最近壁紙のDIYが流行っているからか、ネットやホームセンターで様々な種類のクロスが販売されていますね。そこで壁紙を犬小屋の壁にも貼ってみました。明るい雰囲気になりましたよ。
ケージは犬にとって巣のようなもの
我が家のウィペット、シュガーとソルトの2匹は室内犬です。普段は放し飼いで、私が留守にする時は部屋の中の犬小屋(ケージ)に入れています。犬は広い場所にひとりぼっちだと落ち着かないのですが、「巣」のような小さいスペースにいると安心して眠れるのだそうです。毛布にくるまってヌクヌク。
以前のケージは内部が暗い……
これは以前のケージ。折りたためるし内装に合った木製なので大変重宝しているのですが、どうも内部が暗くて陰気な雰囲気なのが気になっていました。留守番させる後ろめたさもあって、私自身あまりこのケージが好きじゃなかったんです。
ダークブラウンの壁が暗く見える
たぶんこの壁がダークブラウンなのがいけないんじゃないかしら。犬小屋の中に灯りがないので真っ暗なのがよりいっそう暗く見えます。クッションも1年ぐらい経ってくたびれてきたし、犬小屋の模様替えをやってみますか!
【1】壁紙(クロス)を用意する
この壁紙(クロス)は、以前玄関の模様替えに使った余りです。中途半端な幅で数メートル。使い道がないので納戸に放り込んだままになっていました。これをケージの内側の壁に貼って有効活用してみます。
【2】クロスをなで刷毛で貼る
このクロスは裏にのりがついているシール式です。カッティングシートのように手軽に貼れるのが良いですね。また剥がすこともできるものだから、気が変わったら別の柄に変えるのも可能。壁紙の専門店には、のりなし、のりつき両方のクロスが販売されていますので、お好きな方をどうぞ。
【3】余った部分をカッターで切る
なで刷毛を使って空気が入らないように上から少しずつ貼ります。下までいったら余った部分をカッターでカット。私はそのまま切りましたが、カッターのガイドとして次ベラを使っても良いですね。
【4】壁紙完成!
3時間ほどかかりましたが上手くクロスを貼ることができました。ケージ2つ分でちょうどクロスを使い切りました。
【5】クッションを作る
次はクッションカバー作り。これはオカダヤさんのワークショップの時に購入したふわふわのプードルファー。オカダヤさんはこういった特殊な生地も扱っているので助かります。
【6】プードルファーを縫う
ファスナーをかじらないように、ファスナーなしの枕カバー式にしました。毛足が長い生地は縫いにくいですが、ミシンのスピードを遅めにして丁寧に縫えば大丈夫。もこもこクッションの出来上がり!
ファーものは縫った後の床がこんな状態になります。綿埃が舞うので塗装工作でもないのにマスク必須。お掃除が大変です。 pic.twitter.com/LqhbZtOcY1
— 五十嵐麻理・Mari Igarashi (@IgarashiMari) 2017年11月7日
【7】ケージの模様替えが完成!
豪華なゴールドの壁になった犬小屋。2 匹に中に入ってもらいました。最初は慣れない匂いに戸惑っていましたが、すぐに落ちつきました。完全に飼い主の自己満足なのですが、小屋の中も明るくなって居心地も良くなったような気がします。
のりつき壁紙は手軽に模様ができます
冬の時期はあたかい毛布にくるまってスヤスヤ眠っていますよ。のり付き壁紙はこのような平面のスペースに手軽に貼って模様替えができるのでとても便利です。お値段も一昔前よりずっと下がっているので、気が変わったらまた別の色にしてみようかなと思います。【蒸気夫人(マダムスチーム)】