【旦那様バー06】デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイクしました

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
旦那様バーの壁は一面本棚になっていて、彼が長年にわたって集め続けたクルマ雑誌がずらっと並んでいます。その本棚にたてかけておくデジタル時計をディーゼルパンク風にリメイクしてみました。重厚な雰囲気になりましたよ。

黒い本棚にしたら妙に時計が浮いてしまいました

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
デジタル時計は何かのお祝いでずいぶん前に旦那様が頂いたものでした。この本棚は最初真っ白だったのですが、この度の駐車場改造計画で真っ黒に塗り直したため、時計の白っぽいデザインが妙に浮いてしまっていました。旦那様から許可をいただいて、これもディーゼルパンク風に作り直すことにしました。

【1】分解作業

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
ではとりかかりましょう。最初に分解作業です。この手のデジタルガジェットはまず機械部分とガワを切り離して塗装するのが一番きれいに仕上がります。脱脂もガワだけジャブジャブと水洗いでできますしね。

【2】分解中止→そのまま塗装します

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
しかし分解してみてわかったのですが、プラスチックの接合部分の頭が潰されていて上手く外れません。配線はカットして、リメイク後にハンダでつけなおせばよいのですが、プラスチックだけ外そうとすると割れる恐れがありました。ということで今回はマスキングを使ってそのまま塗装します。

【3】カシメをつける

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
カシメを使ってリベット打ちを表現します。本体に穴をあけて固定する方法もありますが、今回は表面に接着する方法をとります。レザークラフトに使う万能打ち台(カシメ用下受プレート台)を使って、金槌で足をつぶします。カシメを一定間隔で時計本体に木工用多用途ボンドで接着します。

【4】マスキングと脱脂

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
デジタル表示の窓部分にマスキングテープを貼って養生します。全体を中性洗剤を含ませたコットンでこすり、よく水分を拭き取って乾燥させます。

【5】下地作り

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
塗装のつきを良くするために下地材(ミッチャクロン)を吹き、完全に乾燥させます。

【6】本塗装

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク

タカラ塗料 水性アクリル アイアン風ペイントで塗装します。筆で叩くように塗ると、ザラザラとしたテクスチャになります。左が塗った直後。テカテカしていますが、乾燥すると右の画像のように完全にマットになります。

【7】額縁作り

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
このままでも十分かっこいいのですが、木製のモールで額縁を作ってさらに重厚感を出します。額縁の作り方は以下の記事で書きましたので省略します。ただしこちらは別の色合いにしたかったので、アイアン風ペイントではなくワシンの木部着色剤(ステイン)で染めました。色はマホガニーです。その後水性ウレタンニスで仕上げをします。

【旦那様バー03】壁にネオンサインをつけたらバーらしくなりました
バーにつきもののネオンサインを作りました。これがあるとぐっとバーらしくなりますね。実際のところこれはネオン管のライトではなくてLEDなのですが、青色の光はサイバーパンク的でもあり、レンガ壁となかなか合っていると思います。

【8】完成!

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
完成! 時刻を見ると朝の9時半に工作を開始して、午後3時50分ごろに完成していますね。途中乾燥の待ち時間もありますので、実際の作業時間は3〜4時間ほどでできあがりました。休日の工作としては丁度よいぐらいです。

旦那様にも好評をいただきました

デジタル時計をディーゼルパンク風にリメイク
本棚に飾ってみました。これでバー全体の雰囲気にマッチした時計になりましたね。旦那様にも「イメージがすごく変わってかっこいいね」というコメントをいただけました。もちろん時計としての機能には何の問題もありません。(2019年12月07日制作)

【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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