スチームパンクイベント・アルカソムニア体験記(in 東京・渋谷)


2022年11月27日日曜日、東京は渋谷で行われたアルカソムニアというスチームパンクイベントのレポートです。私の発明品も蒸気邸からいくつか持参しました。当日の様子をぜひご覧くださいませ。

会場・THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA


ここは東京渋谷のLaidout Shibuyaというビルです。このビルの地下一階のバーTHE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-(ザ・ミュージックバー・ケイブシブヤ)にてアルカソムニアが開催されました。午後6時から11時までの夜のイベントです。

会場はレンガ壁に黒を基調とした内装です。シックでおしゃれですね。さあ、6時になりました。続々とお客様が入ってきましたよ。いよいよアルカソムニアの開幕です!

アルカソムニアとは何か?


アルカソムニアとは何でしょう? 一言で言えば「スチームパンクをテーマとしたコンセプトパーティー」……なんですが、スチームパンクだけに限らず演奏あり、パフォーマンスあり、素敵な音楽にダンス、発明品の展示あり──という盛りだくさんのイベントなんです。まるでパラレルワールドに迷い込んだような楽しい体験ができる空間です。

主催者はケニー船長ことケニー・クリエーション


このイベントを主催したのはスチームパンクグッズを扱う船長のお店の経営者・ケニー船長ことケニー・クリエーションです。彼はかつて数百人規模の巨大なスチームパンクパーティー「スチームガーデン」を手掛けたイベントオーガナイザーです。ケニー船長のインタビューは後ほどご紹介しますのでどうぞお楽しみに!

東京スチームパンクの拠点! ケニー船長のお店「REVERIE EMPORIUM」
2019年04月01日に東京都杉並区・高円寺にオープンした「REVERIE EMPORIUM」。店長はご存知、ケニー船長ことKenny Creationさんです。お店にお邪魔してお話をうかがいました。
スチームガーデン11「戦場に舞う花・未来への産声」@ラフォーレ原宿
2017年04月01日と02日の二日間、東京渋谷のラフォーレ原宿にて、スチームガーデン11が開催されました。今回のテーマは和装が織り成すディーゼルパンクの世界です。

アルカソムニアのドレスコード


このイベントの一番の特徴と言えば「ドレスコード」です。入場者はスチーパンクをはじめ着物、ゴシック、ヴィクトリアン、ミリタリーにオリエンタル──と会場の雰囲気に合ったお洋服を着る決まりとなっています。

参加者はお洋服や小物を手作りしたり、アンティークウェアをコーディネートしたり、思い思いのファッションに身を包んでいます。参加者全員がこの奇妙な世界の住人なんですね。

参加者はどんな人達?


たくさんの方にお話をうかがったんですが、初めてこういったイベントに参加された方が結構多かった印象です。初対面同士でもお互いのファッションについて「これはどこで買ったんですか?」「どうやって作ったんですか?」なんて会話が弾むんです。

スチームパンクイベント常連の方々もたくさんいらっしゃいました。ここ数年大勢で集まる機会がなかったので、あちこちで「久しぶりー!」なんて再会を喜ぶ声が上がってました。私も久々に昔からの仲間に会えました。

和風スチームパンクのNatsukoさん


こちらはご存知Natsukoさんです。和装スチームパンカーの先駆けとして有名ですね。以前インタビュー動画でご紹介しました。なんと昔プレゼントしたキセルを持ってきてくださいました。Natsukoさん、ありがとうございます!

【インタビュー】和装スチームパンクの先駆け!(Natsukoさん)
和装スチームパンカー・Natsukoさん。和の小物や着物を使った日本独自のファッションを推奨されています。着こなしのコツやスチームパンクに関するお考えをお聞きました。

拙書を持参してくださった方も


私の書籍『ネオ・ヴィクトリアンスタイルDIYブック』を持参してくださったご夫婦もいらっしゃいました。20年以上前から私のサイトやブログをご覧くださっていたのだとか。いやーびっくりしました。嬉しかったです!

当ブログが書籍化されました『ネオ・ヴィクトリアンスタイルDIYブック』
『スチームパンク大百科S』が『ネオ・ヴィクトリアンスタイルDIYブック』として書籍化されました。。2014年05月08日発売。全体の約半分がブログ非公開の書き下ろしです。

黄金の一億円プレゼントと私の展示


個人的に各地のイベントで行っている黄金の一億円札のプレゼントです。皆様の金運アップを祈願して初対面の方々にお渡ししてるんですよ。福沢諭吉と新札の渋沢栄一バージョンの二種類を、たっぷり30億円ほど持ってきました。お財布に入れておくと金運が上がりますよ。

蒸気邸コレクションの展示


こちらは展示コーナー。私が蒸気邸から持ってきた様々な発明品やコレクションの数々です。実物をたくさんの方に見ていただく展覧会は数年ぶりとなりますので、私にとっても貴重な機会となりました。

香港からのお客様


はるばる香港から参加された方もいらっしゃいました。こちらはSilveralan君チョコさんです。alan君は15年も革細工のキャリアがある、天才的な香港のレザーアーティストなんです。とってもキュートでエレガントなチョコさんは、モデルさんをなさってます。日本語・広東語が堪能なので通訳をしてくださいました。

こちらのalan君の作品をご覧ください。腕につけるレザーバングル。なんとパチパチとまばたきをするんです。alan君のお友達がプログラムしたLEDを組み合わせた作品です。完成に1年半もかかったそうです。今後はスチームパンクだけでなく、サイバーパンクやゴシックなど様々なジャンルの作品作りに挑戦したいとおっしゃってました。

みんなでジョジョ立ちです! それぞれ個性的なファッションだからジョジョポーズも決まりますね。

パフォーマンスの数々

アルカソムニアでは様々なショーや音楽演奏、マジックやライブペイント、ステージパフォーマンスが行われています。会場はすごくにぎやかなんですね。DJによる音楽もノリが良くて、思わずみんな踊りだしてしまう雰囲気です。

つながるトレインダンス


「えー!? ダンスなんかしたことないよー」「踊るのなんか無理無理ー!」という方でも大丈夫。「スチームトレインダンス」なら誰でも簡単に踊れます。みんなで肩につかまって、長ーい列を作って会場内を闊歩するというダンスです。スチームパンクイベントでは恒例なんですね。

スチームパンクは蒸気機関が元になっています。だからみんなで蒸気機関車を作って踊っちゃおう!という、ものすごく盛り上がる鉄板ダンスです。


今回は私が先頭車両になってみたんですが、皆様が参加してくださってホッとしました。誰も肩につかまってくれなかったら、私一人で踊るはめになって空気が凍るところでしたからね。ありがとうございます!

ケニー船長インタビュー

さて ここでアルカソムニアの主催者であるケニー船長のインタビューをご覧ください。

ケニー・クリエーションと申します。私は2012年からスチームパンクのみをテーマとした皆さんが参加できる体験参加型のイベントを長らくやっていた者です。そういった経緯から、東京は高円寺にスチームパンクの専門店をもう3年になりますかね。経営しております。

アルカソムニアというのはラテン語で「夢の箱」という意味なんですけど、夢を見たときに夢の中でそこに同じく世界が開けていたり、そこには人物がいたりとかするんですね。その人物から見たらあなたこそ夢の人物かもしれない。
イベントとしてそれが成功したかしてないかというと、私としては皆さんが満足してくれたり楽しんでくれたなら、それは一つの成功と言えると思います。

なかなか大変な中ですけども、それでも皆さんがスチームパンクやSF、ちょっと変わったもの、他と違ったものをお求めになる方がいらっしゃいますので、そういった方の手助けになりたいなと思って日夜私のスチームパンクを皆さんにお伝えしつつ、皆さんなりのスチームパンクの解釈や、背中を押す存在になれたらなということで、スチームパンク船長と呼ばれているんですけども、やっておりますので、ご興味がありましたら検索していただけたらと思います

今回のアルカソムニアですけども、こちらドレスコード制になっております。ただドレスコードということで気負いすることなく、皆さんがおしゃれだなと思う格好をしていただけたらと思っております。
それは何につながるかというと、あなた自身の個性につながると思うんですね。私はこれが好きで こういう設定でこういう考え方で生きているよっていうことを、私達に教えていただきたいんです。
そういったイベントにこれからもしていきたいと思っておりますので、アルカソムニアまた時期が決まりましたら、皆様にお声がけいたしますので、ご興味ある方は引き続きルカソムニアも船長のお店もチェックしていただけたらと思います(以上ケニー船長)

参加してみての感想


今回のアルカソムニア。自分は口下手だから──とか。人見知りなので──と尻込みして参加を見送った方もいらっしゃったかと思います。そのお気持ちよくわかります。

特に一緒に足を運ぶお友達がいなくて、自分ひとりきりでイベントに参加するのはすごく怖いと思うんです。でもね、アルカソムニアでは演奏や展示を眺めているだけでもOKです。美味しいカクテル片手に静かにくつろいでもいいし、いろんなファッションの人がいるので見てるだけでも全然退屈しません。


「他の人と上手くコミュニケーションとらなきゃ!」って気負わなくてもいいんですね。「自分は初心者でスチームパンクのことをよく知らないから話題についていけないかも……」なんて心配しなくて大丈夫です。誰もいきなり議論をふっかけたりしません。

お互いのファッションや小物について「それいいですね」「かっこいいですね」そんな気軽な話題でいいんです。話がはずんでSNSをフォローし合ったりなど、交流の輪が広がることもあります。私もイベントを通して知り合って、もう10年近いお付き合いになってる方もいます。


一人で黙々と追求するスチームパンクもいいですが、やっぱり横の広がりがあるとより楽しさが倍増すると思います。そのために勇気を出してえいやっと第一歩を踏み出してほしいなと思います。

ケニー船長によると次の開催もありそうなので、ぜひ次回のアルカソムニアに飛び込んでみてくださいね。(2022年11月27日参加)

【蒸気夫人(マダムスチーム)】

動画で見るアルカソムニア

詳細・参考文献

アルカソムニア・イベント詳細
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