUM
これまではTIS(東京発明者協会:Tokyo Inventors Society)のケニー船長のイメージが強かったのですが、今後はREVERIE EMPORIUMをスチームパンクの発信地として発展させていきたいとお話されていました。そして日本中にスチームパンクを広めるのが夢だと熱く語っていらっしゃいましたよ。

Kenny&Lukeの東京発明者協会(TIS:Tokyo Inventors Society)とは?
スチームパンク界に名を轟かすTISこと東京発明者協会(Tokyo Inventors Society)。ケニー(Kenny)氏&ルーク(Luke)氏をご紹介します。

海外のお宝アンティークも

REVERIE EMPORIUM
また作家物だけでなく、ケニー船長自らが買い付けに行って手に入れたお宝もたくさん! アメリカ、イギリス、フランスのスチームパンキッシュなアンティークがショーケースにずらりと並んでいます。ここでしか手に入らない貴重な品々ばかりです。今年の07月にはパリのジャパンエキスポでも骨董店や市場を探し回るそうです。楽しみですね。

長いお付き合いですが今後ともよろしく!

REVERIE EMPORIUM
ケニー船長は2010年に当ブログにメールをくださったのがきっかけで、もう10年近く仲良くさせていただいています。毎回お会いする度に日々進化・成長されているんだなあと驚いています。お店ではついつい夜遅くまで話し込んでしまいましたが、ぜひ次回はゆっくりお買い物させてくださいね。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

REVERIE EMPORIUM(レヴェリー エンポリアム)
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