天才クリスさんの「スティームパンクロボティックメカニカルアーム」

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
スチームパンクなロボティックメカニカルアームの作り方です。自由自在に動きますよ。クリストファー・ヒューバートさんという才能あるスチームパンク発明家の型紙を使って作りました。

【動画】アームの動きを動画で


金属でできているようなアームに見えますが、実はすごく軽いんです。そして自由に腕を動かすことができます。論より証拠。まずは動画を見てみてください。これならスチームパンクイベントにも気軽に持っていけますね。

【動画】クリスさんによる作り方動画 Part1

英語は苦手で……という方もご安心を。クリス・ヒューバート(Chris Huebert)さんは詳しい作り方の動画をアップしてくださっています。何を言っているの理解できなくても、何をやっているのかはすぐにわかると思います。家族総出演のSFアクション映画的小芝居が最高です。芝刈り機の事故によって腕を切断されてしまったクリスさん、はたしてどうなる?

【動画】クリスさんによる作り方動画 Part2

後半の動画です。さくさく進むので見てるだけでも楽しいですね。手術によりスチームパンクアームを持つスーパーヒーローとして生まれ変わったクリスさん。今後どんな冒険が待ち受けているのでしょうか──なんてね!

ただしご注意を。クリスさんは動画では右手のアームを作っていますが、型紙は左手用です。右手を作るときは動画通りでいいのですが、左手は鏡像として見ないといけませんよー。

クリスさんの型紙はこちらから

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
クリスさんは様々なスチームパンクガジェットの型紙を販売されています。このスティームパンクメカニカルアームの型紙のお値段は12.99ドル。型紙はS、M、Lサイズがあります。女性だとSサイズでぴったり、大柄な男性はLサイズが良いですね。クレジットカードかPayPalで支払うことができます。

【1】型紙のダウンロード&カット

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
型紙を購入するとダウンロードページへの案内がありますのでクリックするだけ。PDF書類の型紙をプリントアウトしましょう。説明はもちろん英語ですが、型紙のS、M、Lサイズだけ間違わずに印刷すれば、説明を読まなくても問題ありません。

【2】ウレタンボードをカット

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
主な材料は、コスプレ衣装によく使われるウレタンボードです。ライオンボード、Cosボード、リアラボードといった名称で販売されています。この黒いボードは厚さ5mmのものです。型紙は(6mm foam)と書かれているものを選んでください。

【3】ウレタンボードをカット2

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
型紙に(2mm foam)と書かれているものは、3mmのウレタンボードを使いました。分かりやすいように3mmのボードは白いものを使いました。

【4】ホットボンドで接着

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
詳細は動画を見れば分かるので、おおまかな作業の流れの写真を掲載します。ボードを型紙通りにカットしたり、穴をあけます。ホットボンドを使ってつなげていきます。

【5】パーツのアレンジ

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
クリスさんの動画にはありませんが、プラモデルのパーツや、100円ショップのビーズ、ネイルシール、水鉄砲のボトルなどを適当にくっつけていくのも楽しいですよ。このあたりは自由な発想で作ってみてください。

【6】すべてのパーツつけ終了

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
すべてのパーツを接着し終わったところです。おもちゃ感が半端ないですが、これからカッコよくなりますからどうぞご安心を。

【7】下地作り

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
ジェッソで下塗りをします。これは灰色で塗りました。一色で塗ると、バランスの崩れなどがわかりやすくなりますね。この時点で気になるところは直しておきましょう。

【8】テクスチャ作り

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
リキテックスのライトモデリングペースト、ジェルメディウム、ナチュラルサンドなどを使って、テクスチャをいろいろ変えてみるのも良いでしょう。つやつやした質感にしたり、ザラザラした質感にしたり。

【9】テクスチャ作り

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
こんな感じで、パーツごとに質感を変えてみました。

【10】ゴールド塗装

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
ゴールドのラッカースプレーで全体を金色に塗りました。クリスさんは指を使って塗装していましたね。色や塗装法はお好みでどうぞ。

【11】細かい塗装

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
同じ「ゴールド」と言っても、色合いは様々。アクリル絵の具のいろんな金色を使って、塗り分けるのも面白いです。カッパー(銅)のような赤っぽい金色、青っぽい金色、白っぽい金色──サビ塗装やウェザリングを加えるのも良いでしょう。

【12】細部のパーツ

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
ゴムチューブ、アクリルパイプ、針金、カシメ、ハトメなどいろんな材料を自由に使って装飾していきます。さあ、出来上がり!

全部入りのアルティメイトパック

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
クリスさんの型紙は一つ一つバラバラで買うこともできますが、オススメなのはすべての型紙が手に入るアルティメイトパック。33.99ドルです。別々に買うと92.85ドルかかりますが、なんと50%以上オフで全部入り。私もこのアルティメイトパックを購入したんですよ。

Thank you Chris!!!

Steampunk Mechanical Arm by Chris Huebert
もうクリスさんには感謝しかありません。動画を見ても、ブログを読んでも、発明家としての才能があるだけではなく、ユーモアいっぱいで、家族思いの優しいお父さんであることが分かります。あなたもぜひクリスさんの型紙を使って、素敵なスチームパンクグッズを作ってみてくださいな。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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