革洋書風iPadカバー・スタンピングリーフで合皮に箔押しする方法

革のiPadカバーにスタンピングリーフで金模様を入れた洋書風iPadカバーを手作りしてみました。スタンピングリーフを使ってクラシカルでゴージャスな箔押し風にする方法です。
洋書風iPadカバー

旅行の必需品・iPad

洋書風iPadカバー
最近旅行に行く時に重宝しているのがiPad。数百冊もの書籍やパンフレットなどの資料をPDF化して持ち運べますし、ネットに接続してその場で調べ物もできます。地図アプリで道に迷うこともなく、撮影した写真の整理も簡単。iPadをお使いの皆さんも、きっと自分なりの使い方をされているのではないでしょうか。

書斎に合うクラシカルなカバーに改造

洋書風iPadカバー
旅先だけでなく書斎でも使っているので、部屋の雰囲気に合うクラシカルなカバーが欲しくなりました。ただ革製のカバーは結構売っているのですが、なかなか好みに合うデザインのものが見つかりません。そこで市販品に一手間加えて、洋書風の革カバーに改造してみました。

【1】材料のカバーを厳選する

洋書風iPadカバー
これは市販の革カバー。iPadを立てて使うこともできますし、充電もカバーをかけたままでOK。カメラの部分は穴が開いているのでそのまま撮影できます。このような革カバーは、合皮から本皮まで様々なものが販売されていますが、以下の工作には表面がツルツルした形状のものを用意します。表面がザラザラしたもの、スエードのような毛羽立ったものは使えません。

【2】マスキングを貼る

洋書風iPadカバー
表側の部分以外をマスキングテープで覆います。面積の広い部分は紙を当ててテープを節約しましょう。穴の開いている部分も丁寧に貼ること。

【3】ツヤ消しクリヤースプレーを吹く

洋書風iPadカバー
ツヤ消しのクリヤースプレーを用意します。これは東急ハンズで購入したものですが、水性のクリヤー、ツヤ消しであればどこのメーカーでもたいてい使えます。値段は500円でした。これをiPadカバーの表面全体に吹きます。乾燥したらまた吹く──を3回ほど繰り返します。

【4】デザインする

洋書風iPadカバー
イラストレーターやフォトショップで洋書のようなデザインをします。本の背表紙にあたる部分は「林檎社iPad」と入れました。もちろんiPadを発売しているアップル社のことですよ。

【5】白黒反転で印刷

洋書風iPadカバー
デザインした表紙、背表紙をレーザープリンタで印刷します。このとき必ず白黒反転で印刷してください。印刷したものをカッターで切り抜きます。

インクジェットプリンターで印刷したものはスタンピングリーフが使えません。ご家庭にない場合はコンビニのコピー機で出力・コピーしてください。

スタンピングリーフ金色を使用

洋書風iPadカバー
こちらはスタンピングリーフ。これまでも私は何度もこのスタンピングリーフを使ってきました。手軽に箔押しのような加工ができるので便利です。この金色を購入します。20枚入りで500円ほどでした。

【6】アイロンをあてる

洋書風iPadカバー
金色の面を上にして、白黒反転して印刷した紙の上に載せます。デザインが大きい場合は、スタンピングリーフをマスキングテープでつなげて使います。普通のセロテープだと熱で縮むこともありますからマスキングテープを使ってください。

アイロンの温度を中温(150度ぐらい)にしてあてます。黒い部分が多いので何度もしっかり抑えながら、まんべんなくアイロンをあててください。温度が高すぎるとシワがよることがありますので、最初は温度低めで試してみましょう。

【7】スタンピングリーフを剥がす

洋書風iPadカバー
熱を冷ましてからスタンピングリーフをそっと剥がします。黒く印刷した部分に金色が転写され、フィルムの方には模様が残っていますね。必要なのはこちらのフィルムの方です。紙の方はもう必要ありませんので捨てて構いません(金色がたくさん乗ってるからもったいないけど)。

転写が完璧でなかった場合

洋書風iPadカバー
フィルムの透明部分に少し金色が残っていますね。ここは熱が十分伝わっていなくて、紙の方に転写出来なかった部分です。このように金色が残ってしまった場合は次の工程を試してください。

【8】セロテープで余分な金色を取る

洋書風iPadカバー
セロテープを小さくちぎって、金色が残った部分に貼り付けてそっと剥がします。するとセロテープに金色がくっついて、フィルムの方から剥がれるのです。これを繰り返して、フィルムから完全に余分な金色を取り除きます。この作業が一番大変ですが、出来上がりを左右するので丁寧に行いましょう。

【9】革のカバーにフィルムを固定

洋書風iPadカバー
きれいになったフィルムをiPadカバーの文字や模様を入れたい部分にずれないように貼り付けます。この時もセロテープではなく、マスキングテープを使用します。

【10】アイロンをあてる

洋書風iPadカバー
温度を中温にしたアイロンをしっかりあてます。様子を見ながら3〜4回あてると良いです。

【11】フィルムを剥がす

洋書風iPadカバー
熱をさましてからフィルムをはがすとフィルムに残っていたスタンピングリーフが革の表面に転写されていますね。

なぜこのようにできたかというと、最初に表面に吹いた水性のクリヤースプレーが接着剤の役目をするからなのです。完全に乾燥すると表面はベタベタしないのですが、熱を加えるとスタンピングリーフが張り付くぐらいの接着力が復活します。熱を冷ませば表面はサラサラになります。

ツヤが出すぎてしまった場合

洋書風iPadカバー
これは熱を冷ました後の革の表面。きれいに金箔が載っていますね。ただツヤ消しのクリヤースプレーにアイロンをあてると、このようにテカテカとしたツヤが出てしまいます。

【12】ツヤ消しのクリヤースプレーを吹く

洋書風iPadカバー
ツヤが好きな方はそのままでも良いですが、あまりピカピカしたのもアンティークっぽくありません。そこで再びツヤ消しのクリヤースプレーを吹けばツヤが落ち着きますよ。

【13】完成!

洋書風iPadカバー
さあ完成です。この方法を使えば、革製品に自分のイニシャルを入れたり、好きな模様を描くことができます。プレゼントする相手の名前を入れて贈り物にするというのも良いアイデアです。ただし一度失敗してしまうと金箔を剥がすことはできませんのであくまで自己責任で。最初は小さな革製品で練習するといいかもしれません。

蒸気夫人

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※情報修正2017年07月

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