スワッグとは花や葉で作られた植物の壁飾りのことです。寝室のマリア像を飾るために、基調色のピンクの造花を買い集めてスワッグを手作りしてみました。華やかなピンクの花々は心弾ませますね。
リース、ガーランド、スワッグ
花の壁飾りは、リング状に花をアレンジしたリース、ドライフラワーなどを紐で吊るしたガーランド、このような三日月型のスワッグなど様々な種類があります。本物の花を使っても良いですし、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花など様々な素材を自由に使うことができます。私は手入れが楽な造花を使って、定期的にアレンジメントを作っていますよ。

寝室の基調色を青からピンクに
これまでの寝室はアイリーン・アドラーをイメージしたダークレッドにしてみたり、鎮静作用のあるブルーを基調色にしたりと模様替えをしてきました。
写真はラナンキュラスを中心にしたブルースワッグ。こちらも気に入っていましたが、作って4年経っていますからそろそろイメージチェンジの時です。次は優しく癒やされるピンクの小物で揃えていきたいと思います。

【1】造花を用意する
AliExpressでコツコツ集めた造花。ラナンキュラスは大好きな花なので今回もメインとして使うことにしました。様々なピンク色で華やかなスワッグにしようと思います。
【2】スタイロフォームを形作る
土台を作ります。スタイロフォームを三日月型に切り出し、サンドペーパーで削ります。サンダーを使うと短時間でできますね。余っているスタイロフォームでは長さが取れなかったので、左右別々に切って中心をタッカーでとめ、上から和紙を糊付けして固定することにしました。
【3】スタイロフォームを塗装する
隙間からスタイロフォームの水色が見えると台無しなので、アクリル絵の具で黒く塗ります。隠れるところなので二度塗りはせず、全体的にまんべんなく黒色にするぐらいで大丈夫です。
【4】塗料を乾燥させる
乾燥したスタイロフォームです。長さ80cmでかなり大きく感じますが、不思議なもので壁に飾ると小さく見えるんですよね。
【5】造花をアレンジする
造花の茎を適当にペンチで切って、スタイロフォームの土台に刺していきます。この時、なるべく大きな花から配置していくとバランスが取りやすいです。まず最初に一番大きなラナンキュラスを一定間隔で刺しました。
【6】造花に接着剤をつける
造花を刺すときは、茎の部分にボンドをつけてから刺すと大きな花でも落っこちてきません。愛用のコニシの木工用・多用途ボンド(緑のボンド)は、木だけでなく、布、革、塩ビや金属などにも使える万能ボンドです。
【7】完成!
隙間を埋めるように小花を刺していきます。土台が見えなくなるぐらいびっしり刺し終わったら、後ろ側に壁につけるための紐をタッカーで固定します。これで完成!
伯母の形見のマリア像とロザリオ
このスワッグはとても軽いので画鋲一本で壁に固定できました。ちなみにこのマリア像とロザリオは熱心なキリスト者であった私の伯母が愛用品です。形見として譲り受けました。彼女は大変歌が上手で、生前は聖歌隊の一人としてバチカンでも歌ってきたというのが自慢でした。でも私自身は音楽の才能はさっぱりです。(2019年05月15日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- スタイロフォーム
- 造花
- サンダー(サンドペーパー)
- タッカー
- 和紙
- アクリル絵の具
- 筆
- 接着剤(コニシの多用途ボンド)
- 紐