山陽地方初となるスチームパンクイベント陰陽蒸気倶楽部が2018年02月17日に広島市のヲルガン座にて開催されました。30名以上の参加者が広島を中心に県内外から集まりました。
会場は音楽喫茶・ヲルガン座
会場は広島市中区の音楽喫茶ヲルガン座。普段は様々なアーティストがライブをしたり、サークルが集ったりと多目的に使われているカフェです。レトロな外観は、スチームパンク秘密クラブの会場としてぴったりですね。
入館前に原爆ドームも見学
開場より30分ほど早く到着してしまったので、同じく早くいらっしゃっていたVJ縞次朗(@0K2khs)さんとご一緒に、歩いてすぐの原爆ドームを見学しました。VJという珍しいお仕事についてもいろいろおうかがいすることができました。広島観光まで堪能できてありがたいありがたい。
13時30分 開場・受付開始
13時30分に開場。受付開始となりました。すでにたくさんの方が行列されていますよ。私もワクワクしながら並び、中に入って「わあ!」と声を上げてしまいました。ヲルガン座の中は懐かしいような、妖しいような不思議な空間です。
陰陽蒸気倶楽部の3人の主催者
今回の陰陽蒸気倶楽部の主催者はこのお三方です。Hantry(@hantry)さんを中心に、はと骨さん、想狗(そうく:@souku_an)さんです。みなさんそれぞれテイストの違ったスチームパンクファッションで決まってますね!
スチームパンク書籍もずらり
会場には参加者が気楽に手にとれるようにスチームパンク関係の書籍が並べられていました。こういう主催者の方々の心遣いは特にビギナーにとってありがたいですね。拙書も並んでいて嬉しかったなあ。
お花や各種賞品のプレゼントが!
そしてテーブルにとし(@tochate)さんとやん(@ihoriyan)さんからお花が届いていました。
それだけでなくcorgi-corgi(@corgi_corgi_hat)さん、二階奥乃部屋(@nikaiokunoheya)さん、handmano(@handmano)さん、そしてとし(@tochate)さんから、陰陽蒸気倶楽部へ賞品のご提供があったのでした。全国のスチームパンク関係の皆さんのご協力を知って胸が温かくなりました。
私もささやかながら、参加者の皆様にゴールド1億円をお渡しできました。いえい!
イベント途中、沸き起こったのは「大富豪!大富豪!」の歓声!そう、大富豪マダム・スチームから全員に黄金の1億円の大盤振る舞いです!メカニカルアームを装備なさったマダムとの写真撮影に自然と大行列ができ、素敵な思い出の一枚になったでしょう♪皆様一夜にして大金持ち!(笑)#陰陽蒸気倶楽部 pic.twitter.com/lZKnZJU0ep
— 陰陽蒸気倶楽部 2/17第一回@広島 (@inyou_steam) 2018年2月18日
14時 開会式
そして14時に開会式! 素敵なアンティーク着物をお召になったはと骨さんから開会のご挨拶があり、陰陽蒸気倶楽部の幕が開けました。はと骨さんはスチームパンク小説をお書きになっているんですよ。どんな冒険譚を構想中なのか興味津々。
賞品争奪のババ抜きスタート!
最初は各テーブルに分かれての賞品争奪のババ抜きです。初めて顔を合わせて緊張気味だった皆さんも、カードゲームをきっかけに気持ちがほぐれた様子。最初に簡単なゲームをするのはとても良いアイデアですね。私も二階席でババ抜きに参加しましたよ。さあ、勝負、勝負! うむむ、残念。私は勝ち抜けならず……。
豪華賞品は誰の手に?
さて豪華賞品の行方は? のぶっち(@kinonocchi)さんはcorgi-corgiのコサージュを獲得。玲藍(@Rei_Luftschloss)さんはhandmanoさんの魔導の鍵をゲット。シサ(@shisa42)さんはとしさんの真空管ネックレスを、主催のはと骨さんは二階奥乃部屋さんの配管ペンダントを手にしました。そしてcorgi−corgiさんのハットピンはVJ縞次郎さんに贈られました。
参加者全員のノートと名前シール
主催のHantryさんはなんと参加者全員分のノートと、名前シールを手作りされたんですよ。これはなるほど!と唸らされるアイデアでしたね。
シールを交換してノートに貼るので誰と話したか後で分かりやすいし、SNSの連絡先も銘記されているから連絡も取りやすい。ノートにメモを取っている方もいらっしゃいました。準備は大変だったと思いますが、皆さんとても喜んでいらっしゃいましたよ。
歓談タイム〜
それからは歓談タイム! 私はあっちこっちのテーブルに無理やり(?)割り込んで皆さんとお話させていただきました。どうしても時間がギリギリとなってしまい、慌ただしくてごめんなさい。なるべく全員とお話したかったのですが、ご挨拶ぐらいしかできなかった方本当に申し訳ないです。
ミニ広島弁講座も
私以外が全員広島出身者というテーブルでのこと。
ある方が「今日は名古屋から来ちゃったんですか?」と言うので「はい、名古屋から来ちゃいました」というと微妙な間が。あれ?
実は広島弁では「○○ちゃった」というのは敬語なんですってね。つまり「来ちゃったんですか?」というのは「いらっしゃったんですか?」ということだとか。これは面白い! こんなお国言葉を教えてもらえるのも地方イベントならではの楽しみです。他にも「やおい(柔らかい)」も覚えました。
全身手作りのゆずもちさんにMVPを
本当はお話した皆さん全員のことを書きたいのですが、今回最も印象に残ったゆずもち(@hiyasiyuzumochi)さんを今回のMVPとさせていただきます。
なんとこのバッスルドレスはすべて手作りなのです。ゆずもちさんは裁縫歴が長いかと思いきや『うさこのスチームパンク&クラシカルドレス』を読んで、一から勉強しましたというビギナーさんだったのです。慣れない洋裁にチャレンジしてこんな大作を作ってくださったことにとても感銘を受けました。ブラボー!
17時 閉会式
そうこうしているうちにあっという間に3時間が経過し、閉会の時間となってしまいました。参加者の皆さん口々に「ウソ〜! もう終わり!?」「信じられない、あっという間!」とおっしゃってました。私もあまりに時間が経つのが早すぎて驚きました。ああ、もっと長くいたかった。
大成功の陰陽蒸気倶楽部!
中国地方初のスチームパンクイベントということで、開催までの道のりはとても大変だったことと思います。でも皆さんの笑顔が陰陽蒸気倶楽部の大成功を物語っていましたね。私もこの記念すべき第一回に参加させていただけたことをとても誇りに思います。楽しいひとときをありがとうございました!【蒸気夫人(マダムスチーム)】