理科系グッズショップ・きらら舎でいくつか素敵な蛍光標本を購入しました。標本箱に入れて壁に飾ってみましたよ。夜になるとぼーっと青白く瓶や試験管が光ります。ファンタスティック!
暗がりではかなく光っている蛍光物には、もののあはれを感じます。きらら舎の「月光幻燈室(※リンク切れ)」というページに様々な蛍光するモノが展示されています。オーナーのSAYAさんは「月光で投影した幻燈のようなちょっと怪しいモノ」と書かれています。月の淡い光のような、幽(かそけ)き青色が胸にじんわり染みこんでくるようです。
蛍光するモノを購入しました
私が購入したのは「ステルクララの葡萄蛍光石」、「Fliorescent Candy(蛍光玉)」、「ステルクララの夕焼蛍光石」、「蛍光砂小壜入」2個、「ミニチュア蛍光砂」3本。葡萄蛍光石はネヘレスコールという聖書にも登場する葡萄がモティーフ、夕焼蛍光石はほんのり茜色に染まった夕焼け雲がモティーフ。名前が素敵ですよね。
【1】ラベル作り
とても素敵なグッズなので、標本箱に飾ってみることにしました。ただし厳密な意味での標本箱ではなくてオブジェっぽいものにしたいと思います。
まずはラベル作り。茶色の紙にレトロな文字で印刷して、コーヒーで汚しを入れて乾燥させます。古い写真も同じように茶色のシミを作ります。この写真は古道具屋さんで一袋にどっさり入ったものを買いました。この方たち今もご存命なのかしら。
【2】板にフェルトを貼る
標本箱の底のボードに黒いフェルトを貼ります。それぞれのパーツを配置して良い位置を決めます。小さいパーツはグルーガンで接着。
【3】真鍮線で固定
大きな瓶詰めは固定のために、ボードに穴を開けて真鍮線を巻きつけることにしました。
【4】ボール紙で棚を作る
裏から見るとこんな感じです。中央やや上にある黒いボール紙の切り込みは、小瓶の下につけた棚です。
【5】ラベルに汚し入れ
せっかくのきらら舎特性のラベルですが、色調を同じくするために汚しを入れました。ちょっと良心が痛みますが、ごめんなさい。でもいい塩梅に古びた感じになりましたよ。
【6】完成!
すべてのグッズを固定できました。標本箱に入れて紐をかけて完成です。
閉じた世界は好きですか?
私は「瓶に詰まったもの」にどうにも惹かれます。以前クリスタルの瓶詰めを作ったことがありますが、ひとつの世界が狭いものの中で完結しているイメージが好きなのです。だからスノードームや、アクアリウム、テラリウムも大好きです。
洗面所に飾りました。
マッドサイエンティストの洗面所に飾ってみました。昼間と夜の風景です。肉眼だとはっきり光っているのが分かりますが、写真だと美しさが上手く再現できません(私のカメラの腕が悪いのですが)。夜に歯を磨いた後電気を消すと、ぼんやり光って美しいです。きらら舎に大感謝です!【蒸気夫人(マダムスチーム)】