2019年12月〜2020年1月に、地下室を大改造して旦那様のための個人バーを作りました。改築費用に加えて、インテリアや手作りのガジェットも全部含めて、いつもお世話になっている旦那様へのお礼と感謝の意味を込めてプレゼントしました。
駐車場ビフォー
もとの駐車場です。コンクリート打ちっぱなしのシンプルな床や壁。2013年に蒸気邸を建設したときのままです。4台分の自動車を置けますが、現在は2台しかないのでスペースがかなり空いています。
本棚ビフォー
壁面本棚には旦那様のコレクションである『カーグラフィック』『ル・ボラン』などクルマ雑誌がズラッと並んでいます。無難な白色の本棚です。あとは使っていない家具・家電やゴルフ用品などが適当に置いてあり、駐車場の半分は物置状態でした。
2019年7月から5ヶ月間、ひどい健康状態でした
2019年の7月から11月まで私はずっとひどい健康状態が続いていました。ほぼ寝たきり状態でした。ものもろくに食べられず、48キロあった体重は39キロまで激減。ガリガリに痩せて骨と皮のような身体になってしまいました。
10月の末から徐々に健康が回復しました
あまりに筋肉が落ちてしまったため、少し歩いただけで動悸がしました。スチームパンクや珍スポット探訪の趣味も捨てて、私の人生はもう終わったと思いました。しかし10月の末に大きな幸運に恵まれ、そしてそれがきっかけとなり一念発起して、まずは歩くことからはじめました。
12月に地下駐車場改造計画スタート
毎日少しずつ歩く距離をのばしていくとものも食べられるようになり、徐々に体力が戻ってきました。12月の時点ではまだ本調子ではありませんでしたが、私が病気であった期間、献身的に接してくれた旦那様の恩に報いようと、気力を奮い立たせて地下駐車場改造計画を立てました。
旦那様も喜んでくれました
私の復帰だけでなく、バーの建設に旦那様はとても喜んでくれました。二人でデザインをああでもないこうでもないと話し合うのも楽しかったです。大まかな方向性が決まると、蒸気の庭を改造した時にお世話になった設計士さんに改築をお願いすることにしました。
インダストリアル+ディーゼルパンクデザインのバー
設計士さんと我々夫婦で話し合って、バーのデザインはインダストリアルデザイン+ディーゼルパンクで決まりました。コンクリート打ちっぱなしの壁と床に、黒をメインカラーで作ることになりました。物置化していた駐車場を片付け、最初に白かった本棚をマットな黒に塗り替えました。
インダストリアルデザインに強い設計士さん
設計士さんはインダストリアルデザインに造詣が深い方です。以前、蒸気邸の他の部屋を彼に頼んでインダストリアルデザインに改築したところ、借り手が殺到したことがありました(実は私は大家さんをやっています)。蒸気の庭も含めて私達の好みを良く理解してくださっているので、改築工事もスムーズに進みました。
冷蔵庫や食器棚も本格的に
冷蔵庫や食器棚も旦那様の好みで本格的なステンレスのものを揃えました。個人のバーではありますが、彼の友人たちを呼んでちょっとした飲み会ができるように、水回りも洗い物などできるように整えました。
ディーゼルパンクインテリア工作始動!
ディーゼルパンクイメージのレトロなレンガ壁。天井ライトも付け替え、広々としたバーカウンターもできあがりました。真っ黒に塗り替えた本棚にはカー雑誌がぎっしり詰まっています。さあこれで「箱」が完成しましたよ。これからしばらくはディーゼルパンクインテリア工作が続きます。乞うご期待!(2019年12月〜2020年01月制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
追記
2019年から2020年にかけての私の病状は、こちらの動画で詳しく述べています。同じように苦しんでいらっしゃる方にぜひお伝えしたいことなどお話しました。ぜひご覧くださいませ。