
真鍮製のグッズはアンティークな部屋によく似合いますね。スチームパンクなインテリアにも欠かせません。今回のリフォームでドアを作ってもらう際に、真鍮製の船舶窓を設置しました。
瓶の首を叩き折ってグラスに注いだシェリーを、ぐいとあおろうとしたまさにそのとき、乱発する銃声が耳元にとどろいた。船室にもうもうとたちこめる煙に、テーブルのむこうさえ見えない。煙が腫れてみると、その場は地獄さながらだった。
シャーロック・ホームズ物語と船

シャーロック・ホームズ物語の『グロリア・スコット号』は船で起こった惨劇が描かれました。また『オレンジの種五つ』の中では、ワトソンがクラークラッセルの海洋小説をを読みふけっていましたね。『四つの署名』では犯人を追うホームズの船の大活劇(小さな船ですが)も見られました。
かつて船医だったコナン・ドイル

船が度々登場するのは、シャーロック・ホームズの生みの親・サー・アーサー・コナン・ドイルが船医見習いとして北極海へ行く捕鯨船に乗っていたり、アフリカ西海岸を航海する船の船医だったからなのでしょうね。グラナダTVの『シャーロック・ホームズの冒険』には、ホームズの下宿に帆船模型が飾られていましたが、これはテレビスタッフの遊び心なのかもしれません。
以前のノーチラス号納戸

さて、シャーロック・ホームズとスチームパンク両方のテイストを感じさせるグッズと言えば、船舶窓です。この写真は以前の納戸。『海底二万哩』のノーチラス号をイメージして改造を施した部屋です。壁の船舶窓を覗くとはウミガメや熱帯魚の姿が見られるのです。
ノーチラス号納戸改造記もどうぞ

大変気に入っていた納戸でしたが、この度のリフォームでお別れすることになりました。この一連の改造記は以下の記事をはじめとする9つの記事に書いてありますのでどうぞご覧ください。

船舶窓取り外し

2013年05月13日。ドア作りをお願いしていた家具職人集団・アーティストリーの職人さんに、壁の船舶窓の取り外しをしていただきました。大きなボルトでがっしり止まっていたので、4つの船舶窓取り外すのはかなり大変。

何もなくなった壁

きれいさっぱりなくなりました。船舶窓の下にあったアンビエントライトも取り外し。このライトは、現在の部屋の隠し納戸(本棚の扉でカモフラージュしてある部屋)の中に取り付けることにしました。

ドアが完成した

2013年06月07日。3週間ほどでドアができあがりました。船舶窓はドアを壁に設置した後で取り付けます。職人さんが窓の真鍮部分を磨いてくださったのでピカピカに蘇りました。真鍮窓は表に1つ、裏に1つ、ドアをサンドイッチするようにして取りつけます。
ドアを壁に取り付け

2013年06月14日。ドアが壁につきました。窓の位置はちょうど私の目の高さぐらい。ドアを閉めていても隣の部屋の様子を覗くことができます。そして上の方には真鍮のプレートも付けていただきました。船の中の部屋っぽいでしょう?
真鍮プレート購入

このプレートは楽天の銀の船というお店で購入した銘板サインです。真鍮窓のついた扉は2枚あって、一つはリビングと寝室をつなぐ扉、もう一つはトイレの扉。リビング側の扉には「Bed」、トイレの扉には「WC」というプレートがついています。
トイレの扉

これはトイレの扉。トイレのライトと換気扇のスイッチは楽天のメルシープレゼントというお店で購入した陶器と真鍮でできたスイッチプレートです。パチン、パチンと音のするトグルスイッチはレトロで素敵ですね。以前のノーチラス号納戸にあったトグルスイッチは隠し納戸のスイッチとして使っています。

寝室から見たドア

寝室側から見たドアの様子です。トイレのドアの窓にはすりガラス状のシートを挟んでもらいました。トイレが窓を通して丸見えでは困りますからね。でも電気がついているのが見えますから中に人がいるのが分かって便利ですよ。
ミステリファンならではの仕掛け

この船舶窓は見た目の良さもあるのですが、個人的に「リビング側から寝室側を覗くことができる」という大変重要な意味を持っているのです。それはシャーロック・ホームズを始め、ミステリ(推理小説)を愛する人が一度は夢見るあることに関係しています。詳細は次回の記事にて。【蒸気夫人(マダムスチーム)】





