アイアンシェルフの上の小さなアクアリウム。水槽の大きさは25cm×25cm×25cmです。黄緑色の絨毯の中央には流木を配置して、野原のような穏やかな風景を再現しました。ミスト式で作る簡単な水草水槽です。
3ヶ月ほど水草水槽を設置していたのですが……
制作から2週間後。わさわさと水草も生い茂り水質も安定しました。いずれはここでメダカなど飼ってもいいかもなあと考えていたのですが、この水槽は3ヶ月ほどして作り変えてしまいました。理由はこの記事の下に書きますね。とりあえず以下アクアリウムの作り方です。
【1】水槽の下準備をする
25cm×25cm×25cmのガラス水槽を用意しました。底に保護のためのマットを敷いて、流木の位置決めをします。ソイルの節約のために、ストッキングに入れたハイドロボール(ハイドロカルチャーで使用する粘土を高温で焼いて発泡させたもの)で段差を作りました。ここは水質を安定させるバクテリアのすみかでもあります。
【1】土作り
水槽の底に根腐れ防止のミリオンAを撒き、水草用のソイル・ジェックスの水草一番サンドを敷き詰めます。いろんな水草用ソイルを使ってみましたが、この水草一番サンドが最も使いやすくて水草の成長が良いと思います。
【2】小石を配置
小石をホットボンドで接着しながら高低差をつけて配置します。レイアウトはこんな感じで良さそうです。
【3】種まき
水草の種を数種類撒きました。この種はAmazonで購入したものなのですが、商品ページには品種の詳細がかかれておらず、正体が何なのかよく分かりません。小さい種の方はベビーハイグロフィラ、キューバパールグラスとも言われていますが謎です。
【4】霧吹き
坂の下の方は水面が地面ひたひたになるように、また坂の上の方もたっぷりと霧吹きで湿らせておきます。
【5】ラップと照明の設定
作業が終わったらラップでフタをして、水草用のライトをつけます。タイマーで1日7時間ほど自動点灯し続けました。あとはほったらかし。細工は流々仕上げを御覧じろです。
【7】5日後
5日後に小さな芽がたくさん出てきました。何日で発芽するかはその時の季節や地域によります。種を撒いたのは5月でしたので、比較的早い発芽だと思います。冬はいくら室温を高くしても全く発芽しないこともありますので、できれば春〜初夏、秋に種まきするのが良いかと思います。
【9】1ヶ月後
1ヶ月後です。地面の半分ぐらいが緑になりました。もうちょっと待ったほうが良さそうです。2週間に1度ほどラップを取って霧吹きしていました。その後は再び放置です。この間も毎日自動でライトは点灯していました。
【10】1ヶ月半後
種まきから1ヶ月半が経過しました。地面もほぼ水草で覆われましたので、もうラップは外してもよい時期です。
【11】水草を購入
他にも追加で水草を4種類ほど購入しました。
【12】水草の植え付け
水草をピンセットで流木や石の間に植え込んでいきます。
【13】水を入れる
最後に水を入れます。地面が水流でえぐれないように、アルミホイルを水が当たる部分に敷いてじょうろで水を注ぎました。さて完成!
【14】完成!
と、こんな感じで数カ月間水草水槽を置いていたのですが……。バーのシンクまで結構距離があり、またシンク自体も小さく十分な作業スペースが取れないので水換えのメンテナンスがかなり大変なことが分かりました。
残念ながらアクアリウムは断念することに。ということで次回はテラリウム作りの記事となります。(2020年05月05日〜、202年06月15日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- ガラス水槽
- 水槽用マット
- ハイドロボール
- ストッキング
- ミリオンA
- 水草一番
- アクアリウム用流木
- アクアリウム用石
- 霧吹き
- ラップ
- 水草用ライト
- 謎の水草の種
- アルミホイル
- ピンセット
- じょうろ