最近メガネを使い始めたのですが、書斎机に無造作に置いておくのはどうも美しくありません。ということで市販のメガネ&携帯スタンドを歯車モチーフで装飾してみました。キラキラ金色!
メガネと携帯を美しく収納
私も中高年の仲間入り。いくつか老眼鏡を作ってみました。でもただ机の上に転がしておくのはレンズも傷つきやすくなりますし、ネオヴィクトリアンとしての美しさがありません。そこでハトメやカシメ、歯車モチーフを使ったスタンドに収納することにしました。
【1】元になるスタンド
こんな携帯&メガネスタンドを買いました。合皮ですがブラウンとクリーム色がクラシカルで高級感があります。メガネを入れる部分は内側にファーが貼り付けてあってメガネを優しく保護します。携帯入れ部分にはスマホ(iPhone7)がぴったり入ります。
【2】ゴム板とカシメ
最初にゴム板をカットして一定間隔に穴をあけ、ラッカースプレーで金色に塗装。カシメを接着します。カシメは安価で金属光沢が美しく、足がついているからしっかり固定できるんですよね。私の工作で良く使っている材料です。
【3】木製歯車モチーフを塗装
木製の歯車のモチーフをAliExpressで大量に購入しました。あっという間に売り切れてしまったからもっと買っておけばよかったなあ。下地処理をしてこれも同じように金色に塗装します。
【4】歯車パーツの配置を考える
スタンドの端部分にゴム板+カシメのベルトを接着します。そしてレザー部分に歯車を並べて配置を決めます。ベルト部分に重なってしまう部分は線を引いておきます。
【5】木製パーツを接着
先程線を引いた部分をルーターなどでカットします。切り取った部分はサンドペーパーをかけてバリを削ります。そして裏側に接着剤を塗って配置どおりに合皮部分に接着していきます。
【6】ハトメで装飾
縁の部分に一定間隔にルーターで穴をあけます。そこに接着剤をつけてハトメを差し込んで固定します。ちなみにハトメとカシメがごっちゃになってしまう方は、「ハトメは鳩の目(みたいな形)」とおぼえておけば区別できますよ。
【7】完成!
完成! もとから形になっている市販品をリメイクするだけなので簡単ですね。こんな風に一手間加えると、買っただけのものより愛着が湧き、末永く使えるのではないでしょうか。
年を取るのも悪くはない
老眼鏡を使うようになって良かったのは、メガネのおしゃれが楽しめるようになったことと、仕事モードに簡単に入れるようになったことです。メガネをスチャッとかけると、集中力が増すような気もします。形から入るのって結構大事ですね。年を取るのも悪いことばかりではありません。【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- 携帯&メガネスタンド
- ゴム板
- カシメ
- ラッカースプレー(ゴールド)
- 接着剤
- ハトメ
- 歯車モチーフ
- 工作道具一式