我が家にはシュガーとソルトという2頭のウィペットがいます。8年前に作った給水ボトルスタンドがボロボロになってしまったため作り直すことにしました。歯車をモチーフにしたスチームパンクなデザインです。今回は昔の工作のリメイクです。
2013年に作った犬用給水ボトルスタンド
こちらが2013年当時作った給水ボトルスタンド。この当時はキラキラと金模様が輝いていたのですが、経年劣化で半分はがれ落ちてしまい、板もグラグラしている状態に。両側のパーツも壊れてしまいました。ただ土台の板自体はまだ使える状態でしたので、できるだけ原型を残しつつリメイクしました。
【1】カッティングシート・レザー・鋲
板を止めていたネジを外し、ぐらついていた部分の板をノコギリで切断しました。表面の塗装をサンダーで剥がして、木目のカッティングシートを表面に貼りました。側面は金色のレザーを張り直し、新しい鋲(びょう)を打ちました。
【2】木製歯車レイアウト
今回はスタンピングリーフによる模様入れは採用せず、木製の歯車を表面に模様のように貼ることにしました。この木製の歯車は長年かかってあちこちで買い集めたものです。AliExpressのものが多いかな。
【3】木製歯車切断
土台の板と同じ大きさにダンボールを切って両面テープを貼り、その上に歯車をレイアウトしていきます。はみ出した部分はルーターで切断し、表面をサンダーでならします。
【4】ゴールド塗装
ダンボールに貼り付けたまま、金色のラッカースプレーで塗装します。木製で塗料の足つきがよいので今回は下地材なしです。
【5】歯車の接着
塗料が乾燥したらダンボールから一枚一枚剥がして本体に接着します。使用した接着剤はコニシの木工用多用途ボンドです。はみ出した接着剤は綿棒で丁寧に拭い取ります。
【6】完成
リメイク終了。今回の変更点は、垂直の板の取り付け位置を中央にしたこと(ブラケットも付け替えました)、塗装でなくカッティングシートを使用したこと、スタンピングリーフでなく木製の歯車模様にし、飲み口の辺りに模様を入れなかったことです。
シュガーとソルト2頭で仲良く使っています
これを作った当時はシュガー1頭だけでしたが、その後ソルトも家族に加わりました。水は基本的に毎日入れ替えていますが、夏場2頭が飲むと500mlのボトルでは足りないので750mlボトルに入れ替えています。新しくなった給水ボトル、次のリメイクは何年後かしら。(2020年05月15日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- 木目カッティングシート
- レザー(金色)
- 鋲(金色)
- 木製歯車
- ダンボール
- 両面テープ
- 染めQ メッキ感覚ゴールド
- 接着剤
- 綿棒
- 工作道具一式
- 塗装用具一式