七色に光る幻想的なお風呂。バンプレストのバスパレットは浴槽に沈めて使う、光の空間演出ライトです。ぼんやりと移り変わる光を眺めていると一日の疲れが癒やされていくようです。
お風呂嫌いを克服したい
とにかく子供の頃からお風呂が嫌い。面倒くさい、時間がもったいない、手持ち無沙汰──。マナーとして仕方なく毎日シャワーを浴びていますが、時間のかかるお風呂はさらに憂鬱なのです。
でもお医者様にも入浴を薦められましたし、健康のためにもちゃんとお湯に浸かろう、そしてお風呂嫌いを克服しようと思い立ちいろいろと工夫してみました。その一つの工夫がバスパレットという防水LEDライトです。
いつかどこかで見たような光景
バスパレットを購入してから、入浴するのがすっかり楽しみになりました。浴室の照明を消して、移り変わる光を見つめていると一日の疲れも水に溶けだすような気持ちになります。こんな光る水の光景を、何のSF映画だったかどこかで見たような……。幻想的かつサイバーチック。
7年前にも購入していたバスパレット
実は私はこのバスパレットをずっと以前にも購入しているのです。それは7年前、旦那様のサプライズプレゼントとしてバスルームを海のお風呂に改造した時のことです。確か当時2500円でした。こんな玉子型のライトでした。
バスパレット・たまごシリーズも発売
バスパレットはシリーズ化していて、他にも青色に光る「みずたまご」、緑色に光る「もりたまご」、ピンク色に光る「はなたまご」という商品がありました。浴槽自体がじんわり発光しているようで癒される光でしたよ。しばらく愛用していたのですが何年か後に壊れてしまってそれっきりになっていました。
最新モデル・バスパレットスペシャル
今回購入したのはバスパレットシリーズの最新モデル・バスパレットスペシャル。でも実は発売日が2004年の11月、なんと13年も前の商品です。当然バンプレスト公式からは販売終了しています。私はたまたま在庫があったので、2017年の05月でも定価の5400円で購入できましたが、オークションサイトなどでは1万円以上の高値がついています。
街のおもちゃ屋さんでホコリを被っているかも
たかがおもちゃのようなLEDライトに5000円以上も出すなんて──と思われそうですが、2ヶ月ほど実際に使用して本当に買ってよかったと満足しています。ひょっとするとあなたの街のおもちゃ屋さんの片隅にホコリを被って残っているかもしれませんのでご紹介しますね。
バスパレットスペシャルの構造
バスパレットスペシャルのつくりは単純です。球体が2つに分かれる構造で、上の半球には単3電池4本とLEDライト、下の半球にはおもりが入っています。電池の交換や主電源のオン・オフは球体をねじって開けるようになっています。そしてさらに上半球にかぶせるカバーもついています。
バスパレットのスイッチの入れ方
主電源は球体を割った内部にありますが、基本的にライトのオン・オフは球体を180度ひっくり返すことで行います。一度ひっくり返すと自動的に七色に色が移り変わるモードに。二度ひっくり返すとその時光っている色で固定できるモードになります。
初期モデルの3倍の光量
以前のバスパレットの違いは、光量。初期モデルの3倍の光の強さがあります。そして光は青→水色→緑→オレンジ→赤→紫がゆっくりと繊細な色で移り変わるので、チカチカすることはありません。強い光にしたい場合はカバーをとったり、淡い光が良い時はカバーをつけたりすることで調節できます。
【動画】バスパレットに照らされる水面
動画でご覧ください。水面がLEDライトに照らされてゆらゆらと揺れ、とても幻想的です。これは青色から緑色に変化しつつ光っているところです。全ての色が一周りするまで10分ぐらいかかります。
南国の海や夕日の海岸を思わせる光
私は水色から緑に変わる時が一番美しいと思います。南国の海でダイビングしたときを思い出します。またオレンジから赤になる時はまるで夕日が沈む海を眺めているような穏やかな気持になれます。自分の好きな色で光を固定できるのもいいですね。
ガラスのアロマランプも併用
バスパレットをつけているときはお風呂の照明を落としているのですが、それだけだと暗く感じる時があります。そのためこんなガラスのアロマランプを買いました。ティーライトキャンドルがガラスの内部に入っているので、シャワーの水がかかって消えることもありません。
植物やランプが落ちないか心配……。
杉やヒノキなどのアロマオイルの時にはグリーンのライト、柑橘系のオイルは南国の海を思わせる青いライトにして楽しんでいます。でも浴槽のふちに置いている観葉植物やアロマライトがどうも不安定でちょっと気になる……。お湯に落っこちたら大惨事だし……。
次回の記事ではこの対策について書きたいと思います。【蒸気夫人(マダムスチーム)】